ひねもす俳句:春の躍動 2016年3月1日2016年3月1日 ひねもす俳句 佐保姫は見目よく匂ふばかりなり /勝美 瞑想は祈りへ転ず3・11忌 /勝美 鞘当ては終はることなし恋の猫 /勝美 春愁や役に立つこと能はざる /勝美 囀りにしばし静寂のありにけり /勝美
>佐保姫は見目よく匂ふばかりなり 桜を知らない海外の人が桜の匂いをかいだとき、どう思うか聞いてみたいです。 >瞑想は祈りへ転ず3・11忌 まだ5年。ずいぶん前のような気もしますが、半減期にはまだまだ遠いです。 >鞘当ては終はることなし恋の猫 猫たちが住みやすい街であって欲しいです。 >春愁や役に立つこと能はざる この馬は事件に巻き込まれたようですねw。 >囀りにしばし静寂のありにけり 本来は、「リサイタル」って独りで演奏するときに使うらしいです。 返信
このたびは獺祭誌の編集長にご就任と伺いました。 おめでとうございます。 いよいよ大役ですね。大役というより、それこそ 獺祭のコンダクターのような重役です。 心配なのは健康だけです。さいわい勝美さんは身体 強健ですからその点は大丈夫でしょう。 どうぞご無理をせずに勝美さんペースでご活躍 ください。 三月に入りました。本格的な春がすぐやって来ます。 今回のお気に入りの二句です。 瞑想は祈りへ転ず3・11忌 /勝美 囀りにしばし静寂のありにけり /勝美 返信
佐保姫は見目よく匂ふばかりなり /勝美 春になれば桜餅!春はやっぱり桜色にこの匂い。 でも佐保姫という名の和菓子も別にありますね。 こちらはお菓子屋さんによってまちまちのようですが、 羽衣を模した形が多いようです。 瞑想は祈りへ転ず3・11忌 /勝美 5年経っても全然ケリがついていないですね。 祈りは何もできない人も手に入れられる免罪符かも。 鞘当ては終はることなし恋の猫 /勝美 写真の猫たちは、大井町の駅近くにあります。 大井町に住んだ詩人・萩原朔太郎の「青猫」にちなんだものだそうです。 猫好き(猫に好かれる)には悪者はいない、と思う。 また猫のいる街はなんだかホッとします。どの猫もしあわせになってほしい。 春愁や役に立つこと能はざる /勝美 この馬、いったいどうしたんでしょうね。 ここまでぐるぐる巻きにされると気の毒。 なにかストーリーが生まれそうです。 囀りにしばし静寂のありにけり /勝美 鳥の声は春のBGMにぴったりです。 鳥も猫も普通に周りに居て、のんびり春風に吹かれながら お花見する…そんなハッピーが幻想にならないように、 守るべきものは守りたいです。 返信
こんばんは 毎度遅い顔出しで恐縮です。 私共の隔月刊のミニ結社でもスタッフの不慣れもあって仲間の編集長は大変な忙しさです。どうぞお身体にお気を付け頂きたく存じます。 「春の躍動」ご紹介有難うございます。 今回は写真と離れて2句を鑑賞させて頂きました。 ◆瞑想は祈りへ転ず3・11忌 /勝美 重さが難しい季語ですね。5年経っても未だ記憶が生々しく朝晩の生活全てが祈りへ繋がる時間が続いています。合掌! ◆囀りにしばし静寂のありにけり /勝美 しじまがあってこその囀りですね。その静寂を取り上げた所がお手柄だったと思います。 返信
うらわの俳人様モバラ座の俳人渓春です。感想遅くなりました。桜ももうすぐですね。 ✤佐保姫は見目よく匂ふばかりなり /勝美 和菓子と洋菓子は色や形に文化の違いが表れて面白いと思います。職人の技はまさにこの句のように見目良く匂うような感じを出すように創意工夫するのでしょう。佐保姫…の句は自然体の佳句だと思います。 瞑想は祈りへ転ず3・11忌 /勝美 ✤3・11忌は季語なのですね。あれから5年、あまりに衝撃的な事だったので記憶はまだ鮮明ですが、風化しないように、犠牲者への祈りを心掛けたいと思います。敬虔な祈り(?)の猫ちゃんが可愛い!! ✤鞘当ては終はることなし恋の猫 /勝美 鞘当と詠んだ着眼点が面白いです。わが家の猫は親子ですから鞘当はありませんが、恋の季節には他家の猫と喧嘩が絶えません。 ✤春愁や役に立つこと能はざる /勝美 がんじがらめ、という表現がぴったりです。駒の目が悲しそう。撤去したほうが早いと思うのですが…。駒としてみれば存在を否定されたわけで、確かに春の憂い。 有難うございました。今月末の小石川後楽園の吟行、よろしくお願いします。 返信
