ひねもす俳句:秋さやか 2024年10月15日2024年10月15日 pure2 ひねもす俳句 とりどりに鳥のゐる沼秋うらら /勝美 実ざくろは憤怒の色を極めけり /勝美 凄まじや喘ぐ如くに出る気根 /勝美 橋上にモネの池観るさやけしや /勝美 落魄の身とはなりけり栗の毬 /勝美
十月になっても連日夏日。とはいえ空は秋の気配がそこはかと。スポーツの日、弁当持参で近所の別所沼界隈をぶらつく。沼周辺のランニングコースは走る人がひっきりなし。一句目は沼の全景。水鳥や渡り鳥が沼の秋の気配を満喫しているよう。まさに秋うらら。2句目は柘榴。なぜか赤黒さを際立てている。まるで内なる不満が堰を切って奔り出そうな貯めにためた色合い。少し頭を冷やそうよ。3句目は沼周辺の落羽松メタセコイア。気根がニョキニョキ。新宿御苑にももっと大きいのが林立している。カッパドキアに準えて句作したことがあった。写真の気根は土中の息苦しさに耐えかねて喘ぎ顔を出したよう。でも外気も異常気象の最中でやり切れなさそう。4句目は睡蓮が花を浮かべている小さな池。俳句作者夫婦が覗き込んでいるスナップ。モネの池になぞらえた。最後の句は栗の毬。いかにも落魄してやるせない風情。 なんだか同情心を煽られるのだった。 返信
秋晴れの1日。蝉までも鳴き出す日中の気温。 日向でじっと座ってはいられない暑さでしたね! 別所沼はおなじみすぎて面白くないと思いきや、季節ごとに見せてくれる景色も動植物も変わるので、飽きませんね〜! 昨日のヒットはオンブバッタ。朝顔の葉の上のあちこちにオンブバッタがいて。 オンブバッタのなんていうか、ちゃんとおんぶしている律儀さが面白かった! 句の感想は改めて。 返信
十月になっても連日夏日。とはいえ空は秋の気配がそこはかと。スポーツの日、弁当持参で近所の別所沼界隈をぶらつく。沼周辺のランニングコースは走る人がひっきりなし。一句目は沼の全景。水鳥や渡り鳥が沼の秋の気配を満喫しているよう。まさに秋うらら。2句目は柘榴。なぜか赤黒さを際立てている。まるで内なる不満が堰を切って奔り出そうな貯めにためた色合い。少し頭を冷やそうよ。3句目は沼周辺の落羽松メタセコイア。気根がニョキニョキ。新宿御苑にももっと大きいのが林立している。カッパドキアに準えて句作したことがあった。写真の気根は土中の息苦しさに耐えかねて喘ぎ顔を出したよう。でも外気も異常気象の最中でやり切れなさそう。4句目は睡蓮が花を浮かべている小さな池。俳句作者夫婦が覗き込んでいるスナップ。モネの池になぞらえた。最後の句は栗の毬。いかにも落魄してやるせない風情。
なんだか同情心を煽られるのだった。
秋晴れの1日。蝉までも鳴き出す日中の気温。
日向でじっと座ってはいられない暑さでしたね!
別所沼はおなじみすぎて面白くないと思いきや、季節ごとに見せてくれる景色も動植物も変わるので、飽きませんね〜!
昨日のヒットはオンブバッタ。朝顔の葉の上のあちこちにオンブバッタがいて。
オンブバッタのなんていうか、ちゃんとおんぶしている律儀さが面白かった!
句の感想は改めて。