ひねもす俳句:秋暑し 2008年9月3日2018年9月19日 pure2 15件のコメント 秋暑し手つかずの皿回るだけ /勝美 新涼や早くも点る街路灯 /勝美 一粒の葡萄一句を生ぜしむ /勝美 茄子の花やがて一句となる言葉 /勝美 ゼフィロスの秋声耳にひとり旅 /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:残暑 2008年8月14日2018年9月19日 pure2 17件のコメント 釣といふ殺生四万六千日 /勝美 暫くの生命を休め蝉鳴かず /勝美 夕焼けを戴き街に言葉なし /勝美 喜びは尾を曳くものよ北京夏 /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:夏休み 2008年7月28日2018年9月19日 pure2 10件のコメント 旅立ちに言葉はいらぬ夏あざみ /勝美 ふるさとの大仕掛けなる誘蛾灯 /勝美 蓮開く打ち止めとなるパチンコ台 /勝美 霍乱や憤怒の色の街に住み /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:盛夏 2008年7月17日2018年9月19日 pure2 14件のコメント ランタナは季語に未だし七変化 /勝美 許されてしばしの午睡調教師 /勝美 青唐辛子己が辛さに青ざめる /勝美 水遊びつづくや俄雨のなか /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:夏まぢか 2008年6月18日2018年9月19日 pure2 14件のコメント ガリバーの黴の胞子や気球めく /勝美 長柱立てて大工の三尺寝 /勝美 白服の行くや修学旅行生 /勝美 青玉を掌もて掬へり額の花 /勝美 向日葵の単眼何を窺ふや /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:六月 2008年6月2日2018年9月19日 pure2 12件のコメント 手掴みに作法などなし裸の子 /勝美 酢漿(かたばみ)を咲かせ空き家となりにけり /勝美 麦秋やふつくら浮かぶ飛行船 /勝美 虹ならばなほ良かるべしすべり台 /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:初夏 2008年5月17日2018年9月19日 pure2 14件のコメント 一輪の大き夏花や供養塔 /勝美 父の日もごろごろ髭を剃らずをり /勝美 巴里祭花舖は鉢花溢れさす /勝美 緑蔭や葬送の列はや見えず /勝美 【作者より注釈】 夏花は「げばな」とよむ。夏安居(げあんご)90日間懇ろに 花を仏に供える、その花をいう。 続きを読む/コメントを書く