ひねもす俳句:古都の旅(遭遇編) 2017年4月9日2017年4月9日 ひねもす俳句 切れし尾に永遠の別れの目の蜥蜴 /勝美 はつ夏や旅にしあれば鳥の声 /勝美 決壊を防ぐ一指や梅雨入穴 /勝美 野遊びに行かうとやんちや坊主なり /勝美 つちふるや雲の流るる方へ川 /勝美
>切れし尾に永遠の別れの目の蜥蜴 こどもの頃、カナヘビをおっかけたことがあります。 尻尾を切られて、すごくびっくりしたのと、ものすごく悪いことをした気持ちに 苛まれました。 >はつ夏や旅にしあれば鳥の声 山には残雪があっても、里の鳥は春を喜んでいるという感じでしょうか。 >決壊を防ぐ一指や梅雨入穴 あの道路の穴に名前があるなんて思いもしませんでした。 盤石に見えるものも、日々の手入れの賜物ですね。 >野遊びに行かうとやんちや坊主なり ねこの兄弟って本当に楽しそうですね。 >つちふるや雲の流るる方へ川 はるか昔から黄砂はやってきてたんですね。 雲も川も流れて行くんですね。 返信
今年の春は何か安定しない天気が続いています。 とはいえ毎年春という季節はこんな花散らしの 雨がよく降る季節なんですね。 しかし今日は打って変わっていまのところ青空 が覗き、今ごろ満開になった桜がきれいです。 近くでは、小田急のロマンスカーと桜のコラボ を写真に収めようとアマチュアカメラマンが 沢山来ています。 毎年恒例で、桜と電車の人気スポットなんです。 今月のお気に入り二句です。 つちふるや雲の流るる方へ川 /勝美 野遊びに行かうとやんちや坊主なり /勝美 返信
味わい深いお句と印象に残るお写真を共々に鑑賞させていただきました。 切れし尾に永遠の別れの目の蜥蜴 /勝美 *さながらモニュメントのような蜥蜴の巨像。切れた尾に着目された勝美先輩の 詩情に打たれました。 決壊を防ぐ一指や梅雨入穴 /勝美 *観光客の、目にはついても気には止めないであろ「縁の下の力持ち」の作業を 教えていただくと共に、俳句ならではの力も教えていただきました。 つちふるや雲の流るる方へ川 /勝美 *モンゴル・中国の大陸から運ばれてきた黄砂が遠路の旅の末に、この先は海へ。 自然の悠大な移ろいの営みを思いました。己の人生が重なったようでもあります。 返信
長かった今年の桜もいよいよ最後ですね。 この所スケジュールの入れ過ぎでこの1週間は句会が3回、吟行が1回、病院が2回、くたびれました。 古都の旅(遭遇編)ご紹介有難うございました。遅くなりましたがお礼を兼ねて下記させて頂きます。失言はお許し下さい。 旅の醍醐味は遭遇にあり、ですね。 ◆切れし尾に永遠の別れの目の蜥蜴 /勝美 写真はゴジラかと思ったら立派な龍でした。中国ではこんな鬼瓦も見た事があります。切れた尾に別れを惜しむ蜥蜴!面白い発想ですね。そう言えば逃げながら蜥蜴は良く振り返ります。 ◆決壊を防ぐ一指や梅雨入穴 /勝美 珍しい季語の句、露穴、墜栗花穴、を含めて初めて拝見しました。当に無視できない穴ですね。 ◆つちふるや雲の流るる方へ川 /勝美 雲、水と共に流れる時も旅で遭遇した題材ですね。皆流れ続けて一瞬たりとも留まりません。5句の最後に相応しい句です。 返信
要介さん こんにちは。いつもお忙しい中をコメントありがとうございます。時の流れは待ったがありません。今月26日で84歳と相成ります。過去はもう模糊とした霞の彼方です。これからも俳句を詠み続けることでしょう。 返信
勝美さん今日は編集お疲れですね。結社はみんなの物ですから神経が疲れると思 います。民主的でないとだめですよね。 会員が減ったとはいえまだまだ俳句世界では老舗的存在、編集長としてやりがいがあると思います。 私も自分をしっかり持って頑張ります。 25日の吟行、由人さんやひつじさんに会えると思うとわくわくします。よろしくおねがいします。 野遊びに行こうとやんちゃ坊主なり 勝美 なにしろ写真がいいですね、よくぞこの被写体を。季語の野遊びがいいですね。 つちふるや雲の流るる方へ川 勝美 この句も写真がいい。雲の位置、流れ句共に構図が上出来。 はつ夏や旅にしあれば鳥の声 勝美 中七から下五への流れきれい。写真では残雪もきれい。 返信
>切れし尾に永遠の別れの目の蜥蜴
こどもの頃、カナヘビをおっかけたことがあります。
尻尾を切られて、すごくびっくりしたのと、ものすごく悪いことをした気持ちに
苛まれました。
>はつ夏や旅にしあれば鳥の声
山には残雪があっても、里の鳥は春を喜んでいるという感じでしょうか。
