ひねもす俳句:初秋 2008年9月24日2018年9月19日 pure2 ひねもす俳句 このごろは耳を澄ませば秋の声 /勝美 ひそやかに砂場に埋めてゐる木の実 /勝美 植え込みをパッチワークに文化の日 /勝美 稲妻や生まれしものにある手肢 /勝美 飛ぶやうに巡り巡れり秋遍路 /勝美
>このごろは耳を澄ませば秋の声 なんだか、あっと言う間に夏は去っていきます。 そして、秋はひっそりと宵のうちからやってきます。 ふと気がつくと、どこからか虫の声。気付かないうちに秋です。 地球温暖化が叫ばれる昨今ですが、もうちょっと夏が長くても良いかなと正直思ってたりします。 >ひそやかに砂場に埋めてゐる木の実 タネというものには、なんだか期待してしまいます。 ここに植えるといつ芽が出るんだろうとか、どんな形に育つんだろう?とか。 子供も一緒です。期待して期待して、でも、結局は一周して、 育つという根本さえあればいいという地点に戻ってきたりして。 それでまた、期待したりして。 >植え込みをパッチワークに文化の日 自然の秩序と人間の秩序にはだいぶ開きがあるようですが、 時としてそれがコラボするとなかなか見応えのあるものが生まれることがあります。 願わくば、写真のコリウスたちも嬉しく思っていて欲しいものです。 >稲妻や生まれしものにある手肢 確かに稲光の中からジャーンと登場してる感じですねw しかし、このあざやかな黄色はすごい。ほんの小さなことですが、 こういうのを見るとはやり自然はリスペクトすべきだと感じます。 >飛ぶやうに巡り巡れり秋遍路 涼しくなって、お遍路もスタスタ行けるという感じでしょうか? シャッキリした空気の中、山を巡ってみたいものです。 返信
勝美さんこんにちは、俳句もすっかり秋ですね。 俳句は秋が一番似合うのかもしれません。 次の2句が好きな句です。 ・ひそやかに砂場に埋めてゐる木の実 /勝美 ・植え込みをパッチワークに文化の日 /勝美 返信
今日は、勝美さん。お世話になります。 ひねもす俳句:初秋篇、拝見しました。何時もながら 見事な写真と俳句のコラボレーション、見惚れております。 このごろは耳を澄ませば秋の声 /勝美 <このごろ>に共感、雑音も秋の声かと・・・ ひそやかに砂場に埋めている木の実 /勝美 可愛いなー 砂に何かを埋めたくなるのは、動物共通の 習性でしょうか? 植え込みをパツチワークに文化の日 /勝美 写真を拡大すると毛足の長い絨毯のよう、落着いた色調 文化の日とはこのような日。 稲妻や生まれしものにある手肢 /勝美 虎模様のパンツを穿いた女郎蜘蛛雷、その巣には稲妻が。 立派な手肢、我々も大切にしないといけませんなー 飛ぶやうに巡り巡れり秋遍路 /勝美 近頃はヘリコプターを使った巡礼もあるとか・・この蝶は その先駆者?かなー 今回も楽しませて頂きました。有難うございます。 返信
このごろは耳を澄ませば秋の声 /勝美 蝉にかわって秋の虫が鳴き始めると、 ああ秋だなぁと思い知らされます。 季節はどんどん巡ってるんですよね。 それについていけないのか、はたまた季節の移り変わりに 敏感なのか、私さっそくカゼをひいております。 ひそやかに砂場に埋めてゐる木の実 /勝美 きっと作者もこどもの頃、埋めたことがあるんでしょうね。 木の実や種を土に埋める作業って、ワクワクします。 園芸ではなく、秘密の行いとしてですが。 どこかの誰かが、そんなふうに埋めた何かの植物が 今でも息づいている、なんてこともありそう。 そういえば、ウチのベランダのプランターには、 植えた憶えのないナスと小さな椿が生えています。 椿は鳥の仕業かな。 植え込みをパッチワークに文化の日 /勝美 写真はコリウス。色さまざまな葉っぱだけで、 見事な配色が構成されています。 文化の日に美術館や博物館に行くのもいいですが、 自然の(とはいえ人の手がかかってますが)芸術を 鑑賞しにいくのもいいなぁ、なんて思いました。 稲妻や生まれしものにある手肢 /勝美 ギザギザ模様って強力な意匠だなぁ、と改めて。 お腹に横向きのギザギザ、巣には縦にギザギザ。 ギザギザ=怖い模様だと、蜘蛛は知ってるんでしょうね。 空に走るギザギザ、稲妻もほんとに恐ろしい。 蜘蛛はその上、黄色に黒だ。自然て最高におもしろい。 飛ぶやうに巡り巡れり秋遍路 /勝美 ヘリコプターでの巡礼もあるとは! 徒歩だと40日かかる行程、いつか体験してみたいなぁ。 そんなふうに思ってても、慌ただしくバスや車で急ぎ足に巡って完了、 になっちゃうのが実際のところかも。 返信