◆瞑想は祈りへ転ず3・11忌 /勝美 3月に入ると5年前の震災の日についてのテレビ報道番組が増え、あらためてお亡くなりになった方々や被災された方々を思う日々です。その年の9月には、母を亡しており、大きな2つの出来事があった、忘れられない年となりました。写真の真ん丸い頭の猫が、とっても可愛くて癒されます!(^O^)♪♪♪ ◆鞘当ては終はることなし恋の猫 /勝美 正に深夜の猫の恋の、あの突き刺すような声が、いったいいつまで続くんだろうと思ってしまいます。その様子がそのまま詠まれていると思います! ◆春愁や役に立つこと能はざる /勝美 何か上手くいかない悶々とした気持ちと春愁という言葉がマッチしていているように思いました。 ◆囀りにしばし静寂のありにけり /勝美 遊歩道などを散策しているときの囀りは、大自然の中にいることを再確認できるひと時ですが、囀りが、すっと途切れ、静寂となる時があります。その情景がそのまま伝わってきます。 今日の句会も、お蔭様で楽しく学ばせて頂くことが出来ました。これからも、よろしくお願い致します。 返信
>佐保姫は見目よく匂ふばかりなり
桜を知らない海外の人が桜の匂いをかいだとき、どう思うか聞いてみたいです。
>瞑想は祈りへ転ず3・11忌
まだ5年。ずいぶん前のような気もしますが、半減期にはまだまだ遠いです。
>鞘当ては終はることなし恋の猫
猫たちが住みやすい街であって欲しいです。
>春愁や役に立つこと能はざる
この馬は事件に巻き込まれたようですねw。
>囀りにしばし静寂のありにけり
本来は、「リサイタル」って独りで演奏するときに使うらしいです。
のうそうさん こんばんは。布施高校の同窓会へ行ってきました。
去年一年間で死亡9名。参加は少なくなるばかり。「春の躍動」のタイトルが字義通りにはやくきて欲しいです。
このたびは獺祭誌の編集長にご就任と伺いました。
おめでとうございます。
いよいよ大役ですね。大役というより、それこそ
獺祭のコンダクターのような重役です。
心配なのは健康だけです。さいわい勝美さんは身体
強健ですからその点は大丈夫でしょう。
どうぞご無理をせずに勝美さんペースでご活躍
ください。
三月に入りました。本格的な春がすぐやって来ます。
今回のお気に入りの二句です。
瞑想は祈りへ転ず3・11忌 /勝美
囀りにしばし静寂のありにけり /勝美
由人さん こんにちは。コメントありがとうございます。お互い、健康に過せるようにありたいものですね。今月25日(金)あたりに吟行出来ればと思っています。ご都合如何でしょうか。
佐保姫は見目よく匂ふばかりなり /勝美
春になれば桜餅!春はやっぱり桜色にこの匂い。
でも佐保姫という名の和菓子も別にありますね。
こちらはお菓子屋さんによってまちまちのようですが、
羽衣を模した形が多いようです。
瞑想は祈りへ転ず3・11忌 /勝美
5年経っても全然ケリがついていないですね。
祈りは何もできない人も手に入れられる免罪符かも。
鞘当ては終はることなし恋の猫 /勝美
写真の猫たちは、大井町の駅近くにあります。
大井町に住んだ詩人・萩原朔太郎の「青猫」にちなんだものだそうです。
猫好き(猫に好かれる)には悪者はいない、と思う。
また猫のいる街はなんだかホッとします。どの猫もしあわせになってほしい。
春愁や役に立つこと能はざる /勝美
この馬、いったいどうしたんでしょうね。
ここまでぐるぐる巻きにされると気の毒。
なにかストーリーが生まれそうです。
囀りにしばし静寂のありにけり /勝美
鳥の声は春のBGMにぴったりです。
鳥も猫も普通に周りに居て、のんびり春風に吹かれながら
お花見する…そんなハッピーが幻想にならないように、
守るべきものは守りたいです。
あわさん コメントありがとう。佐保姫なる和菓子があるのですね。メレンゲかスフレみたいなのかしら。春の躍動を感じられる時期になりました。お花見に出かけますかね。
おはようございます。
吟行楽しみにしてます。
宜しくお願いします。
瞑想〜頂きます。
ひつじさん おはようございます。コメントありがとう。3・11忌という重い季語は軽軽に使うべきではないのでしょうが、許されよ。
吟行楽しみですね。
こんばんは
毎度遅い顔出しで恐縮です。
私共の隔月刊のミニ結社でもスタッフの不慣れもあって仲間の編集長は大変な忙しさです。どうぞお身体にお気を付け頂きたく存じます。
「春の躍動」ご紹介有難うございます。
今回は写真と離れて2句を鑑賞させて頂きました。
◆瞑想は祈りへ転ず3・11忌 /勝美
重さが難しい季語ですね。5年経っても未だ記憶が生々しく朝晩の生活全てが祈りへ繋がる時間が続いています。合掌!
