ひねもす俳句:秋暑し 2008年9月3日2018年9月19日 pure2 ひねもす俳句 秋暑し手つかずの皿回るだけ /勝美 新涼や早くも点る街路灯 /勝美 一粒の葡萄一句を生ぜしむ /勝美 茄子の花やがて一句となる言葉 /勝美 ゼフィロスの秋声耳にひとり旅 /勝美
蛇足:5枚目の写真の花はたますだれという名の植物。 横文字ではゼフィランサスという。ギリシャ神話の西風の神ゼフィロス と、ギリシャ語の花アンサスの合成語。俳句では植物のたますだれと 西風の神の秋声とを洒落て句に仕立てました。 返信
この度は大変おせわになりました。 ほぼ成功の部類と言ってもよいと思います。反省点もいろいろ 見つかりました。追々にご相談申し上げます。 1、秋暑し手つかずの皿回るだけ /勝美 この句は良く出来ています。回転すしでの吟と情況設定 すれば、客の手が伸びずに幾回りもして、乾らびてくる 鮨は最早「秋暑し」の何ものでもありません。秀句。 2、新涼や早くも点る街路灯 /勝美 「早くも」の措辞は不要ではないでしょうか。写真のイ メージとはことなりますが、勝手に詠めば、 *わが街の銀座灯りて涼新た 大変失礼を申し上げました。 3、一粒の葡萄一句を生ぜしむ /勝美 「一粒」、「一句」で首を傾げてしまいました。 一粒の葡萄千句を生ぜしむ と大法螺を吹いてみます。 4、茄子の花やがて一句となる言葉 /勝美 3番同様にナスは一花一実ですから、やや箴言のように 聞えてしまいます。 5、ゼフィロスの秋声耳にひとり旅 /勝美 「ゼフィロスの秋声」は如何でしょうか。 単に *たますだれの花に囁くひとり旅 では如何。 相変わらずの愛想の無いコメントで申し訳ございません。 ご叱声は何なりとお受けいたします。 返信
「蔵王吟行」、大変お世話になりました。 大吟醸で励みを付けて頂いたお蔭で、なんとか皆さんについて ゆけました。 有難うございました。 秋暑しから 秋暑し手つかずの皿回るだけ /勝美 新涼や早くも点る街路灯 /勝美 日の入りが早くなるこの頃、寂しさを訴えた母を思い出します。この時季の寂寥感を描いた佳句。それにしても閑散とした 回転すし屋で空しく回る皿は哀れを催しますね。 一粒の葡萄一句を生ぜしむ /勝美 茄子の花やがて一句となる言葉 /勝美 この二句に勝美さんの源泉を見た思いがします。 珠玉のような実を付けた葡萄の一粒一粒が、そして千に一つの徒もない茄子の花。 湧くがごとく佳句・秀句をあみ出される勝美さんご自身を二句から感じます。 今回も美しい映像と佳句から、秋の入り口に気持ちよく立たせて頂きました。 有難うございました。 返信
蔵王吟行では大変お世話になりました。 また、今回はミニ吟行が急にできない事態になり ご迷惑をおかけしました。 近々にまたぜひ北の丸公園ミニ吟行をお願いします。 相変わらずの達者な句ばかりで惚れ惚れします。 私が好きな句です。 秋暑し手つかずの皿回るだけ /勝美 返信
一粒の葡萄一句を生ぜしむ /勝美 この句の写真、見つめてしまいました。はちきれんばかりの 葡萄に近づく可愛い手!! まさに、そのおててが一粒掴んで、お口に持っていく・・・ 生きているってそういうことだなあ、と思わせてくれます。 返信
>秋暑し手つかずの皿回るだけ 一皿100円の回転寿しなら、小茄子やトンカツが乗ってるような 変わりネタにも手を出さないわけではないのですが、 これが一皿157円とかになると、途端に冒険心が失せるのは、 やはり意気地がないからでしょうかw 食欲が失せるような暑さの中、寿司でもつまもうかと入った店。 空調の効いた店内のレーンで、何週も同じ外の景色を眺める寿司の気持ちになると ちょっと切なくなってきました。 >新涼や早くも点る街路灯 閉店間際の蛍の光と、早めに灯った街灯ほど そわそわして居心地の悪くなるものはありません。 まだまだ暑いな〜と思っても毎夕、日が短くなっていることに 切なさを感じます。 >一粒の葡萄一句を生ぜしむ 写真のような大粒の葡萄ならまだしも、 これがデラウェアだったら、どかどか湧いてくる俳句に ぐったりしそうです。 >茄子の花やがて一句となる言葉 一句が確定ならば、誰も馬鹿茄子と呼ばないでしょうね。 あ、逆に本物のバカナスは、毒があるので、風刺の効いた一句が生まれそうです。 >ゼフィロスの秋声耳にひとり旅 ゼフィロスって響きが背広に似てます。 背広を背中に背負ってのひとり旅。 秋の出張も乙なものです。 返信
こんばんは。先日はお世話になりました。
茄子の花〜頂きます。
おはようございます。
吟行旅行ではお世話になりました。
楽しさ一杯の旅で、迷句が出来てよかった。
またやりましょうね。
蛇足:5枚目の写真の花はたますだれという名の植物。
横文字ではゼフィランサスという。ギリシャ神話の西風の神ゼフィロス
と、ギリシャ語の花アンサスの合成語。俳句では植物のたますだれと
西風の神の秋声とを洒落て句に仕立てました。