1、このごろは耳を澄ませば秋の声 /勝美 「耳を澄ませば」が絶妙。清澄な空気の中で毬に包まれた 栗が落ちる音を耳にする、世塵を離れた賢人の域に達して います。 2、ひそやかに砂場に埋めている木の実 /勝美 大切な物を埋める行為。子どもが砂場に木の実を埋めるの も、自分だけの秘密を持ちたいからでしょう。更に知恵が つけば、変化することを期待すのです。 3、植え込みをパツチワークに文化の日 /勝美 色や種類の異なる花が織り成すコントラストは自然美に加 え造形美でもあります。日本人が「文化の日」の意味を正 しく理解することが求められるでしょう。 4、稲妻や生まれしものにある手肢 /勝美 季語の斡旋がよろしいですね。巧者(隠された芸)の句と 言えるますね。好きな句でした。 5、飛ぶやうに巡り巡れり秋遍路 /勝美 現代社会の営みは、第2の人生を歩む者にも実に忙しすぎ るように出来ています。見落としたと思うものがあれば、 前後の関係からイメージを膨らまして、繋いでゆきましょ う。 さて、こちらをお借りしてご連絡事項。 10月の稲毛句会 10月22日(水)午後1時 場所 川崎稲毛神社 兼題 「霧」一切。 山霧、霧襖、霧走る 等々で。 注:月例の土曜日は変更の理由は、秋も10月、11 月の15日までは七五三で神社が多忙になる為。 よろしくご承知願います。 返信
遅くなりました。ひねもす俳句は千客万来ですね。 写真は写真で楽しみ、それから俳句を楽しみました。 少しでも、勝美さんの感性・直観力を頂けないかと、あさましい気持ちで読んでみました。 1、「秋の声」を 今年はよんでみたいな! 2、「木の実」 を土の中に埋める・・・考え付かない!! 3、「パツチワーク」と「文化の日」 良いと思う。 4、稲妻や生まれしものにある手肢 /勝美 この句が一番好きでした。「生まれしものにある手肢」この感性が凄い。 儲かった!! こういう気持になって読むって邪道ですね。でも楽しかった!! 有難うございました。 返信
あえて須々さん、いえ多恵さん、おはようございます。 何時になくお声が聞こえませんので心配だったです。 俳句をどのような気持ちで読もうといいじゃありませんか。 わたくしなど、いつも考えように依ってはあさましく、 貪欲に何かを掴もうとして人様の俳句の芯を見極めたい 思いで鑑賞しています。 これからも、刺激を沢山下さいな。 返信
>このごろは耳を澄ませば秋の声
なんだか、あっと言う間に夏は去っていきます。
そして、秋はひっそりと宵のうちからやってきます。
ふと気がつくと、どこからか虫の声。気付かないうちに秋です。
地球温暖化が叫ばれる昨今ですが、もうちょっと夏が長くても良いかなと正直思ってたりします。
>ひそやかに砂場に埋めてゐる木の実
タネというものには、なんだか期待してしまいます。
ここに植えるといつ芽が出るんだろうとか、どんな形に育つんだろう?とか。
子供も一緒です。期待して期待して、でも、結局は一周して、
育つという根本さえあればいいという地点に戻ってきたりして。
それでまた、期待したりして。
>植え込みをパッチワークに文化の日
自然の秩序と人間の秩序にはだいぶ開きがあるようですが、
時としてそれがコラボするとなかなか見応えのあるものが生まれることがあります。
願わくば、写真のコリウスたちも嬉しく思っていて欲しいものです。
>稲妻や生まれしものにある手肢
確かに稲光の中からジャーンと登場してる感じですねw
しかし、このあざやかな黄色はすごい。ほんの小さなことですが、
こういうのを見るとはやり自然はリスペクトすべきだと感じます。
>飛ぶやうに巡り巡れり秋遍路
涼しくなって、お遍路もスタスタ行けるという感じでしょうか?
