ひねもす日記:冬は直ぐ傍 2018年11月12日2018年11月28日 pure2 5件のコメント 神留守の社木の間に遠望す /勝美 よだれ掛けして懐かしの吸入器 /勝美 「ハイチーズ」カメラで狙ふ七五三 /勝美 十二月八日記憶はセピア色 /勝美 標本となりて冬蝶には成れず /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:日光街道草加宿 2018年10月26日2018年11月28日 pure2 9件のコメント 秋気澄む橋蒼穹へ伸び上り /勝美 色変へぬ松亀甲の罅深し /勝美 団栗を載せ川下へ舟下り /勝美 役目終へ遺跡めきたる堰外す /勝美 天高し手焼き体験完遂す /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:身に沁む秋 2018年10月14日2018年12月16日 pure2 11件のコメント 登高やたこウインナーを弁当に /勝美 長き夜や我と離れぬ我の影 /勝美 身に沁むやこの境遇を思ふとき /勝美 少女には少女の秋思ありぬべし /勝美 老残の身を安らけく秋の海 /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:見つけた秋 2018年10月1日2018年10月1日 pure2 13件のコメント 秋霖は濁世の濁を流し去る /勝美 天空を跳ねてゐたりし月兎かな /勝美 秋天の芸は南京玉すだれ /勝美 安らぎや赤き褥に秋の蝶 /勝美 野晒しの髑髏を隠す芒原 /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:秋のぶらぶら 2018年9月18日2018年9月18日 pure2 9件のコメント 恍惚の笑みを交せり敬老日 /勝美 漫画家の部屋を復元文化の日 /勝美 小魚を庇護するごとく布袋草 /勝美 ひぐらしや看板猫は耳を立て /勝美 蛤に化すべく水に寄る雀 /勝美 注:「雀蛤となる(雀大水に入り蛤となる)」が秋の時候の季語。 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:地下の殿堂 2018年8月30日2018年8月30日 pure2 9件のコメント 天を摩す隠し砦の冷ややかに /勝美 採掘の跡は酷暑を寄せぬ地下 /勝美 殿堂の如き遺跡や秋迫る /勝美 遺物めく機械の古ぶ夏の果 /勝美 秋の夜のオペラ天井桟敷席 /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:海の風は晩夏 2018年8月18日2018年8月18日 pure2 10件のコメント パラボラに銀河の電波襲来す /勝美 この先に秋の海あり波の音 /勝美 とりどりのパラソル浜の小宇宙 /勝美 目の先の夏の果見る監視員 /勝美 夏怒涛さざ波という海の家 /勝美 続きを読む/コメントを書く