ひねもす俳句:梅雨さなか 2006年6月16日2006年6月16日 pure2 ひねもす俳句 化物のごとく草伸び梅雨晴間 /勝美 父の日の遊び相手を勤めけり /勝美 息吹き込んで紫陽花を膨らます /勝美 牧神の座の切株を守る蜥蜴 /勝美 ゆゑありて外に繋がれ蚤取粉 /勝美
>化物のごとく〜 雨が降ってる間はじーっと ちょっと止んだらその隙にニョキニョキ! という感じですね。 >父の日の〜 ばっちり装備で自転車にまたがる女の子。 今度の土曜は、〜に行こう!と前々からお父さんと 約束してたんでしょうねw >息吹き込んで〜 いつの間にかポワポワと咲いていくアジサイの感じが伝わります。 アジサイってその色あいから、雨が詰まっているようです。 >牧神の座の〜 たかがトカゲと侮るなかれ。その後ろには神が居る。 そういう気持ちが自然を大切に思う心につながるのだなと 感じる一句ですね。 >ゆゑありて〜 写真がなくても、犬のことだと解る句ですね。そこがスゴイかも。 このワンちゃん、写真では伝わらないかも知れませんが、 すごく“人”っぽかったです。自分を犬だと思っていない顔をしているのです。 私が写真を撮ると「何?」って感じで、 お嬢様のような優雅な表情でこちらを向かれました。 返信
このお化け植物は一体、なんでしょうねぇ。 雑草にしては大きなナリに、通りがかりながら気になって いたのですが、ある日花を咲かせていたという訳です。 この時期は、ホントひと雨ごとに緑が濃くなっていきますね。 明日は父の日。 この「遊び相手」って、女の子の方でしょうかね。 写真の女の子の歳で、お父さんと遊んであげようと考えたとしたら、 おませだけど、有り得なくないかも。 梅雨の花といえば紫陽花。ボールの半分のように、まあるく 形づくる花を「息吹き込んで膨らます」と見立てたのは新鮮。 この時期、紫陽花がなかったら、ただのジメジメ季節になっちゃう けど、この花のおかげで耐えられるのかも。 蜥蜴が夏の季語。 牧神は神話にでてくる上半身は人間で下半身は山羊の神。 蜥蜴の居る写真の切り株は、本当はただの杭なんだけど、 主人の留守を蜥蜴が守ってるみたいに想像できる自由さが いいと思う。 蚤も夏の季語。 「ゆゑありて」が効いてる。たぶん、わざわざ 言うような理由なんて本当はないんだろうけど、 あえて故あってと断わりを入れてる感じでしょうか。 返信
>化物のごとく〜
雨が降ってる間はじーっと
ちょっと止んだらその隙にニョキニョキ!
という感じですね。
>父の日の〜
ばっちり装備で自転車にまたがる女の子。
今度の土曜は、〜に行こう!と前々からお父さんと
約束してたんでしょうねw
>息吹き込んで〜
いつの間にかポワポワと咲いていくアジサイの感じが伝わります。
アジサイってその色あいから、雨が詰まっているようです。
>牧神の座の〜
たかがトカゲと侮るなかれ。その後ろには神が居る。
そういう気持ちが自然を大切に思う心につながるのだなと
感じる一句ですね。
>ゆゑありて〜
写真がなくても、犬のことだと解る句ですね。そこがスゴイかも。
このワンちゃん、写真では伝わらないかも知れませんが、
すごく“人”っぽかったです。自分を犬だと思っていない顔をしているのです。
私が写真を撮ると「何?」って感じで、
お嬢様のような優雅な表情でこちらを向かれました。
このお化け植物は一体、なんでしょうねぇ。
雑草にしては大きなナリに、通りがかりながら気になって
いたのですが、ある日花を咲かせていたという訳です。
この時期は、ホントひと雨ごとに緑が濃くなっていきますね。
明日は父の日。
この「遊び相手」って、女の子の方でしょうかね。
写真の女の子の歳で、お父さんと遊んであげようと考えたとしたら、
おませだけど、有り得なくないかも。
梅雨の花といえば紫陽花。ボールの半分のように、まあるく
形づくる花を「息吹き込んで膨らます」と見立てたのは新鮮。
この時期、紫陽花がなかったら、ただのジメジメ季節になっちゃう
けど、この花のおかげで耐えられるのかも。
蜥蜴が夏の季語。
牧神は神話にでてくる上半身は人間で下半身は山羊の神。
蜥蜴の居る写真の切り株は、本当はただの杭なんだけど、
主人の留守を蜥蜴が守ってるみたいに想像できる自由さが
いいと思う。
蚤も夏の季語。
「ゆゑありて」が効いてる。たぶん、わざわざ
言うような理由なんて本当はないんだろうけど、
あえて故あってと断わりを入れてる感じでしょうか。