ひねもす俳句:梅雨のはざまに

梅雨明けを告ぐるも誰も無関心
梅雨明けを告ぐるも誰も無関心 /勝美
象嵌の玉手箱めく山法師 /勝美
象嵌の玉手箱めく山法師
二の腕の日焼けの果ての吹き出物
二の腕の日焼けの果ての吹き出物 /勝美
汗引かず激辛カレーの正体これ /勝美
汗引かず激辛カレーの正体これ
生身魂互ひに白髪称へあふ
生身魂互ひに白髪称へあふ /勝美

「ひねもす俳句:梅雨のはざまに」への2件のフィードバック

  1. 自分の生まれ月でエコ贔屓しているせいか、6月はダントツ優勝だと思っています。
    まず、夏至がある。紫陽花が咲く。ほかにも意外にたくさんの花が咲く。
    8月じゃないですよ夏は。夏は6月!
    ただ雨がね〜ジメジメ蒸し蒸しが。が、それも植物にはなくてはならない恵みの雨でもあるので。
    濡れるの覚悟で雨の中の散歩も楽しい。写真は撮りづらいけど。
    今回の写真は梅雨に入るギリギリの時。雨は降っていません。
    春から夏へのバトンタッチの風景ですね。

  2.  連日の暑さにはほとほとお手上げ状態。地球がちょっと変じゃないかと思うほど気象も異常。そういう環境下でシコシコと俳句に明け暮れている昨今。一句目は蛍袋。寄り集まっても思うことは色々か孤独に思案しているように思える。梅雨が明けようが我関せず焉、という風情。蛍袋も疲れているのだろうなあ。二句目は山法師。花の図柄が小箱の象嵌のよう。パンドラの箱もこういう感じかなあ。三句目はキノコ?が生えている木の幹。日焼けが高じて吹き出物化して痛々しい。掻きむしるとかえって痒さが増大して悪化するのでご注意。四句目は色々のスパイス。夏の暑さには気分を爽快にしてくれそう。クラフトコーラの原料だそうで煮汁を炭酸水で割るとよろしいそう。丁子、八角、肉桂、などカレーの必需品。最後の句はクレマチスの花の終わりの姿とか、白髪老人三人がお互いの健康を祝し合っている景に見えた。

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