>決壊を防ぐ一指や梅雨入穴
あの道路の穴に名前があるなんて思いもしませんでした。
盤石に見えるものも、日々の手入れの賜物ですね。
>野遊びに行かうとやんちや坊主なり
ねこの兄弟って本当に楽しそうですね。
>つちふるや雲の流るる方へ川
はるか昔から黄砂はやってきてたんですね。
雲も川も流れて行くんですね。
のうそうさん おはようございます。コメントありがとうございます。梅雨入穴
が季語だなんて初めて知りましたので早速使ってみました。オランダの少年の逸話
(?)が浮かびました。
今年の春は何か安定しない天気が続いています。
とはいえ毎年春という季節はこんな花散らしの
雨がよく降る季節なんですね。
しかし今日は打って変わっていまのところ青空
が覗き、今ごろ満開になった桜がきれいです。
近くでは、小田急のロマンスカーと桜のコラボ
を写真に収めようとアマチュアカメラマンが
沢山来ています。
毎年恒例で、桜と電車の人気スポットなんです。
今月のお気に入り二句です。
つちふるや雲の流るる方へ川 /勝美
野遊びに行かうとやんちや坊主なり /勝美
由人さん こんにちは。昨日と打って変わって冬から春へと急転しましたね。今
日は城南句会でした。人数が少ないのですぐ終わってしまいました。今月の吟行よ
ろしくお願いしますね。
味わい深いお句と印象に残るお写真を共々に鑑賞させていただきました。
切れし尾に永遠の別れの目の蜥蜴 /勝美
*さながらモニュメントのような蜥蜴の巨像。切れた尾に着目された勝美先輩の
詩情に打たれました。
決壊を防ぐ一指や梅雨入穴 /勝美
*観光客の、目にはついても気には止めないであろ「縁の下の力持ち」の作業を
教えていただくと共に、俳句ならではの力も教えていただきました。
つちふるや雲の流るる方へ川 /勝美
*モンゴル・中国の大陸から運ばれてきた黄砂が遠路の旅の末に、この先は海へ。
自然の悠大な移ろいの営みを思いました。己の人生が重なったようでもあります。
俊孝さん こんにちは。今日は運営委員会でした。コメントありがとうございます。いつも味のあるコメントで発奮させられます。これからもご愛読願います。
awaさん こんにちは。遭遇編はそれでも結構いけてると思います。
何をテーマにするかのいささかの苦心はありましたけれどね。それらしくもったいつけてるのがまたよろしいかと。
長かった今年の桜もいよいよ最後ですね。
この所スケジュールの入れ過ぎでこの1週間は句会が3回、吟行が1回、病院が2回、くたびれました。
古都の旅(遭遇編)ご紹介有難うございました。遅くなりましたがお礼を兼ねて下記させて頂きます。失言はお許し下さい。
旅の醍醐味は遭遇にあり、ですね。
◆切れし尾に永遠の別れの目の蜥蜴 /勝美
写真はゴジラかと思ったら立派な龍でした。中国ではこんな鬼瓦も見た事があります。切れた尾に別れを惜しむ蜥蜴!面白い発想ですね。そう言えば逃げながら蜥蜴は良く振り返ります。
◆決壊を防ぐ一指や梅雨入穴 /勝美
珍しい季語の句、露穴、墜栗花穴、を含めて初めて拝見しました。当に無視できない穴ですね。
◆つちふるや雲の流るる方へ川 /勝美
雲、水と共に流れる時も旅で遭遇した題材ですね。皆流れ続けて一瞬たりとも留まりません。5句の最後に相応しい句です。
要介さん こんにちは。いつもお忙しい中をコメントありがとうございます。時の流れは待ったがありません。今月26日で84歳と相成ります。過去はもう模糊とした霞の彼方です。これからも俳句を詠み続けることでしょう。
勝美さん今日は編集お疲れですね。結社はみんなの物ですから神経が疲れると思
います。民主的でないとだめですよね。
会員が減ったとはいえまだまだ俳句世界では老舗的存在、編集長としてやりがいがあると思います。
私も自分をしっかり持って頑張ります。
25日の吟行、由人さんやひつじさんに会えると思うとわくわくします。よろしくおねがいします。
野遊びに行こうとやんちゃ坊主なり 勝美
なにしろ写真がいいですね、よくぞこの被写体を。季語の野遊びがいいですね。
つちふるや雲の流るる方へ川 勝美
この句も写真がいい。雲の位置、流れ句共に構図が上出来。
はつ夏や旅にしあれば鳥の声 勝美
中七から下五への流れきれい。写真では残雪もきれい。
ハカリさん おはようございます。昨日はありがとうございました。助かります。
意見を押しつぶされないよう頑張ります。コメントありがとう。
写真にはいつも触発されています。これからもよろしくです。