ひねもす俳句:陽を浴びて

木蓮の芽
鬱勃の氣のあらあらと新社員 /勝美

ブロッコリ

啓蟄のロボット腕を高高と /勝美

小松菜

嫁菜飯死ぬまで生くる存念と /勝美

入る猫

龍天に登る日猫のしなやかに /勝美

春の雑草

色に出て彼岸の草の逞しさ /勝美

12 thoughts on “ひねもす俳句:陽を浴びて

  1. >鬱勃の氣のあらあらと新社員
    この時代だからこそ、そうあった欲しいですね!
    ってすでに人ごとっぽいですがw
    >啓蟄のロボット腕を高高と
    過去の超文明が作り出したロボットってな感じですね
    >嫁菜飯死ぬまで生くる存念と
    嫁菜飯食べたことがありません。
    ネットで調べると、いや~ずいぶん美味しそうですね。
    気になる~。
    >龍天に登る日猫のしなやかに
    龍は春分の日に天に登るそうですね。
    この時期猫はしなやかですが、夏になると溶けちゃいますね。
    >色に出て彼岸の草の逞しさ
    確かに、冬の間どこに行ってたの?
    ってぐらいの勢いで伸びてきますよね。
    公園の木も枯れた?と思うくらい丸坊主に
    なっても、ちゃんと葉っぱを茂らせる。
    自然はすごいですね。

  2. 今日は5月の陽気とか。
    今回のひねもすはちと捻り過ぎたかな、という感じですが、
    如何だったでしょうか。
    龍天に登るというのが春の季語なんて。他にも鷹化して鳩と為る、とか
    田鼠化して鶉と為る、とか。

  3. 勝美さん、こんにちはもう早三月ですね。
    「陽を浴びて」早速拝見させていただきました。
    今月は山形吟行もあり楽しみな春ですね。
    また雪に会えるかもしれません。
    今月は次の二句惹かれました。
    >鬱勃の氣のあらあらと新社員 /勝美
    「鬱勃」なんて難しい言葉を始めて知りました。
    新社員にこうあってほしいとの願いが見えます。
    >啓蟄のロボット腕を高高と /勝美
    「啓蟄」にロボットの取り合わせは面白いです。
    こちらも元気をもらえそうな句ですね。

  4. こんにちは。
    由人さんにミニ吟行ではお世話になっています。
    今月の稲毛句会は欠席されるよし、投句をお預かりしますよ。
    何時もひねもすへお越し下さってうれしく思います。

  5. こんにちは。何時もお世話になっております。
    三月ですね。新宿御苑吟行は勝美さんのお句を頂戴してました。流石ですね。
    鬱勃~頂きます。初めて知りました。

  6. ひつじさん こんにちは。
    お加減如何ですか、元気なひつじさんにしばらくお目に掛かってないのが
    少しく残念です。早くミニ吟行しましょうよ。
    歩けそうなら23日JR王子駅10時30分赤羽よりの改札集合というのがあるのですが。
    ひねもすへは何時もお越し頂き恐縮です。

  7. こんばんは、
    「ひねもす俳句:陽を浴びて」へご案内戴き有難う
    ございます。
    五句いずれも元気一杯、旺盛な芽吹きを見るような
    佳句、どーんと背中を叩かれたような思いです。
    その思いを代表して次の二句を頂戴します。
      啓蟄のロボット腕を高高と  /勝美
    春分が望めるこの時季、ロボットも眠りから覚めて
    大きく伸びをするのでしょうか?葉を落したブロッ
    コリーの茎がそのように見えますね。「高高と」の
    措辞に動きが見えて、巧み。
      嫁菜飯死ぬまで生くる存念と  /勝美
    山菜ハンドブックから「ヨメナ」(キク科)を調べ
    ました。カントウヨメナの若葉、これから採取時期
    とか・・特有の香りもあって正に旬の食べ物でしょ
    う。自然の恵みに感謝して益々ご健勝を!と、声援
    を贈りたい気持になりました。
    目前に迫った「山形庄内ひな街道」吟行、楽しみです。
    お世話になりますがよろしくお願い致します。

  8. 陽さんへ いつもお付き合い下さってありがとうございます。
    山形吟行楽しみにしています。どうかよろしく。

  9. 句会惨憺たる云々は、こちらは言わないだけで全く同じ。でも、俳句をタノシミマショ!とは、いつも勝美さんから言われている事よ!(笑)
    鬱勃の氣のあらあらと新社員 /勝美
    鬱勃・あらあら どちらかを省略してもいいかな?この就職難の時代、新社員となれば、その嬉しさがありますね。
    啓蟄のロボット腕を高高と /勝美
    この句は◎です。あのブロッコリーの写真があって、良し!!無くてもまた良し!!啓蟄とロボットの対比。最高の句だと思いました。
    嫁菜飯死ぬまで生くる存念と /勝美
    「嫁菜」という草を教えてもらい、知ってはいるのですが、由人さん同様、わたしも食していません。>ヨメナは関西にしかなく,関東地方にはカントウヨメナ(関東嫁菜)だそうで,こちらは食用にしないそうです。 <というネットの記述があり、「ああそういうことか」と納得した次第。勝美さんは、お召し上がりになって要るのですか?「嫁菜」という名から考えるとあまり美味しくないようなきがしますが・・・。
    龍天に登る日猫のしなやかに /勝美
    [龍」と「猫」面白い取り合わせ!!
    色に出て彼岸の草の逞しさ /勝美
    この「色」はどんな色?「色」と「彼岸」「逞しさ」はやはり女性ですね。この句は、写真に凭れた句だと思いました。
    失礼なことばかり、ごめんなさい!

  10. 寿々さんへ おはようございます。
    玄鳥同様寿々さんの舌鋒冴え渡って留まるところなし。
    嬉しい限りですね。びしばし考えさせられます。
    これからも大いにお願いしますね。

  11. ここでは始めまして。王子吟行ではお世話になりました。
    俳句は不発ですが人との出会いが楽しく有難いと思う今日この頃です。
    啓蟄のロボット腕を高高と /勝美
    この句頂きです。名句を頂いてブロッコリーも喜んでいるでしょう。
    嫁菜飯死ぬまで生くる存念と /勝美
    そう言えば子供の頃食べましたね。。
    では 今度ともよろしくお願いいたします。

  12. 海苔子さんへ ようこそお越し下さいました。
    王子吟行は江ノ島吟行以来でしたね。
    良い句が沢山でよかったです。これからも機会があればどんどん
    吟行しましょうよ。
    ひねもす俳句は月2回の更新です。是非またお出で下さい。

小池 由人 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です