ひねもす俳句:梅雨のなか休み

七夕かざり
七夕や三ツ星適ふ高尾山 /勝美

雨上がりのクモの巣

朝日浴びレースの真珠生き生きと /勝美

肩組んで歩く

この道や茅の輪くぐれば新しき /勝美

桃たくさん

箱入りは娘のみかや桃もまた  /勝美

雨上がりのヤツデ

天狗棲む山といひけり佛法僧 /勝美

(↓作者よりコメント)
ちなみに七夕は秋の季語、桃も秋の季語、
蜘蛛の巣は夏、茅の輪も夏、
八つ手の花は冬の季語。八つ手は季語でない。
佛法僧は夏の季語。

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酔花忌俳句大会2009

ひねもす作者勝美さんが、川崎の酔花忌俳句大会2009に出席しました。
酔花忌は、川崎出身の詩人・作詞家の佐藤惣之助の命日5月15日を記念して開催。
佐藤惣之助は「酔花」の俳号で俳句も詠んでいたそうです。
詳しいことは、佐藤惣之助 – Wikipediaで。
応募句は、15位。(「おはずかしい限り」と作者弁。)

溪水を掬ふ指先新樹光 /勝美

当日の句会は、席題2句で1句目は花水木(季語)、他はふるさと(詠込み)。

花水木煉瓦で囲ふ女学校   /勝美
ふるさとの棚田天まで風薫る /勝美

2句とも高点だったそうです。
その場で発句するのは、瞬発力が要りそうですね。

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