ひねもす俳句:春の光 2006年3月16日2006年3月16日 pure2 ひねもす俳句 鉄柵をしめ菜の花の収容所 /勝美 何時か子も跼み看るべし雪割草 /勝美 巣離れの鮒に誘ひの鉤下ろす /勝美 紅梅の彩に余情の有り余る /勝美 揺り起こす風に目覚めて猫柳 /勝美
>鉄柵をして〜 鉄柵のどちら側が外なのか?菜の花から見ると、 私たちの方が閉じ込められていると思ってたりしてw >何時か〜 ちっちゃい子が、さらにちっちゃくなって、 地面にちっちゃく咲いた花を見ている光景が目に浮かびますね。 確かに枯れ葉の間にぽちっと白い花があると見ちゃいますね。 >巣離れの鮒に〜 これは、春に向けて独り暮らしを始める学生さん、 新社会人に向けてのメッセージみたいですね。 信じられないことに、なんと今になってチェーンメールなんて 時代遅れなものが流行ってるそうで、まだまだ簡単に騙されちゃう 人がいっぱいなんだなと、ちょっと悲しい気分です。 >紅梅の彩に〜 「余情」と「有り余る」の重なり方がHipHopな感じがするのは 私だけでしょうか?なんだか、音楽ガンガン聞きながら歩いている 兄ちゃんが、ふと見上げると梅が咲いていて、何かが心にスッと 広がる…そんなシーンが浮かびます。 >揺り起こす〜 本当は猫柳なのに、「目覚める」が来てるので「猫」の映像が 何となく浮かびます。しかし、柔らかな芽を見てネコヤナギと称した人は いい感性だな!といつも思います。 返信
春だなぁ。菜の花のちょっとツンとくる匂いもまた たまらんです。 柵はあるけどおかまいなしに、太陽の光でどんどん育つ 菜の花のワイルドさがいい。 この雪割草は赤塚植物園にて。 枯れ葉の間から顔をだした小さな花がかわいい。 早春の花。この小ささがいいなぁ。 雪割草と名をつけた人も、地面にかがんでこの花を眺めたんだろうな。 「春の花」の写真に混じって釣り人を1枚。 やっと暖かくなって活動しだした鮒を、すかさず釣っちゃう人間って…。 春を愛でながらも、山菜採りして食べちゃうし。 それも含めて、春を謳歌するってことなんだろうな。 この句の余情ってどんな想いだろ? “どんな”を書かずに”有る”ことだけ書くのは ずるいような気がするけど、どんな余情を感じるかは 人それぞれなんでしょうね。 ただ’有る”だけじゃなく、有り余ってるとした所がいいかな。 そう、まさに風吹いてたんです、写真撮ったとき。 風にぶれる猫柳をうまく撮れないかと苦戦したけど、 結局うまくは撮れなかった。 そこらへん作者には伝えてないのに、句には風が登場してびっくり。 なんとも春らしくて、気持ちのいい句だと思う。 返信
>鉄柵をして〜
鉄柵のどちら側が外なのか?菜の花から見ると、
私たちの方が閉じ込められていると思ってたりしてw
>何時か〜
ちっちゃい子が、さらにちっちゃくなって、
地面にちっちゃく咲いた花を見ている光景が目に浮かびますね。
確かに枯れ葉の間にぽちっと白い花があると見ちゃいますね。
>巣離れの鮒に〜
これは、春に向けて独り暮らしを始める学生さん、
新社会人に向けてのメッセージみたいですね。
信じられないことに、なんと今になってチェーンメールなんて
時代遅れなものが流行ってるそうで、まだまだ簡単に騙されちゃう
人がいっぱいなんだなと、ちょっと悲しい気分です。
>紅梅の彩に〜
「余情」と「有り余る」の重なり方がHipHopな感じがするのは
私だけでしょうか?なんだか、音楽ガンガン聞きながら歩いている
兄ちゃんが、ふと見上げると梅が咲いていて、何かが心にスッと
広がる…そんなシーンが浮かびます。
>揺り起こす〜
本当は猫柳なのに、「目覚める」が来てるので「猫」の映像が
何となく浮かびます。しかし、柔らかな芽を見てネコヤナギと称した人は
いい感性だな!といつも思います。
春だなぁ。菜の花のちょっとツンとくる匂いもまた
たまらんです。
柵はあるけどおかまいなしに、太陽の光でどんどん育つ
菜の花のワイルドさがいい。
この雪割草は赤塚植物園にて。
枯れ葉の間から顔をだした小さな花がかわいい。
早春の花。この小ささがいいなぁ。
雪割草と名をつけた人も、地面にかがんでこの花を眺めたんだろうな。
「春の花」の写真に混じって釣り人を1枚。
やっと暖かくなって活動しだした鮒を、すかさず釣っちゃう人間って…。
春を愛でながらも、山菜採りして食べちゃうし。
それも含めて、春を謳歌するってことなんだろうな。
この句の余情ってどんな想いだろ?
“どんな”を書かずに”有る”ことだけ書くのは
ずるいような気がするけど、どんな余情を感じるかは
人それぞれなんでしょうね。
ただ’有る”だけじゃなく、有り余ってるとした所がいいかな。
そう、まさに風吹いてたんです、写真撮ったとき。
風にぶれる猫柳をうまく撮れないかと苦戦したけど、
結局うまくは撮れなかった。
そこらへん作者には伝えてないのに、句には風が登場してびっくり。
なんとも春らしくて、気持ちのいい句だと思う。