この度は大変おせわになりました。
ほぼ成功の部類と言ってもよいと思います。反省点もいろいろ
見つかりました。追々にご相談申し上げます。
1、秋暑し手つかずの皿回るだけ /勝美
この句は良く出来ています。回転すしでの吟と情況設定
すれば、客の手が伸びずに幾回りもして、乾らびてくる
鮨は最早「秋暑し」の何ものでもありません。秀句。
2、新涼や早くも点る街路灯 /勝美
「早くも」の措辞は不要ではないでしょうか。写真のイ
メージとはことなりますが、勝手に詠めば、
*わが街の銀座灯りて涼新た
大変失礼を申し上げました。
3、一粒の葡萄一句を生ぜしむ /勝美
「一粒」、「一句」で首を傾げてしまいました。
一粒の葡萄千句を生ぜしむ と大法螺を吹いてみます。
4、茄子の花やがて一句となる言葉 /勝美
3番同様にナスは一花一実ですから、やや箴言のように
聞えてしまいます。
5、ゼフィロスの秋声耳にひとり旅 /勝美
「ゼフィロスの秋声」は如何でしょうか。
単に *たますだれの花に囁くひとり旅 では如何。
相変わらずの愛想の無いコメントで申し訳ございません。
ご叱声は何なりとお受けいたします。
今回はたいへんお世話になりました。
これで、吾亦紅の絆が一段と固くなったのでは
ないでしょうか。
コメントいちいち納得です。
もっともっと磨きをかけたいと思います。
ありがとうございました。
「蔵王吟行」、大変お世話になりました。
大吟醸で励みを付けて頂いたお蔭で、なんとか皆さんについて
ゆけました。 有難うございました。
秋暑しから
秋暑し手つかずの皿回るだけ /勝美
新涼や早くも点る街路灯 /勝美
日の入りが早くなるこの頃、寂しさを訴えた母を思い出します。この時季の寂寥感を描いた佳句。それにしても閑散とした
回転すし屋で空しく回る皿は哀れを催しますね。
一粒の葡萄一句を生ぜしむ /勝美
茄子の花やがて一句となる言葉 /勝美
この二句に勝美さんの源泉を見た思いがします。 珠玉のような実を付けた葡萄の一粒一粒が、そして千に一つの徒もない茄子の花。 湧くがごとく佳句・秀句をあみ出される勝美さんご自身を二句から感じます。
今回も美しい映像と佳句から、秋の入り口に気持ちよく立たせて頂きました。 有難うございました。
食欲の秋、特に葡萄が美味しそう(^・^)
圭さんへ みちのく吟行ではお世話さまでした。
楽しい旅でしたね。
苑子さんへ わざわざ有難うございます。
これからも、どうぞよろしく。
蔵王吟行では大変お世話になりました。
また、今回はミニ吟行が急にできない事態になり
ご迷惑をおかけしました。
近々にまたぜひ北の丸公園ミニ吟行をお願いします。
相変わらずの達者な句ばかりで惚れ惚れします。
私が好きな句です。
秋暑し手つかずの皿回るだけ /勝美
由人さん おはようございます。
邦夫さんの綿密な作業による旅吟一覧プリントして
眺めています。名句そろいで圧倒されます。
北の丸吟行そのうちにね。
一粒の葡萄一句を生ぜしむ /勝美
この句の写真、見つめてしまいました。はちきれんばかりの
葡萄に近づく可愛い手!!
まさに、そのおててが一粒掴んで、お口に持っていく・・・
生きているってそういうことだなあ、と思わせてくれます。
おはようございます。
今回の吟行は何から何まで、お世話さまでした。
吾亦紅のつながりが一層強くなったように思います。
これからもよろしく。
信州に移住した人生
松本市郊外にあります山辺ワイナリー
この地域屈指のぶどうの産地にあるワイナリーで、ここで製造されているワインの質もなかなからしいです。(あまりワインは飲…
>秋暑し手つかずの皿回るだけ
一皿100円の回転寿しなら、小茄子やトンカツが乗ってるような
変わりネタにも手を出さないわけではないのですが、
これが一皿157円とかになると、途端に冒険心が失せるのは、
やはり意気地がないからでしょうかw
食欲が失せるような暑さの中、寿司でもつまもうかと入った店。
空調の効いた店内のレーンで、何週も同じ外の景色を眺める寿司の気持ちになると
ちょっと切なくなってきました。
>新涼や早くも点る街路灯
閉店間際の蛍の光と、早めに灯った街灯ほど
そわそわして居心地の悪くなるものはありません。
まだまだ暑いな〜と思っても毎夕、日が短くなっていることに
切なさを感じます。
>一粒の葡萄一句を生ぜしむ
写真のような大粒の葡萄ならまだしも、
これがデラウェアだったら、どかどか湧いてくる俳句に
ぐったりしそうです。
>茄子の花やがて一句となる言葉
一句が確定ならば、誰も馬鹿茄子と呼ばないでしょうね。
あ、逆に本物のバカナスは、毒があるので、風刺の効いた一句が生まれそうです。
>ゼフィロスの秋声耳にひとり旅
ゼフィロスって響きが背広に似てます。
背広を背中に背負ってのひとり旅。
秋の出張も乙なものです。
おはようございます。
のうそうさんもいいアイデアの作品をどしどし発表して下さい。
期待しております。