シャッキリした空気の中、山を巡ってみたいものです。
勝美さんこんにちは、俳句もすっかり秋ですね。
俳句は秋が一番似合うのかもしれません。
次の2句が好きな句です。
・ひそやかに砂場に埋めてゐる木の実 /勝美
・植え込みをパッチワークに文化の日 /勝美
のうそうさん こんにちは。
いつもありがとうございます。作者冥利に尽きるというものです。
由人さん お越し頂き有難うございます。
渋谷原宿吟行、面白かったです。
また、やりましょう。
おはようございます。
大手門界隈お世話になりました。
ひそやかに〜写真とも頂きます。
おはようございます。ひねもすへようこそ。
東御苑、工芸展ともに楽しい吟行でした。
日本橋での思わぬ登山好きの女将に意気投合したのもよかったです。
またよろしく。
今日は、勝美さん。お世話になります。
ひねもす俳句:初秋篇、拝見しました。何時もながら
見事な写真と俳句のコラボレーション、見惚れております。
このごろは耳を澄ませば秋の声 /勝美
<このごろ>に共感、雑音も秋の声かと・・・
ひそやかに砂場に埋めている木の実 /勝美
可愛いなー 砂に何かを埋めたくなるのは、動物共通の
習性でしょうか?
植え込みをパツチワークに文化の日 /勝美
写真を拡大すると毛足の長い絨毯のよう、落着いた色調
文化の日とはこのような日。
稲妻や生まれしものにある手肢 /勝美
虎模様のパンツを穿いた女郎蜘蛛雷、その巣には稲妻が。
立派な手肢、我々も大切にしないといけませんなー
飛ぶやうに巡り巡れり秋遍路 /勝美
近頃はヘリコプターを使った巡礼もあるとか・・この蝶は
その先駆者?かなー
今回も楽しませて頂きました。有難うございます。
いつも暖かなコメントありがとうございます。
いつかミニ吟行やりませんか、根々さんに声をかけてみましょう。
皇居東御苑と工芸展面白かったですよ。
吟行は俳句力の基礎体力作りにもってこいです。
このごろは耳を澄ませば秋の声 /勝美
蝉にかわって秋の虫が鳴き始めると、
ああ秋だなぁと思い知らされます。
季節はどんどん巡ってるんですよね。
それについていけないのか、はたまた季節の移り変わりに
敏感なのか、私さっそくカゼをひいております。
ひそやかに砂場に埋めてゐる木の実 /勝美
きっと作者もこどもの頃、埋めたことがあるんでしょうね。
木の実や種を土に埋める作業って、ワクワクします。
園芸ではなく、秘密の行いとしてですが。
どこかの誰かが、そんなふうに埋めた何かの植物が
今でも息づいている、なんてこともありそう。
そういえば、ウチのベランダのプランターには、
植えた憶えのないナスと小さな椿が生えています。
椿は鳥の仕業かな。
植え込みをパッチワークに文化の日 /勝美
写真はコリウス。色さまざまな葉っぱだけで、
見事な配色が構成されています。
文化の日に美術館や博物館に行くのもいいですが、
自然の(とはいえ人の手がかかってますが)芸術を
鑑賞しにいくのもいいなぁ、なんて思いました。
稲妻や生まれしものにある手肢 /勝美
ギザギザ模様って強力な意匠だなぁ、と改めて。
お腹に横向きのギザギザ、巣には縦にギザギザ。
ギザギザ=怖い模様だと、蜘蛛は知ってるんでしょうね。
空に走るギザギザ、稲妻もほんとに恐ろしい。
蜘蛛はその上、黄色に黒だ。自然て最高におもしろい。
飛ぶやうに巡り巡れり秋遍路 /勝美
ヘリコプターでの巡礼もあるとは!
