ひねもす俳句:春は其処まで 2019年1月27日2019年1月28日 pure2 7件のコメント 寒明けの空に穴あく我が胸も /勝美 花活けてみる春分の日の玄関 /勝美 歴史閉づ最後の砦春隣 /勝美 春昼の路地や昭和に紛れこむ /勝美 北窓を開けれど暗きマーケット /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:めでたき年明け 2019年1月14日2019年1月14日 pure2 5件のコメント 黎明に似たる薄暮に在る淑気 /勝美 新年の挨拶放送中の村 /勝美 嫁が君ならぬ腕噛む恍惚と /勝美 初詣選り取り見取りの守り札 /勝美 淑気満つ古代壁画の浮かぶ壁 /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:時の移ろい 2018年12月14日2018年12月16日 pure2 7件のコメント これをしも帰り花とや韮の花 /勝美 裸木となる日の近し風強し /勝美 冥界へつづくこの橋神渡し /勝美 さりながら日柄輩は日を数へ /勝美 D坂の殺人ありき年暮るる /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:諸行無常 2018年11月28日2018年11月28日 pure2 7件のコメント 偉丈夫は胃丈夫なるか油点草 /勝美 在るものは何時か無となる年の果 /勝美 散り散りに散つて落葉のタングラム /勝美 くだら野となる魂の拠り所 /勝美 凍空に光の乱舞して夢幻 /勝美 ※注:くだら野は冬の季語、朽ちた野。荒涼とした冬の野。 続きを読む/コメントを書く
ひねもす日記:冬は直ぐ傍 2018年11月12日2018年11月28日 pure2 5件のコメント 神留守の社木の間に遠望す /勝美 よだれ掛けして懐かしの吸入器 /勝美 「ハイチーズ」カメラで狙ふ七五三 /勝美 十二月八日記憶はセピア色 /勝美 標本となりて冬蝶には成れず /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:日光街道草加宿 2018年10月26日2018年11月28日 pure2 9件のコメント 秋気澄む橋蒼穹へ伸び上り /勝美 色変へぬ松亀甲の罅深し /勝美 団栗を載せ川下へ舟下り /勝美 役目終へ遺跡めきたる堰外す /勝美 天高し手焼き体験完遂す /勝美 続きを読む/コメントを書く
ひねもす俳句:身に沁む秋 2018年10月14日2018年12月16日 pure2 11件のコメント 登高やたこウインナーを弁当に /勝美 長き夜や我と離れぬ我の影 /勝美 身に沁むやこの境遇を思ふとき /勝美 少女には少女の秋思ありぬべし /勝美 老残の身を安らけく秋の海 /勝美 続きを読む/コメントを書く