◆囀りにしばし静寂のありにけり /勝美
しじまがあってこその囀りですね。その静寂を取り上げた所がお手柄だったと思います。
要介さん おはようございます。コメントありがとうございます。3・11は忘れる事の出来ない自然災害と人為的災害の複合の未曾有の災害で、未だに禍根を残しているのは「日本死ね」ですよね。
うらわの俳人様モバラ座の俳人渓春です。感想遅くなりました。桜ももうすぐですね。
✤佐保姫は見目よく匂ふばかりなり /勝美
和菓子と洋菓子は色や形に文化の違いが表れて面白いと思います。職人の技はまさにこの句のように見目良く匂うような感じを出すように創意工夫するのでしょう。佐保姫…の句は自然体の佳句だと思います。
瞑想は祈りへ転ず3・11忌 /勝美
✤3・11忌は季語なのですね。あれから5年、あまりに衝撃的な事だったので記憶はまだ鮮明ですが、風化しないように、犠牲者への祈りを心掛けたいと思います。敬虔な祈り(?)の猫ちゃんが可愛い!!
✤鞘当ては終はることなし恋の猫 /勝美
鞘当と詠んだ着眼点が面白いです。わが家の猫は親子ですから鞘当はありませんが、恋の季節には他家の猫と喧嘩が絶えません。
✤春愁や役に立つこと能はざる /勝美
がんじがらめ、という表現がぴったりです。駒の目が悲しそう。撤去したほうが早いと思うのですが…。駒としてみれば存在を否定されたわけで、確かに春の憂い。
有難うございました。今月末の小石川後楽園の吟行、よろしくお願いします。
◆瞑想は祈りへ転ず3・11忌 /勝美
3月に入ると5年前の震災の日についてのテレビ報道番組が増え、あらためてお亡くなりになった方々や被災された方々を思う日々です。その年の9月には、母を亡しており、大きな2つの出来事があった、忘れられない年となりました。写真の真ん丸い頭の猫が、とっても可愛くて癒されます!(^O^)♪♪♪
◆鞘当ては終はることなし恋の猫 /勝美
正に深夜の猫の恋の、あの突き刺すような声が、いったいいつまで続くんだろうと思ってしまいます。その様子がそのまま詠まれていると思います!
◆春愁や役に立つこと能はざる /勝美
何か上手くいかない悶々とした気持ちと春愁という言葉がマッチしていているように思いました。
◆囀りにしばし静寂のありにけり /勝美
遊歩道などを散策しているときの囀りは、大自然の中にいることを再確認できるひと時ですが、囀りが、すっと途切れ、静寂となる時があります。その情景がそのまま伝わってきます。
今日の句会も、お蔭様で楽しく学ばせて頂くことが出来ました。これからも、よろしくお願い致します。
溪春さん おはようございます。コメント感謝です。3・11忌は重い季語と言うべきでしょうか、軽率な気持ちではいけないと考える昨今です。小石川後楽園吟行よろしくお願いします。
知意子さん コメントありがとうございます。横浜句会では楽しく勉強が出来てよかったです。次月の兼題で面白い句を作りました。早く発表したいです。