ひねもす俳句:夏の果 2016年7月28日2016年7月28日 pure2 ひねもす俳句 ロボットも意志もて動く明易し /勝美 行く水の還らぬ流れ震災忌 /勝美 炎日や劇画の如き世を生きて/勝美 蟬の声しきり廃墟の空重く /勝美 地球てふ星は破滅へ時計草 /勝美
>ロボットも意志もて動く明易し 自分の意思でお話するロボット、ペッパー君が市販されましたが、 近所の文房具では、オリで囲まれて店番させられています。 >行く水の還らぬ流れ震災忌 今、震災忌と聞くと、関西の?福島の?と思ってしまうことが悲しいです。 >炎日や劇画の如き世を生きて おそらく、劇画を描く人はこの先いなくなってしまうのではないでしょうか。 しかし、確かに劇画のような人生は多くなると思います。 >蟬の声しきり廃墟の空重く 私の田舎でも、カエルの声は随分減ってしまいました。しかし、蝉の声はどこでも衰えることがありませんね。毎年、大量の蝉が発生しているのを見ると、蝉が一斉にいなくなってしまったら、環境にどんな影響があるんでしょうか? >地球てふ星は破滅へ時計草 もし、この先、アナログ時計がこの世からなくなって、デジタル時計だけになったとしたら、「なんでこの花が時計?」と未来人は思うかも知れないですね。 返信
「夏の果」のご案内有り難うございます。 ★ 行く水の還らぬ流れ震災忌 /勝美 震災忌の悲しみがまた思い出されました。 荒れ果てた残骸の街を訪ねたときのことを思い出しました。 さみしく悲しい句に思います。 ★ 蟬の声しきり廃墟の空重く /勝美 ★ 地球てふ星は破滅へ時計草 /勝美 今回の句はそれぞれ悲しく、さみしい句と思います。 とても深く悲しいことがあったからでしょうか。 梅雨が開けました。 また勝美ワールドにご案内ください。 返信
のうそうさん おはようございます。ご無沙汰です。震災忌と言っても本当に何時の何処のと考えてしまいますよね。災害ニッポンか。 アナログ時代の草花ですね、時計草が解らない時代にもこの花は生存しているのでしょうか。 返信
こんにちは 梅雨が明けましたね。気持ちの良い梅雨明けです。 いつもの年と違う気候のようですが、8月のお盆の ころから本格的な暑さになるようです。 梅雨が長引いて完全に気候がずれてしまっています。 秋が短くなってしまうのでしょうか。 ところでメールによると山河また取り上げていた だけるのでしょうか。 間もなく8月1日341号が出ます。 編集長のお仕事大変ですが頑張って下さい。 今月のお気に入り二句です。 行く水の還らぬ流れ震災忌 /勝美 炎日や劇画の如き世を生きて /勝美 返信
由人さん こんにちは。山河340号を9月号で掲載します。どうぞよろしくです。コメントありがとうございます。先日大宮にある漫画会館を見学しました。北沢楽天の記念館です。8月の吟行を楽しみにしている方が増えてうれしいことです。その折はよろしくです。 返信
まさに盛夏…若い頃には、待ってましたと山登りでしたが、今は、この炎天にたじろいでいます。 勝美さん、ますますお健やかなご様子、なにより嬉しいです。 ロボットも意志もて動く明易し /勝美 ★ATの時代なんですネ。 明易で彼ら?の活動がいよいよ活発化しそうな気配が伝 わって来ました。 炎日や劇画の如き世を生きて/勝美 ★中七・・・なるほどと考えさせられました。 蟬の声しきり廃墟の空重く /勝美 ★今回のお句は、いずれも重いテーマですネ。 梅雨明け前に拝見していたら、滅入ってしまったかも知れ ません。 地球てふ星は破滅へ時計草 /勝美 ★狂気の確信犯の事件がありました。 久々に「怒髪天を衝く」思いでした。 他方、無気味なのは、天変地異のほうです。 物騒といえば、そっちの方がはるかに物騒です。 私事ですが、来月の句会は、大変残念ながら欠席させていただきます。 返信
俊孝さん おはようございます。暑い最中のコメントありがとうございます。今回はいずれも重たい句となりましたが別段気の重いことがある訳ではありません。8月の句会ご欠席とは残念です。その次にはどうぞよろしくです。 返信
