ひねもす俳句:五月来る 2018年5月1日2018年5月1日 pure2 ひねもす俳句 五月来る集合場所へあと一歩 /勝美 真心といふ色赤しへびいちご /勝美 美しき日本ありけり鯉幟 /勝美 代掻きや風雲急な空映し /勝美 芋虫といへば乱歩かカフカかな /勝美
(「秘境探検」よりつづく。)元陸軍の使用地が自然公園として親しまれる場所に変身しました。古民家も移築され気持ちが落ち着きます。キャンプ場や炊事の設備もあり子供達には自然の中で自由に遊び、学べる環境が整っています。知らない場所は探せばあちこちに転がっています。連休中はそれぞれ計画が実行に移されているでしょうが一考に値する経験をいたしました。吟行にもまたよろしいかとも思いました。 返信
五月来る集合場所へあと一歩 /勝美 この時期の緑は、何ものにも代え難い美しさですね。 きっとワクワクした気持ちで集まることでしょう。 マラソンしてる人も気持ちよさそう。 真心といふ色赤しへびいちご /勝美 なぜ「真心」? 真心って赤いの? 血の色? ヘビイチゴの赤は緑の中でとても映えてキレイですね。 ところで、ヘビイチゴ食べるとどんな味か。 http://portal.nifty.com/kiji/170606199821_1.htm 薄味だそうですよ。 美しき日本ありけり鯉幟 /勝美 こういう風景が23区内のターミナル駅から徒歩20分足らずにある、 っていうのがまずビックリなんですが、 中入っちゃうと落ち着いちゃいますね。 見慣れた日本の風景だからでしょうか。 平成生まれには見慣れぬ風景かもしれませんが。 代掻きや風雲急な空映し /勝美 田んぼ、畦道も40数年前なら身近なあたりまえの風景でした。 田んぼは日本の大事な主食を作るだけじゃなく、豊かな自然でもあったわけで。 それが今じゃ糖質制限でご飯の必要性もなくなってきたり、 種子法も廃止されて今後どうなっていくのか、そんな背景も映しているかのようです。 芋虫といへば乱歩かカフカかな /勝美 どっちも嫌だけど、カフカのがましかな? いや、やっぱりどっちも嫌だ。 この芋虫ちゃんは蝶でも蛾でもいいから無事成虫になってくれますように! 返信
コメントありがとう。「五月来る」は「五月」という季語の傍題です。「聖五月」も傍題。クリスチャンでないので聖五月という季語は使うのにためらいがあります。真心は赤心とも言いますから昔から色的には赤なのでしょうか。鯉のぼりが家族を表すなら少子化で寂しいものでしょうね。田んぼは農業体験の入り口でしょうかねえ。芋虫といえば江戸川乱歩の初期の短編が浮かびます。カフカの芋虫は毒虫変身で気持ち悪い感覚を呼びます。安易に1句に仕立ててしまいましたがさてさて。 返信
勝美様 五月来る、拝見しました。 ゴールデンウイークも荒れ模様の一週間でしたね。以下、簡単ながら、 ◆真心といふ色赤しへびいちご /勝美 へびいちごに真っ赤な真心、独自な取合せが面白いですね。 今回の中で一番好きな句です。 ◆代掻きや風雲急な空映し /勝美 田植を待つ谷戸の一列の代田に人工的な畦道が都会近い田を思わせます。 風雲急な空が効いて田植の当人でなくても気になりますね。 追伸:俳壇年鑑の貴句、大景と共に新しい年に対する意気込み、期待があり佳い句ですね。 見習いたいと思いました。 初明り海展けゆく大八洲 勝美 返信
要介さん こんにちは。いつもお忙しそうですね。「航」でご活躍のご様子漏れ承っています。矢口は事情があって休会とさせていただいています。接点がなくなりましたがひねもす俳句へのコメントはぜひお願いいたします。 返信
勝美さんおはようございます。主人がやっと医師から全快と言うことでほっとしてます。ゴールデンウイークは主婦に とって盆、正月と同じ忙しさです。久しぶりにコメント送ります。 美しき日本ありけり鯉幟 勝美 主宰の天の句、写真と合わせるともつとも、私は句会で取れませんでした。 芋虫といへば乱歩かカフカかな 勝美 乱歩とカフカふたり共、日本人好み。芋虫のあまり人に好かれないところがカフカのイメージ。 由人さん達との吟行夢かな 衡子 返信
ハカリさん こんにちは。全快退院おめでとうございます。年取るとあちこち不具合が目につきだします。せいぜい元気でありたいものです。コメントありがとうございます。吟行やりたいのですが時間の都合がなかなかつきません。いずれやりましょうね。 返信
