ひねもす俳句:山は笑うのだ 2018年4月11日2018年4月12日 pure2 ひねもす俳句 星雲は星の残骸花エリカ /勝美 遍路ゆく川ひと筋を囲む柵 /勝美 春よ来いとて一斉に灯をかざす /勝美 筍の首級の如く置かれけり /勝美 円空の千手に力山笑ふ /勝美
>星雲は星の残骸花エリカ なんともトゲトゲした感じで、花と茎の印象がちぐはぐな感じですね。 >遍路ゆく川ひと筋を囲む柵 子供の頃は用水路でよく遊んでいたものですが、今ではそれも叶いませんね。 >春よ来いとて一斉に灯をかざす 夜にひっそり光っている感じですね。 >筍の首級の如く置かれけり ひとつ取っても次から次に出てきて大変そうです。 >円空の千手に力山笑ふ 正面から見るとたしかに千手観音のパフォーマンスのようですね。 返信
のうそうさん 「山は笑うのだ」にようこそ。コメントありがとうございます。エリカは春の季語ですね。花やツボミやトゲトゲの葉の塊が爆発する星雲に見えてきました。灯をかざすのはスノーフレーク、春の季語として数少ないですが俳句に詠まれています。筍が首級名て見えますがかつて八つ頭もそのように詠みました。発想が月並みですねえ。松ぼくりは秋の季語なので山笑うと逃げました。それにしても自然の造形には力強さが見られますよねえ。 返信
山笑うのだ、拝見しました。 ようやく春らしくなりましたね。 しかし、すぐに夏が来て仕舞いそうです。 体調がおかしくなってしまいます。 健康に注意して頑張って下さい。 今月のお気に入り二句です。 遍路ゆく川ひと筋を囲む柵 /勝美 円空の千手に力山笑ふ /勝美 返信
由人さん おはようございます。桜はもう葉桜へと季節の移ろいは着実に進みますねえ。コメントありがとうございます。矢口はいろいろ思案の結果、当分休会させていただきます。折があればまたお世話になりたいと思っています。 返信
「山は笑うのだ」ご案内有り難うございます。 ★春よ来いとて一斉に灯をかざす /勝美 本当に灯をかざしているみたい、沢山の灯が招いているように見えます。 ★筍の首級の如く置かれけり /勝美 首のごとくと思うとその通りに見えてきてしまう、威厳のありそうな首です。 ★円空の千手に力山笑ふ /勝美 自然の作り出す形とは、面白く、手が込んで、楽しくて、不思議、傑作揃いです。 寒暖差の激しい季節です、花も急いで咲き始めたり、色々せわしない季節です。 人も振り回されて、風邪のかたが多いみたい。健康に気をつけて、沢山俳句が作れると嬉しい。 楽しい俳句、これからも待っています。 返信
まだ、晩春とは云うものの、すでに真夏日になったり、またまた寒い日に戻ったりして、天候不順が続いています。 時節柄、体調を崩さぬ様に、勝美さんも御身・ご自愛専一の程、宜しくお願いします。 遅くなりましたが、『山は笑うのだ』のコメントをさせていただきます。 星雲は星の残骸花エリカ /勝美 写真の、疎らに咲いている「トゲトゲの花」からの逆転の発想で、小さな花が群がって、一斉に咲いている「エリカ」=(春の季語)の詠みこみは、流石ですね。 更に、この「エリカ」の小さな花の群から「星雲」を連想し、その「星雲」から更にまた、「星の残骸」を連想すると云う、連想から次の連想への転換で、「写真俳句の雛型になる様な句」に上手く仕上げましたね。 お見事です。 遍路ゆく川ひと筋を囲む柵 /勝美 川の土手一面に咲いている草花を挟んで、その両岸に長く連なる白い柵並みから、「遍路ゆく」と云う、春の季語を上手く導き出しましたね。 この写真を見ていますと、つい「土手の草花」を季語に詠み込みたくなりますが、それを云わずに、この写真には居ない「遍路ゆく」と云う季語を持ち込む事で、この写真俳句を更に深みのある句に仕上げましたネ。 お見事でした。 春よ来いとて一斉に灯をかざす /勝美 この写真の花が「スノーフレーク」ですか? この花は「鈴蘭」の花の様に、花が下を向いて咲いているので、あたかも、提灯を提げている様に見えますね。 そして、「一斉に灯をかざす」とは、写真をそのままに表現した、上手い云い方ですね。 しかも、写真にある「スノーフレーク」と云う春の季語は、俳句の中では使わずに、写真で見せるだけにして、「春よ来い」と言い換た季語を使う事で、写真と俳句の相乗効果が出て、俳句に更なる広がりが出て、とても素晴らしい句になりましたね。 筍の首級の如く置かれけり /勝美 筍も、この写真の様な撮り方をすると、あたかも、武家時代の敵将の首そっくりに見えて来るのが、不思議ですね。 この筍の写真と俳句を交互に見比べていますと、何となく、「おかしみ」が湧き出して来ますね。 目で見た感じを、そのまま率直に表現した、ユーモアのある句に仕上がりましたね。 円空の千手に力山笑ふ /勝美 「円空の千手」と云われますと、この写真の大きな「松かさ」の笠が、円空の彫った「手彫りの千手観音の千手」に、何となく、見えて来る処が面白いですね。 良く見ると、松かさの一つ一つの笠の形が、それぞれに違っていて、その事が、千手への連想に繋がり、何か、力強さを感じさせて呉れますね。 この写真の大きな松かさに影響されてか、「山笑ふ」と云う春の季語も、千手観音の千手を上手く引き立てていますネ。 返信
>星雲は星の残骸花エリカ
