ひねもす俳句:旅の空 2005年11月13日2005年11月13日 pure2 ひねもす俳句 はや冬は塀のそばまで来てをるぞ /勝美 冬ざるる町や無人の販売所 /勝美 道具立てよし語らひの場の落葉 /勝美 いのちまだ漲る冬の飛蝗かな /勝美 高速路は名残の空へつづきけり /勝美 神の旅カーナビといふ優れもの /勝美
>はや冬は〜 この日の京都は、ぽかぽか陽気でしたが、 確かに冬がそこまできているのも感じました。 呼びかけのような句というのもめずらしいですね。 >冬ざるる〜 奈良というどっちかというと街中での無人販売は、 神さんへの信心あってこそですよね。 そういうところで売ってる人と買って行く人にかすかな つながりがある世の中であってほしいです。 >道具立てよし〜 落ち葉の匂いっていい気持ちです。 こんなシチュエーションだとまったりお話できそうです。 落ち葉を焼く匂いもこれまたいいですよね。 最近は庭先で焼却するのがNGなので、あれですが、 落ち葉を焼く匂いを嗅ぐと子供のころを思い出します。 >いのちまだ〜 これは浜名湖のガーデンパークで見かけたバッタです。 延命処置ではなく、自然と共に長生きしているのが すごく無理ない感じでした。 >高速路は〜 日本、しかも、東海・近畿という限られた地方だけを 旅したのですが、それぞれの土地で空気も違えば、 空も違っていました。とりあえず、それを体感できただけでも、 ナイスな旅だったと思います。 >神の旅〜 この神様、結構、憶えていることが古かったり、 ウソを告げてくれたりしましたw ただ、これが無いと道を間違えたのも解らないと思います。 道の指標になるとこは、ホントに神さんなのかも知れませんw 返信
いのちまだ漲る冬の飛蝗、私も板橋区内で発見! TANITAの広場の横の鉄製(?)の塀の上に。 「写真を撮らせてね」と言って携帯を構えたら、 あまりに小さいので近づけ、近づけ、近づけていったら 気がついたときには、とーっても近かったみたいで 殿様、向こう側にのけぞって斜めになってました。 返信
気持ちより季節のほうが早く過ぎ去って、 こんないい陽気の秋の日も、味わうそばから冬に変わっていってしまいそうな気がします。 まして俳句は季節を先取りするし。 「来てをるぞ」が、スキだらけ(のように見える)の おばちゃん3人衆への警告のようでおもしろい。 身替わり猿1つ350円。人を信用していないと、 こんな商売はできないなぁ。というか、人を試して いるのかも。 セッティング万全!な秋の公園。秋は特別ですねぇ。 ただ、写真は奈良公園。鹿フンのにおいも混じってて、 ロマンチックというよりは、あったか〜い気持ちになりました。 ふと足元をみると殿様バッタ。 11月なのにまだいるのか、とそ〜っと撮影。 長生きせーよ!と勝手な思いを託しつつ。 暖かい地方では6月頃と秋の2回発生するらしい。 Yahoo!きっず図鑑:http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/insects/card/0578.html 「名残りの空」が季語。 すごい季語だ。やるな!日本語。 ただどういう時に使うことばなのか、よくわからない。 物事の終わりの意味で、大晦日を指したりもするらしい。 この句では、旅の終わりまで続いているという意味か。 それとも、直前までいた場所や 会っていたひととの名残りを惜しみながら進む、という意味か。 「神の旅」が冬の季語。 「名残りの空」とともに、私の持ってる 『俳諧歳時記 冬・新年』には載って無い季語。 なんでまた「神の旅」なんで季語が?と思って 検索すると、どうも神無月(11月)で神さまが 旅に出ちゃってることから、らしい。 出雲大社にお出かけ中らしいです。 句では、冬の季語「神の旅」と、 技術の進歩で神さま並みの自由自在な旅が できることとをかけてるんですね。 返信
>はや冬は〜
この日の京都は、ぽかぽか陽気でしたが、
確かに冬がそこまできているのも感じました。
呼びかけのような句というのもめずらしいですね。
>冬ざるる〜
奈良というどっちかというと街中での無人販売は、
神さんへの信心あってこそですよね。
そういうところで売ってる人と買って行く人にかすかな
つながりがある世の中であってほしいです。
>道具立てよし〜
落ち葉の匂いっていい気持ちです。
こんなシチュエーションだとまったりお話できそうです。
落ち葉を焼く匂いもこれまたいいですよね。
最近は庭先で焼却するのがNGなので、あれですが、
落ち葉を焼く匂いを嗅ぐと子供のころを思い出します。
>いのちまだ〜
これは浜名湖のガーデンパークで見かけたバッタです。
延命処置ではなく、自然と共に長生きしているのが
すごく無理ない感じでした。
>高速路は〜
日本、しかも、東海・近畿という限られた地方だけを
旅したのですが、それぞれの土地で空気も違えば、
空も違っていました。とりあえず、それを体感できただけでも、
ナイスな旅だったと思います。
>神の旅〜
この神様、結構、憶えていることが古かったり、
ウソを告げてくれたりしましたw
ただ、これが無いと道を間違えたのも解らないと思います。
道の指標になるとこは、ホントに神さんなのかも知れませんw
いのちまだ漲る冬の飛蝗、私も板橋区内で発見!
TANITAの広場の横の鉄製(?)の塀の上に。
「写真を撮らせてね」と言って携帯を構えたら、
あまりに小さいので近づけ、近づけ、近づけていったら
気がついたときには、とーっても近かったみたいで
殿様、向こう側にのけぞって斜めになってました。
気持ちより季節のほうが早く過ぎ去って、
こんないい陽気の秋の日も、味わうそばから冬に変わっていってしまいそうな気がします。
まして俳句は季節を先取りするし。
「来てをるぞ」が、スキだらけ(のように見える)の
おばちゃん3人衆への警告のようでおもしろい。
身替わり猿1つ350円。人を信用していないと、
こんな商売はできないなぁ。というか、人を試して
いるのかも。
セッティング万全!な秋の公園。秋は特別ですねぇ。
ただ、写真は奈良公園。鹿フンのにおいも混じってて、
ロマンチックというよりは、あったか〜い気持ちになりました。
ふと足元をみると殿様バッタ。
11月なのにまだいるのか、とそ〜っと撮影。
長生きせーよ!と勝手な思いを託しつつ。
暖かい地方では6月頃と秋の2回発生するらしい。
Yahoo!きっず図鑑:http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/insects/card/0578.html
「名残りの空」が季語。
すごい季語だ。やるな!日本語。
ただどういう時に使うことばなのか、よくわからない。
物事の終わりの意味で、大晦日を指したりもするらしい。
この句では、旅の終わりまで続いているという意味か。
それとも、直前までいた場所や
会っていたひととの名残りを惜しみながら進む、という意味か。
「神の旅」が冬の季語。
「名残りの空」とともに、私の持ってる
『俳諧歳時記 冬・新年』には載って無い季語。
なんでまた「神の旅」なんで季語が?と思って
検索すると、どうも神無月(11月)で神さまが
旅に出ちゃってることから、らしい。
出雲大社にお出かけ中らしいです。
句では、冬の季語「神の旅」と、
技術の進歩で神さま並みの自由自在な旅が
できることとをかけてるんですね。