こんばんは 今週末はもう立秋、当に「夏の果」ですね。 まだまだ35℃を越える地点、日も多く残暑厳しい初秋となる様です。どうぞお大事に。 ◆行く水の還らぬ流れ震災忌 /勝美 今回は断然この句、水の流れに時の移りを載せて震災忌が効いていますね。震災だけは還って来て欲しくないと念じております。 ◆炎日や劇画の如き世を生きて/勝美 自分は劇画世代ではありませんが、オノマトペが多く、ストーリーを追わない劇画の構成は確かに現代に似ていると思いました。 160名余りのミニ結社ですが第1回の俳句大会をやろうと準備に追われています。 返信
漸く梅雨が明けたと思いましたら、もう、立秋ですね。 しかし、毎日は真夏日の連続でで参っています。 ロボットも意志もて動く明易し /勝美 今や、ロボットは自分の意思でもって動き出す時代になりましたが、この写真は昔ながらの盆踊りの風景ですね。 科学はどんどんと進化しているのに、この懐かしい盆踊りの風景を見ますと、それなりにノスタルジアを感じるものですね。「明易し」とは、上手に季語を使いましたね。 行く水の還らぬ流れ震災忌 /勝美 この写真の景色は、川の水が悠然と流れていて、平和そのものですね。「震災は忘れた頃にやって来る」と言います。その備えもした上で、いつまでも、こんな平和な状態が続いていて欲しいですね。勝美さんのその想いがヒシヒシと感じられます。震災忌が効いていますね。 炎日や劇画の如き世を生きて/勝美 考えて見ますと、確かに、今の時代は劇画の様な世の中かもしれませんね。連日のこの暑さの中で、毎日を暮らして行くのは、本当に大変な事ですね。この状態がまだ暫くの間、続くのかと思いますと、本当に思いやられますね。まさに、劇画の世界ですね。 蟬の声しきり廃墟の空重く /勝美 この写真は何処かしら?正面の建物の窓辺にも、公園の中にも、人影は見当たらず、廃墟の様な雰囲気ですね。そう思って、この風景を眺めていますと、聴こえてくる蝉の声も、勝美さんには、心なしか、重苦しく感じられたのでしょうね。実感だと思います。 蝉の声も、聴く人のその時の気持ちで、如何様にでも感じられるもなんですね。 地球てふ星は破滅へ時計草 /勝美 これが時計草なんですか?初めて見ました。自然の「造形の美しさ」ですね。こんな素敵な花が地球にはあるのですね。 一方で、原子力発電は、大変安価に電力を作れますが、その取り扱い方を一歩間違うと、大変なことになってしまいます。更には、その爆弾の保有も含めて、今、地球は破滅への道を突っ走っています。大変に心配ですね。 今回は、大変考えさせられる句が多かったようですね。勉強になりました。有難うございました。 追伸 「季語と私」は8月1日にメールで、送信しましたが、到着していますか? 上手く送信出来ていないようでしたら、8月7日に持参しても良いですが、如何致しますか? 返信
★行く水の還らぬ流れ震災忌 /勝美 震災の大変だった悲しい思い出は、しっかり思い出されるけど、震災前の美しい風景は、元には戻らない、けれど水が流れ行くように、前向きに生きていきましょうという気持ちが伝わってきます。 ★炎日や劇画の如き世を生きて/勝美 良いことも悪いことも、色々なことが、次々に起こる現代を炎日で強調されているような、印象深い句です。 ★蟬の声しきり廃墟の空重く /勝美 けっして明るくは聞こえない蝉の声と、廃墟の空の重さとが、映像として、まさにこの写真のように浮かんできます! 地球てふ星は破滅へ時計草 /勝美 温暖化で大災害が、あちこちで起こり、またテロや戦争が絶えない、これからどうなって行くのだろうかという今の地球そのものが、詠まれています。 勝美さん、いつもコメント遅くなりすみません。 酷暑が続く中、ふっと秋らしさも感じる今日この頃です。 勝美さんの句を見ると、何だか俳句作りが楽しくなります!(*^_^*) 返信
>ロボットも意志もて動く明易し
自分の意思でお話するロボット、ペッパー君が市販されましたが、
近所の文房具では、オリで囲まれて店番させられています。
>行く水の還らぬ流れ震災忌
今、震災忌と聞くと、関西の?福島の?と思ってしまうことが悲しいです。
>炎日や劇画の如き世を生きて
おそらく、劇画を描く人はこの先いなくなってしまうのではないでしょうか。
しかし、確かに劇画のような人生は多くなると思います。
>蟬の声しきり廃墟の空重く
私の田舎でも、カエルの声は随分減ってしまいました。しかし、蝉の声はどこでも衰えることがありませんね。毎年、大量の蝉が発生しているのを見ると、蝉が一斉にいなくなってしまったら、環境にどんな影響があるんでしょうか?