徒歩だと40日かかる行程、いつか体験してみたいなぁ。
そんなふうに思ってても、慌ただしくバスや車で急ぎ足に巡って完了、
になっちゃうのが実際のところかも。
丁寧なコメントありがとう。
そのうち、野菜ひねもすの出来映えを見せて下さい。
1、このごろは耳を澄ませば秋の声 /勝美
「耳を澄ませば」が絶妙。清澄な空気の中で毬に包まれた
栗が落ちる音を耳にする、世塵を離れた賢人の域に達して
います。
2、ひそやかに砂場に埋めている木の実 /勝美
大切な物を埋める行為。子どもが砂場に木の実を埋めるの
も、自分だけの秘密を持ちたいからでしょう。更に知恵が
つけば、変化することを期待すのです。
3、植え込みをパツチワークに文化の日 /勝美
色や種類の異なる花が織り成すコントラストは自然美に加
え造形美でもあります。日本人が「文化の日」の意味を正
しく理解することが求められるでしょう。
4、稲妻や生まれしものにある手肢 /勝美
季語の斡旋がよろしいですね。巧者(隠された芸)の句と
言えるますね。好きな句でした。
5、飛ぶやうに巡り巡れり秋遍路 /勝美
現代社会の営みは、第2の人生を歩む者にも実に忙しすぎ
るように出来ています。見落としたと思うものがあれば、
前後の関係からイメージを膨らまして、繋いでゆきましょ う。
さて、こちらをお借りしてご連絡事項。
10月の稲毛句会 10月22日(水)午後1時
場所 川崎稲毛神社
兼題 「霧」一切。 山霧、霧襖、霧走る
等々で。
注:月例の土曜日は変更の理由は、秋も10月、11
月の15日までは七五三で神社が多忙になる為。
よろしくご承知願います。
邦夫さん お忙しいなかありがとうございます。
いつも邦夫さんのコメントに開眼あるのみです。
また、稲毛句会のお知らせ有難うございます。
是非お伺いさせて頂きます、よろしくお願いします。
遅くなりました。ひねもす俳句は千客万来ですね。
写真は写真で楽しみ、それから俳句を楽しみました。
少しでも、勝美さんの感性・直観力を頂けないかと、あさましい気持ちで読んでみました。
1、「秋の声」を 今年はよんでみたいな!
2、「木の実」 を土の中に埋める・・・考え付かない!!
3、「パツチワーク」と「文化の日」 良いと思う。
4、稲妻や生まれしものにある手肢 /勝美
この句が一番好きでした。「生まれしものにある手肢」この感性が凄い。
儲かった!!
こういう気持になって読むって邪道ですね。でも楽しかった!!
有難うございました。
あえて須々さん、いえ多恵さん、おはようございます。
何時になくお声が聞こえませんので心配だったです。
俳句をどのような気持ちで読もうといいじゃありませんか。
わたくしなど、いつも考えように依ってはあさましく、
貪欲に何かを掴もうとして人様の俳句の芯を見極めたい
思いで鑑賞しています。
これからも、刺激を沢山下さいな。