ひねもす俳句:冬うらら

風船葛密かに愛を宿しけり
風船葛密かに愛を宿しけり /勝美

爬虫類とても人並み日向ぼこ /勝美
爬虫類とても人並み日向ぼこ
冬うらら伸び伸び伸びと伸びあがり
冬うらら伸び伸び伸びと伸びあがり /勝美
吊り花や毒のある実は美しく /勝美
吊り花や毒のある実は美しく
どんぐりの転ぶや童謡口の端に
どんぐりの転ぶや童謡口の端に /勝美

「ひねもす俳句:冬うらら」への2件のフィードバック

  1.  今日は衆議院議員選挙投票日。ウチらは期日前投票済み。と言う訳でのんびりとひねもす俳句などをぐだぐだ手掛けている次第。一句目は風船葛。風船の中に黒白模様の種を宿しているのは先刻ご承知のこと。しかもその模様がハート型というのが愛らしい。2句目はトカゲ。そのものを詠むわけにいかないので大雑把に爬虫類と逃げた次第。写真ではどこに潜んでいるやら見つけにくいがご勘弁を。次がタイトルの「冬うらら」の冬晴れの空。植物の蔓が巻き付いて上へ上へと伸び上がって気持ち良さそうなので見たまんま感じたまんまを詠んだ。次はニシキギ科の植物。今回は秋の季語の範疇の素材ではありますが、あえて冬日和で包んでしまいました。吊り花の実はアルカロイド系の有毒性があり、間違っても触ったり口に入れたりはしないで、ということらしい。最後の句も素材は晩秋とはいえエイやと「冬うらら」にひっ包んでしまいました。

  2. フウセンカズラの種のハート、実の中の壁にくっついていた部分らしい。
    実の中が3つの部屋に分かれていて、その部屋の壁にぴたっとくっつく形で養分を摂るということですよ。
    ま、それがきれいなハート型なのがミソなんでしょうね。

    とりあえず写真についてのみ。

    トカゲは、この子の前にも違うもうちょっと大きいのがいたんだけど、
    そっちはパッと逃げた。ぼーっとしてるこの子は子どもなのかもしれない。

    蔦は丸葉朝顔のつる。フェンスに繁茂していて、行き場所がなくなって天を目指しているんだけど、もうお互いがお互いに絡まりあってすごいことになっている。

    毒々しい赤い実はマンションの植え込みにあって、ハロウィン仕様の飾りに見えた。

    写真のどんぐりはミニミニサイズ。ツブラジイという種。どんぐりにも色々な形があっておもしろい。

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