>地球てふ星は破滅へ時計草
もし、この先、アナログ時計がこの世からなくなって、デジタル時計だけになったとしたら、「なんでこの花が時計?」と未来人は思うかも知れないですね。
「夏の果」のご案内有り難うございます。
★ 行く水の還らぬ流れ震災忌 /勝美
震災忌の悲しみがまた思い出されました。
荒れ果てた残骸の街を訪ねたときのことを思い出しました。
さみしく悲しい句に思います。
★ 蟬の声しきり廃墟の空重く /勝美
★ 地球てふ星は破滅へ時計草 /勝美
今回の句はそれぞれ悲しく、さみしい句と思います。
とても深く悲しいことがあったからでしょうか。
梅雨が開けました。
また勝美ワールドにご案内ください。
のうそうさん おはようございます。ご無沙汰です。震災忌と言っても本当に何時の何処のと考えてしまいますよね。災害ニッポンか。
アナログ時代の草花ですね、時計草が解らない時代にもこの花は生存しているのでしょうか。
みちこさん 早ばやとコメントありがとうございます。言われてみれば今回は悲しみが一杯でした。意図した訳ではなかったのですが。
こんにちは
梅雨が明けましたね。気持ちの良い梅雨明けです。
いつもの年と違う気候のようですが、8月のお盆の
ころから本格的な暑さになるようです。
梅雨が長引いて完全に気候がずれてしまっています。
秋が短くなってしまうのでしょうか。
ところでメールによると山河また取り上げていた
だけるのでしょうか。
間もなく8月1日341号が出ます。
編集長のお仕事大変ですが頑張って下さい。
今月のお気に入り二句です。
行く水の還らぬ流れ震災忌 /勝美
炎日や劇画の如き世を生きて /勝美
由人さん こんにちは。山河340号を9月号で掲載します。どうぞよろしくです。コメントありがとうございます。先日大宮にある漫画会館を見学しました。北沢楽天の記念館です。8月の吟行を楽しみにしている方が増えてうれしいことです。その折はよろしくです。
まさに盛夏…若い頃には、待ってましたと山登りでしたが、今は、この炎天にたじろいでいます。
勝美さん、ますますお健やかなご様子、なにより嬉しいです。
ロボットも意志もて動く明易し /勝美
★ATの時代なんですネ。
明易で彼ら?の活動がいよいよ活発化しそうな気配が伝
わって来ました。
炎日や劇画の如き世を生きて/勝美
★中七・・・なるほどと考えさせられました。
蟬の声しきり廃墟の空重く /勝美
★今回のお句は、いずれも重いテーマですネ。
梅雨明け前に拝見していたら、滅入ってしまったかも知れ
ません。
地球てふ星は破滅へ時計草 /勝美
★狂気の確信犯の事件がありました。
久々に「怒髪天を衝く」思いでした。
他方、無気味なのは、天変地異のほうです。
物騒といえば、そっちの方がはるかに物騒です。
私事ですが、来月の句会は、大変残念ながら欠席させていただきます。
俊孝さん おはようございます。暑い最中のコメントありがとうございます。今回はいずれも重たい句となりましたが別段気の重いことがある訳ではありません。8月の句会ご欠席とは残念です。その次にはどうぞよろしくです。
お久しぶりです。
PCまだです。
検索で辿り着きました。
暑さ対策しながらのんびりしてます。
映画の~頂きます。
ひつじさん おはようございます。うちのパソコンも熱中症で動作が緩慢、腫れ物に触るみたいです。コメントありがとう。劇画って漫画のですけれどね。
こんばんは
今週末はもう立秋、当に「夏の果」ですね。
まだまだ35℃を越える地点、日も多く残暑厳しい初秋となる様です。どうぞお大事に。
◆行く水の還らぬ流れ震災忌 /勝美
今回は断然この句、水の流れに時の移りを載せて震災忌が効いていますね。震災だけは還って来て欲しくないと念じております。
◆炎日や劇画の如き世を生きて/勝美
自分は劇画世代ではありませんが、オノマトペが多く、ストーリーを追わない劇画の構成は確かに現代に似ていると思いました。
