ひねもす俳句:春彼岸

春の用水路
春陰や流れは川の弧に沿ひて /勝美

アオサギ

ブロンズの青鷺置かれゐる春野  /勝美

夜のお地蔵

町内に目立つ抗争彼岸寒 /勝美

タンポポ

たんぽぽは花冠に身を挺す /勝美

弁当たくさん

我からに湧かぬ食欲春愁  /勝美

14 thoughts on “ひねもす俳句:春彼岸

  1. >春陰や流れは川の弧に沿ひて
    川面に浮かぶ桜は、春の醍醐味ですね。
    >ブロンズの青鷺置かれゐる春野
    大きな鳥は、なにか神々しい感じがします。
    >町内に目立つ抗争彼岸寒
    最近物騒な話題をよく耳にしますが、カタギじゃないどうしがやってる限りは、自爆テロより何倍もマシです。
    >たんぽぽは花冠に身を挺す
    たんぽぽは、茎の短いうちから花が咲いて、そのまま大きくなっていくようです。
    最期は王の頭上に登れるといいですね。
    >我からに湧かぬ食欲春愁
    コアラは、食べた以上に動くと「消耗病」という病で死んでしまうそうです。
    心も体も消耗しないようにしたいものです。

  2. おはようございます。
    吟行楽しみにしてます。
    宜しくお願いします。
    ブロンズ〜頂きます。

  3. おはようございます。
    いよいよ桜も開花しましたね楽しい季節
    になりました。
    新江戸川公園どんなところか楽しみです。
    久しぶりの吟行でどんなことになるのか、
    皆さんに会うのも楽しみです。
    今月のお気に入り二句です。
    ブロンズの青鷺置かれゐる春野  /勝美
     
    春陰や流れは川の弧に沿ひて  /勝美

  4. のうそうさん こんにちは。コメントありがとうございます。今度ぶらぶら散歩しましよう。

  5. ひつじさん こんにちは。コメントありがとう。今日は獺祭4月号の校正に出かけていました。吟行楽しみです。

  6. 由人さん コメントありがとうございます。春陰、春愁、の季節ですが楽しく吟行で気分転換しましょう。

  7. 勝美様
    暫く事情があり、ご無沙汰して申し訳ありませんでした。
    何時も勉強させて頂いております。
    今回の「春彼岸」にて「春陰」という季語を初めて知りまた!
    今回の5句のうち、私の最も好きな句は
    「春陰や流れは川の弧に沿ひて」です。
    春とはいえところどころに残る憂いを巧みに表現していると感服しています。
    千葉の徘徊老人

  8. 高達さんへ おはようございます。昨日は新江戸川公園へ吟行してきました。桜は二三分でした。コメントありがとう。春陰は主観的ですが趣きある季語ですよね。明るさにつきまとうような陰が春には相応しい気分を醸します。

  9. こんばんは
    ようやく春らしい暖かさがやって来たようです。
    ひねもす俳句「春彼岸」拝見致しました。
    相変わらずレスが遅くなり相済みません。取敢えず2句に、
    ●春陰や流れは川の弧に沿ひて  /勝美
     春陰は難しい季語ですが、本意は春の曇天。でもこの句は水面に映る薄い春の影にも通じているようです。
    ●ブロンズの青鷺置かれゐる春野  /勝美
     ブロンズと言い切った所が良かったですね。如何にも魚を狙う様に鷺の像を置いた人のユーモアが感じられます。

  10. 要介さん こんにちは。コメントありがとうございます。今日は獺祭首都圏同人会の吟行で小石川後楽園です。桜も見頃かもです。
    頑張って来ます。

  11. うらわの俳人様 モバラ座の俳人、渓春です。感想が遅くなりました。小石川ではお世話になりました。絶好の花見日和でした。白鷺君や鴨君たちも喧騒をよそにのんびりと春爛漫を楽しんでいましたね。吟行会は佳句揃いでした。以下いただきです。
    ✤春陰や流れは川の弧に沿ひて /勝美
    湾曲に沿ってゆったりとした流れを春陰と表現されたのはさすがです。花冷え、花曇りの日の今日はまさにその通り天気です。
    ✤ブロンズの青鷺置かれゐる春野  /勝美
    なるほど、ブロンズの像ですね。じっと瞑想するが如く佇む姿、悟りを開いた高僧の様でもあります。
    ✤町内に目立つ抗争彼岸寒 /勝美
    「まぁまぁそのように腹を立てずに落ち着きましょうよ」とでも言っておられるようなお地蔵様ですね。
    ✤たんぽぽは花冠に身を挺す /勝美
    最近はタンポポもほとんどが外来種のようです。動植物の世界では日本固有の種がどんどん減っているのが悲しいです。日本の少子高齢化が進めば日本人も外来種にとって代わられるのもそれほど遠くない?(笑)いや笑い事ではない…
    ✤我からに湧かぬ食欲春愁  /勝美
    春愁、愁思と季語にありますが、季節の変わり目はなぜかふと憂いを感じるものですね。まして食欲が湧かないとなると…分かります。食前酒が便りですね。
    有難うございました。

  12. 溪春さん おはようございます。小石川後楽園吟行お疲れさまでした。ひねもすへコメントありがとうございます。食前酒よし食後の酒もまた良しですね。今後とも良い酒を酌み交わしましょう。

  13. ★ブロンズの青鷺置かれゐる春野  /勝美
    ブロンズ像と春野。情景が伝わって来ます。春野は、幼い頃に、近所の友達とよく遊んだ思い出があり懐かしく、春の草の匂いも甦ってきます!
    ★たんぽぽは花冠に身を挺す /勝美
    犠牲的精神、縁の下の力持ちを詠みつつ、これから訪れる色とりどりの野原の春をたんぽぽの花冠で明るく表現されていて、素敵な句です。
    勝美さん、「春彼岸」大変遅くなりました。
    先月後半は主人の兄の三回忌があり、九州に行ったりで、あっという間に過ぎた3月でした。
    昨日も勝美さんのお蔭で、沢山お勉強をすることが出来ました。本当に前向きに、俳句を頑張らなければという思いを新たにしました。来月もご指導を宜しくお願い致します!

  14. 知意子さん おはようございます。横浜句会勉強させて頂きました。
    コメントありがとう。鑑賞の勉強に役立つと思いますよ。これからもよろしくです。

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