勝美さん 先日の横浜句会、遠方よりお疲れ様でした。 お陰様で、参加者も徐々に増えて来まして、句会も段々と賑やかになって参りました。 ご同慶の至りでございます。 「直ぐにコメントを送ります」なんて云いながら、大変遅くなりました。 遅ればせながら、コメントさせて頂きます。 五月来る集合場所へあと一歩 /勝美 若葉の頃の銀杏並木は実に爽やかで良いですね。この写真は、これから、ウオーキングにでも行く処なのでしょうか? 或いは、近くの名所・旧跡でも尋ねるのかしら? 三々五々、ボツボツと仲間が集まって来ている様で、この風景と俳句が、これからの期待感を何か持たせて呉れる、爽やかな写真俳句にんりましたね。 素敵ですね。 真心といふ色赤しへびいちご /勝美 真心と云うのは、色に例えると、何色なんでしょうかね? やっぱり、へびいちごに似ていて、赤色なんですかね? へびと云いますと、やはり「アダムとイブと林檎のお話」を連想してしまいますが、本当に真心って、何色かしら? 作者は赤と云い切っていますが、考え込んでしまいますネ。 美しき日本ありけり鯉幟 /勝美 鯉のぼりが空に泳いでいる風景は、やはり、日本独特の風景ですね。 この鯉のぼりが泳いでいる風景を見ただけで、日本の景色だと直ぐに判りますね。 「美しき日本ありけり」。 正に実感です。 写真俳句とは「こう云うのが写真と俳句の合作と云うのですヨ」と云う、見本の様な作品ですね。 この句のお蔭で、写真そのものが生き生きして来ますし、この写真でこの句そのものが更に引き立って来ますね。 「写真俳句」と云う、新しいジャンルが出来そうですね。 代掻きや風雲急な空映し /勝美 この写真は田圃に水を張って田を平らにする代掻きの風景写真ですね。 この田圃に映っている空模様はどんよりとしていて、今にも雨が降りそうな気配ですね。 「風雲急な空映し」と、写真の状景をそのまま詠い込んでいますが、この場合、 「代掻き」と云う夏の季語が良く効いていますね。 俳句と写真がお互いを補完し合っていて、良い句になりましたね。 芋虫といへば乱歩かカフカかな /勝美 カフカとは、実存主義文学の先駆者と云われているフランツ・カフカの事ですね。 乱歩とは日本の探偵小説の基礎を築いたと謂われている江戸川乱歩の事ですね。 そして、芋虫とは蛾の幼虫ですので、それぞれが「始まり」と捉えれば、共通点はありますが、今現在の季節は漸く夏に入ったばかりの処ですので、「当季雑詠」という観点からみますと、残念ながら、この芋虫は秋の季語ですので、一寸早過ぎですね。 発想そのものは新鮮ですが、季語的には「イマイチ」と云う処ですかね。 いつもながら、思った事をそのままにコメントさせて頂きましたので、悪しからず、ご了承ください。 相変わらず、前向きに句作に励まれている勝美さんには、勉強させられます。 有難うございました。 返信
田中喜信さん コメントありがとうございます。乱歩とカフカは芋虫の写真での第一感です。毛虫は夏、芋虫は秋、と歳時記には分類されているのは承知の上ですが当季吟行での作句でしたので見たものを詠んだ次第です。ついでに、鯉のぼりの句は句会で主宰が天位に選んでくれました。 返信
勝美先生、いつも楽しい句をありがとうございます! 私は、酷い頭痛に襲われ病院に行ったり、腰を痛めて病院に行ったり、なんだか、いつも慌ただしく過ごしいます。遅くなりましたが、「五月来る」のコメントを送ります。 ◆五月来る集合場所へあと一歩 /勝美 あちこちに出かけてたくなる五月がいよいよ来たなあと実感できます! ◆美しき日本ありけり鯉幟 /勝美 大きく立派な鯉のぼりと穏やかな山里の風景、とても癒されます!健やかに育つようにと子の成長を願い、お祝いする五月お節句。昨年はNICUから退院したばかりの孫の双子ちゃんだったのですが、今はすくすく元気に育ってくれて、今年、初節句のお祝いをしました!双子ちゃんが、益々元気に、そろって成長してほしいと願いを込めて、分け隔てなく、まったく同じ兜収納飾りを一人一人にプレゼントしました!つくづく、子供の成長は、なんて早いんだろうという1年でした! ◆代掻きや風雲急な空映し /勝美 「代掻き」って何だろう!?と、調べました!一つお勉強しました!この風景、子供の頃に、富山で見た景色です!懐かしく、句にも、情景があらわれていて、実感できます! 勝美先生、変わらず、ご指導をよろしくお願いいたします! 返信
(「秘境探検」よりつづく。)元陸軍の使用地が自然公園として親しまれる場所に変身しました。古民家も移築され気持ちが落ち着きます。キャンプ場や炊事の設備もあり子供達には自然の中で自由に遊び、学べる環境が整っています。知らない場所は探せばあちこちに転がっています。連休中はそれぞれ計画が実行に移されているでしょうが一考に値する経験をいたしました。吟行にもまたよろしいかとも思いました。
五月来る集合場所へあと一歩 /勝美
この時期の緑は、何ものにも代え難い美しさですね。
きっとワクワクした気持ちで集まることでしょう。
マラソンしてる人も気持ちよさそう。
真心といふ色赤しへびいちご /勝美
なぜ「真心」? 真心って赤いの? 血の色?