160名余りのミニ結社ですが第1回の俳句大会をやろうと準備に追われています。
要介さん 結社のお仕事でお忙しいなかコメントありがとうございます。夏の果てですが夏バテにならぬよう気をつけましょう。
漸く梅雨が明けたと思いましたら、もう、立秋ですね。
しかし、毎日は真夏日の連続でで参っています。
ロボットも意志もて動く明易し /勝美
今や、ロボットは自分の意思でもって動き出す時代になりましたが、この写真は昔ながらの盆踊りの風景ですね。
科学はどんどんと進化しているのに、この懐かしい盆踊りの風景を見ますと、それなりにノスタルジアを感じるものですね。「明易し」とは、上手に季語を使いましたね。
行く水の還らぬ流れ震災忌 /勝美
この写真の景色は、川の水が悠然と流れていて、平和そのものですね。「震災は忘れた頃にやって来る」と言います。その備えもした上で、いつまでも、こんな平和な状態が続いていて欲しいですね。勝美さんのその想いがヒシヒシと感じられます。震災忌が効いていますね。
炎日や劇画の如き世を生きて/勝美
考えて見ますと、確かに、今の時代は劇画の様な世の中かもしれませんね。連日のこの暑さの中で、毎日を暮らして行くのは、本当に大変な事ですね。この状態がまだ暫くの間、続くのかと思いますと、本当に思いやられますね。まさに、劇画の世界ですね。
蟬の声しきり廃墟の空重く /勝美
この写真は何処かしら?正面の建物の窓辺にも、公園の中にも、人影は見当たらず、廃墟の様な雰囲気ですね。そう思って、この風景を眺めていますと、聴こえてくる蝉の声も、勝美さんには、心なしか、重苦しく感じられたのでしょうね。実感だと思います。
蝉の声も、聴く人のその時の気持ちで、如何様にでも感じられるもなんですね。
地球てふ星は破滅へ時計草 /勝美
これが時計草なんですか?初めて見ました。自然の「造形の美しさ」ですね。こんな素敵な花が地球にはあるのですね。
一方で、原子力発電は、大変安価に電力を作れますが、その取り扱い方を一歩間違うと、大変なことになってしまいます。更には、その爆弾の保有も含めて、今、地球は破滅への道を突っ走っています。大変に心配ですね。
今回は、大変考えさせられる句が多かったようですね。勉強になりました。有難うございました。
追伸
「季語と私」は8月1日にメールで、送信しましたが、到着していますか?
上手く送信出来ていないようでしたら、8月7日に持参しても良いですが、如何致しますか?
喜信さん こんにちは。メールは届いていません。横浜句会の時に頂きます。コメントありがとうございます。コメントから学ばせて頂いています。これからもよしなに。
★行く水の還らぬ流れ震災忌 /勝美
震災の大変だった悲しい思い出は、しっかり思い出されるけど、震災前の美しい風景は、元には戻らない、けれど水が流れ行くように、前向きに生きていきましょうという気持ちが伝わってきます。
★炎日や劇画の如き世を生きて/勝美
良いことも悪いことも、色々なことが、次々に起こる現代を炎日で強調されているような、印象深い句です。
★蟬の声しきり廃墟の空重く /勝美
けっして明るくは聞こえない蝉の声と、廃墟の空の重さとが、映像として、まさにこの写真のように浮かんできます!
地球てふ星は破滅へ時計草 /勝美
温暖化で大災害が、あちこちで起こり、またテロや戦争が絶えない、これからどうなって行くのだろうかという今の地球そのものが、詠まれています。
勝美さん、いつもコメント遅くなりすみません。
酷暑が続く中、ふっと秋らしさも感じる今日この頃です。
勝美さんの句を見ると、何だか俳句作りが楽しくなります!(*^_^*)
知意子さん こんにちは。何時もコメントありがとうございます。知意子さんの鑑賞を素直に自己表現できていて素晴らしいと思います。
これからも遅いということはありませんのでつづけてお願いします。