ひねもす俳句:春は弥生

喜びの色溢れけり入学す
喜びの色溢れけり入学す /勝美
修二会果て人影靄に立ち尽くし /勝美
修二会果て人影靄に立ち尽くし
北窓を開くことなきたたづまひ
北窓を開くことなきたたづまひ /勝美
越冬のキリガ凄まじ枯木然 /勝美
越冬のキリガ凄まじ枯木然
人目引くトイレ在りけり植木市
人目引くトイレ在りけり植木市 /勝美

「ひねもす俳句:春は弥生」への2件のフィードバック

  1. 春は弥生❗️学生は試験と卒業と入学と悲喜交々の時期。一句目はミモザ。湧き出すような黄色が勇気をもたらすようだ。未来が見えるよう。二句目は朝もやの立木群。あたかも修二会を終えての群衆の冷めやらぬ影。大松明で走る僧の力強さに圧倒される。火の粉がばらばらと降り注ぐ。圧巻。次は毒蛾のキバラモクメキリガの越冬姿。自然のふしぎをまざまざ。四句目は廃屋。窓を開ける人は居ない。想像は続く。最後は芸術的トイレ。休憩したくなるねえ!植木市も始まるとだろうねえ。

  2. 春は弥生_といいつつも、今日は肌寒い!!春雨でもない。

    さて、写真について先に。
    イタリアでは3月8日の国際女性デーを「ミモザの日」と名付けて、男性から女性へミモザを贈る習慣があるそうです。青空にミモザの黄が生えて本当に綺麗。

    朝靄の公園。靄という漢字をいまだかつて書いたことはない!!

    散歩で見つけた異様な雰囲気の家。
    周りは普通の住宅のなか、枯れたツタで覆われたグリム童話にでてきそうな館が目を引いた。

    マンションの外階段のキバラモクメキリガ。わざわざ踏まれそうなところに居る意味がわからない!

    ド派手なトイレは夏見たら暑苦しいんじゃないかと思っている。

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