ヘビイチゴの赤は緑の中でとても映えてキレイですね。
ところで、ヘビイチゴ食べるとどんな味か。
http://portal.nifty.com/kiji/170606199821_1.htm
薄味だそうですよ。
美しき日本ありけり鯉幟 /勝美
こういう風景が23区内のターミナル駅から徒歩20分足らずにある、
っていうのがまずビックリなんですが、
中入っちゃうと落ち着いちゃいますね。
見慣れた日本の風景だからでしょうか。
平成生まれには見慣れぬ風景かもしれませんが。
代掻きや風雲急な空映し /勝美
田んぼ、畦道も40数年前なら身近なあたりまえの風景でした。
田んぼは日本の大事な主食を作るだけじゃなく、豊かな自然でもあったわけで。
それが今じゃ糖質制限でご飯の必要性もなくなってきたり、
種子法も廃止されて今後どうなっていくのか、そんな背景も映しているかのようです。
芋虫といへば乱歩かカフカかな /勝美
どっちも嫌だけど、カフカのがましかな?
いや、やっぱりどっちも嫌だ。
この芋虫ちゃんは蝶でも蛾でもいいから無事成虫になってくれますように!
コメントありがとう。「五月来る」は「五月」という季語の傍題です。「聖五月」も傍題。クリスチャンでないので聖五月という季語は使うのにためらいがあります。真心は赤心とも言いますから昔から色的には赤なのでしょうか。鯉のぼりが家族を表すなら少子化で寂しいものでしょうね。田んぼは農業体験の入り口でしょうかねえ。芋虫といえば江戸川乱歩の初期の短編が浮かびます。カフカの芋虫は毒虫変身で気持ち悪い感覚を呼びます。安易に1句に仕立ててしまいましたがさてさて。
同時に二つが掲載されると後の方は触れてもらえないというのが残念です。「五月来る」にもぜひコメントを。
勝美様
五月来る、拝見しました。
ゴールデンウイークも荒れ模様の一週間でしたね。以下、簡単ながら、
◆真心といふ色赤しへびいちご /勝美
へびいちごに真っ赤な真心、独自な取合せが面白いですね。
今回の中で一番好きな句です。
◆代掻きや風雲急な空映し /勝美
田植を待つ谷戸の一列の代田に人工的な畦道が都会近い田を思わせます。
風雲急な空が効いて田植の当人でなくても気になりますね。
追伸:俳壇年鑑の貴句、大景と共に新しい年に対する意気込み、期待があり佳い句ですね。
見習いたいと思いました。
初明り海展けゆく大八洲 勝美
要介さん こんにちは。いつもお忙しそうですね。「航」でご活躍のご様子漏れ承っています。矢口は事情があって休会とさせていただいています。接点がなくなりましたがひねもす俳句へのコメントはぜひお願いいたします。
勝美さんおはようございます。主人がやっと医師から全快と言うことでほっとしてます。ゴールデンウイークは主婦に
とって盆、正月と同じ忙しさです。久しぶりにコメント送ります。
美しき日本ありけり鯉幟 勝美
主宰の天の句、写真と合わせるともつとも、私は句会で取れませんでした。
芋虫といへば乱歩かカフカかな 勝美
乱歩とカフカふたり共、日本人好み。芋虫のあまり人に好かれないところがカフカのイメージ。
由人さん達との吟行夢かな 衡子
ハカリさん こんにちは。全快退院おめでとうございます。年取るとあちこち不具合が目につきだします。せいぜい元気でありたいものです。コメントありがとうございます。吟行やりたいのですが時間の都合がなかなかつきません。いずれやりましょうね。
勝美さん
先日の横浜句会、遠方よりお疲れ様でした。 お陰様で、参加者も徐々に増えて来まして、句会も段々と賑やかになって参りました。 ご同慶の至りでございます。
「直ぐにコメントを送ります」なんて云いながら、大変遅くなりました。 遅ればせながら、コメントさせて頂きます。
五月来る集合場所へあと一歩 /勝美
若葉の頃の銀杏並木は実に爽やかで良いですね。この写真は、これから、ウオーキングにでも行く処なのでしょうか? 或いは、近くの名所・旧跡でも尋ねるのかしら? 三々五々、ボツボツと仲間が集まって来ている様で、この風景と俳句が、これからの期待感を何か持たせて呉れる、爽やかな写真俳句にんりましたね。 素敵ですね。
