ひねもす俳句:新潟春旅その1

へぎ蕎麦の天麩羅蕗の薹苦し
へぎ蕎麦の天麩羅蕗の薹苦し /勝美
四月馬鹿魔物の覗く壁の穴 /勝美
四月馬鹿魔物の覗く壁の穴
擬洋風建築黙し春惜しむ
擬洋風建築黙し春惜しむ /勝美
花冷や歴史止まりし長廊下 /勝美
花冷や歴史止まりし長廊下
陽炎や部屋に次ぐ部屋彷徨へば
陽炎や部屋に次ぐ部屋彷徨へば /勝美

One thought to “ひねもす俳句:新潟春旅その1”

  1. 新潟春旅、なかなか印象深い旅となりました。
    へぎそば、お初。ふのりが混ぜ込まれたそばがツルツルで冷たくて気に入りました!
    蕗のとうの天ぷらのほろ苦さが、これぞ春という感じ。あ、そういう句になってるじゃないですか(笑)

    泊まったホテルは駅から1分!我ながらいい所(高くないけど立地がよくて便利で快適。朝食がおいしい)見つけました。そこのロビーの壁の一部の写真。

    歴史博物館の敷地内の擬洋風建築。昔の税関だった建物。擬洋風っておもしろい。
    洋風には決して見えない!

    薄暗い廊下は新潟初日に市内の旧家めぐりをした際のどれか。
    駆け足で回ったので、正直どこがどこやら記憶がごっちゃになっております。
    いずれにしても、大正もしくは昭和初期の旧家の、記憶にあるようなないような、懐かしいような新しいような雰囲気を感じられる空間でした。日本建築いいじゃん!と陽のさす廊下に座りながら思いました。

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