なんともトゲトゲした感じで、花と茎の印象がちぐはぐな感じですね。
>遍路ゆく川ひと筋を囲む柵
子供の頃は用水路でよく遊んでいたものですが、今ではそれも叶いませんね。
>春よ来いとて一斉に灯をかざす
夜にひっそり光っている感じですね。
>筍の首級の如く置かれけり
ひとつ取っても次から次に出てきて大変そうです。
>円空の千手に力山笑ふ
正面から見るとたしかに千手観音のパフォーマンスのようですね。
のうそうさん 「山は笑うのだ」にようこそ。コメントありがとうございます。エリカは春の季語ですね。花やツボミやトゲトゲの葉の塊が爆発する星雲に見えてきました。灯をかざすのはスノーフレーク、春の季語として数少ないですが俳句に詠まれています。筍が首級名て見えますがかつて八つ頭もそのように詠みました。発想が月並みですねえ。松ぼくりは秋の季語なので山笑うと逃げました。それにしても自然の造形には力強さが見られますよねえ。
山笑うのだ、拝見しました。
ようやく春らしくなりましたね。
しかし、すぐに夏が来て仕舞いそうです。
体調がおかしくなってしまいます。
健康に注意して頑張って下さい。
今月のお気に入り二句です。
遍路ゆく川ひと筋を囲む柵 /勝美
円空の千手に力山笑ふ /勝美
由人さん おはようございます。桜はもう葉桜へと季節の移ろいは着実に進みますねえ。コメントありがとうございます。矢口はいろいろ思案の結果、当分休会させていただきます。折があればまたお世話になりたいと思っています。
「山は笑うのだ」ご案内有り難うございます。
★春よ来いとて一斉に灯をかざす /勝美
本当に灯をかざしているみたい、沢山の灯が招いているように見えます。
★筍の首級の如く置かれけり /勝美
首のごとくと思うとその通りに見えてきてしまう、威厳のありそうな首です。
★円空の千手に力山笑ふ /勝美
自然の作り出す形とは、面白く、手が込んで、楽しくて、不思議、傑作揃いです。
寒暖差の激しい季節です、花も急いで咲き始めたり、色々せわしない季節です。
人も振り回されて、風邪のかたが多いみたい。健康に気をつけて、沢山俳句が作れると嬉しい。
楽しい俳句、これからも待っています。
みちこさん おはようございます。コメントありがとうございます。いつもいい加減な句でお茶を濁しています。楽しんでくださればこれに越したことはありません。今後ともよろしくです。
まだ、晩春とは云うものの、すでに真夏日になったり、またまた寒い日に戻ったりして、天候不順が続いています。
時節柄、体調を崩さぬ様に、勝美さんも御身・ご自愛専一の程、宜しくお願いします。
遅くなりましたが、『山は笑うのだ』のコメントをさせていただきます。
星雲は星の残骸花エリカ /勝美
写真の、疎らに咲いている「トゲトゲの花」からの逆転の発想で、小さな花が群がって、一斉に咲いている「エリカ」=(春の季語)の詠みこみは、流石ですね。 更に、この「エリカ」の小さな花の群から「星雲」を連想し、その「星雲」から更にまた、「星の残骸」を連想すると云う、連想から次の連想への転換で、「写真俳句の雛型になる様な句」に上手く仕上げましたね。 お見事です。
遍路ゆく川ひと筋を囲む柵 /勝美
川の土手一面に咲いている草花を挟んで、その両岸に長く連なる白い柵並みから、「遍路ゆく」と云う、春の季語を上手く導き出しましたね。 この写真を見ていますと、つい「土手の草花」を季語に詠み込みたくなりますが、それを云わずに、この写真には居ない「遍路ゆく」と云う季語を持ち込む事で、この写真俳句を更に深みのある句に仕上げましたネ。 お見事でした。
春よ来いとて一斉に灯をかざす /勝美
この写真の花が「スノーフレーク」ですか? この花は「鈴蘭」の花の様に、花が下を向いて咲いているので、あたかも、提灯を提げている様に見えますね。 そして、「一斉に灯をかざす」とは、写真をそのままに表現した、上手い云い方ですね。 しかも、写真にある「スノーフレーク」と云う春の季語は、俳句の中では使わずに、写真で見せるだけにして、「春よ来い」と言い換た季語を使う事で、写真と俳句の相乗効果が出て、俳句に更なる広がりが出て、とても素晴らしい句になりましたね。
筍の首級の如く置かれけり /勝美
筍も、この写真の様な撮り方をすると、あたかも、武家時代の敵将の首そっくりに見えて来るのが、不思議ですね。 この筍の写真と俳句を交互に見比べていますと、何となく、「おかしみ」が湧き出して来ますね。 目で見た感じを、そのまま率直に表現した、ユーモアのある句に仕上がりましたね。
円空の千手に力山笑ふ /勝美
「円空の千手」と云われますと、この写真の大きな「松かさ」の笠が、円空の彫った「手彫りの千手観音の千手」に、何となく、見えて来る処が面白いですね。 良く見ると、松かさの一つ一つの笠の形が、それぞれに違っていて、その事が、千手への連想に繋がり、何か、力強さを感じさせて呉れますね。 この写真の大きな松かさに影響されてか、「山笑ふ」と云う春の季語も、千手観音の千手を上手く引き立てていますネ。
喜信さん こんにちは。コメントありがとうございます。いつもながら丁寧に読み込んでくださって、ありがとうございます。これを読む他のみなさんもうなずくことと思います。また横浜句会でお会いしましょう。