真心といふ色赤しへびいちご /勝美
真心と云うのは、色に例えると、何色なんでしょうかね? やっぱり、へびいちごに似ていて、赤色なんですかね? へびと云いますと、やはり「アダムとイブと林檎のお話」を連想してしまいますが、本当に真心って、何色かしら? 作者は赤と云い切っていますが、考え込んでしまいますネ。
美しき日本ありけり鯉幟 /勝美
鯉のぼりが空に泳いでいる風景は、やはり、日本独特の風景ですね。 この鯉のぼりが泳いでいる風景を見ただけで、日本の景色だと直ぐに判りますね。 「美しき日本ありけり」。 正に実感です。 写真俳句とは「こう云うのが写真と俳句の合作と云うのですヨ」と云う、見本の様な作品ですね。 この句のお蔭で、写真そのものが生き生きして来ますし、この写真でこの句そのものが更に引き立って来ますね。 「写真俳句」と云う、新しいジャンルが出来そうですね。
代掻きや風雲急な空映し /勝美
この写真は田圃に水を張って田を平らにする代掻きの風景写真ですね。 この田圃に映っている空模様はどんよりとしていて、今にも雨が降りそうな気配ですね。 「風雲急な空映し」と、写真の状景をそのまま詠い込んでいますが、この場合、
「代掻き」と云う夏の季語が良く効いていますね。 俳句と写真がお互いを補完し合っていて、良い句になりましたね。
芋虫といへば乱歩かカフカかな /勝美
カフカとは、実存主義文学の先駆者と云われているフランツ・カフカの事ですね。 乱歩とは日本の探偵小説の基礎を築いたと謂われている江戸川乱歩の事ですね。 そして、芋虫とは蛾の幼虫ですので、それぞれが「始まり」と捉えれば、共通点はありますが、今現在の季節は漸く夏に入ったばかりの処ですので、「当季雑詠」という観点からみますと、残念ながら、この芋虫は秋の季語ですので、一寸早過ぎですね。 発想そのものは新鮮ですが、季語的には「イマイチ」と云う処ですかね。
いつもながら、思った事をそのままにコメントさせて頂きましたので、悪しからず、ご了承ください。 相変わらず、前向きに句作に励まれている勝美さんには、勉強させられます。 有難うございました。
田中喜信さん コメントありがとうございます。乱歩とカフカは芋虫の写真での第一感です。毛虫は夏、芋虫は秋、と歳時記には分類されているのは承知の上ですが当季吟行での作句でしたので見たものを詠んだ次第です。ついでに、鯉のぼりの句は句会で主宰が天位に選んでくれました。
勝美先生、いつも楽しい句をありがとうございます!
私は、酷い頭痛に襲われ病院に行ったり、腰を痛めて病院に行ったり、なんだか、いつも慌ただしく過ごしいます。遅くなりましたが、「五月来る」のコメントを送ります。
◆五月来る集合場所へあと一歩 /勝美
あちこちに出かけてたくなる五月がいよいよ来たなあと実感できます!
◆美しき日本ありけり鯉幟 /勝美
大きく立派な鯉のぼりと穏やかな山里の風景、とても癒されます!健やかに育つようにと子の成長を願い、お祝いする五月お節句。昨年はNICUから退院したばかりの孫の双子ちゃんだったのですが、今はすくすく元気に育ってくれて、今年、初節句のお祝いをしました!双子ちゃんが、益々元気に、そろって成長してほしいと願いを込めて、分け隔てなく、まったく同じ兜収納飾りを一人一人にプレゼントしました!つくづく、子供の成長は、なんて早いんだろうという1年でした!
◆代掻きや風雲急な空映し /勝美
「代掻き」って何だろう!?と、調べました!一つお勉強しました!この風景、子供の頃に、富山で見た景色です!懐かしく、句にも、情景があらわれていて、実感できます!
勝美先生、変わらず、ご指導をよろしくお願いいたします!
知意子さん こんにちは。コメントありがとうございます。明日は横浜句会でお会いしましょう。獺祭同人会役員会で佳風さんにお会いしました。カラオケもご一緒でした。楽しかったです。