ひねもす俳句:行事多し

亡き人の在す高きに登らんか
亡き人の在す高きに登らんか /勝美
阿波踊衣装揃へて飛び出せり /勝美
阿波踊衣装揃へて飛び出せり
天高し此処UFOの着陸地
天高し此処UFOの着陸地 /勝美
饅頭を夜食の足しにしたりけり /勝美
饅頭を夜食の足しにしたりけり
文化の日囚はれゐても花は咲く
文化の日囚はれゐても花は咲く /勝美

「ひねもす俳句:行事多し」への2件のフィードバック

  1.  8月は行事の多い月。終戦記念日!広島・長崎の原爆記念日!震災記念日!その他もろもろ!襟を正して生きようと思うこの頃。1句目はとある鉄階段、見上げると空へ続くように見える。まだまだ天国へは行きたくないのが本音ではあるもののやがて彼の地に昇天することになるのは気が重い。13階段という映画がありましたねえ。2句目は松笠菊とか。揃いの衣装の若者がバラバラと踊りへ飛び出すよう。元気が何より。3句目は光ヶ丘公園。何の変哲もない広場。もしかして夜にUFOが着陸するのではと空想たくましく、ね。4句目は美味そうに見えるがお決まりの毒きのこ!食べれば天国行きだろう。夜食が秋の季語だとはどこまで昭和やねん!最後は烏瓜の花。鉄の檻に囚われているよう。それでも健気に花を咲かせているのはいじらしいねえ。

  2. 暑い暑いと言いながらも立秋はとうに過ぎましたね。
    さて、写真についてを先に。
    1句目の寂れた階段、登った先に何があるかわからない状態というのは、こんなつまらない階段でもちょっと恐いな、と感じて撮った。
    3句目の公園は早朝のグラウンド。小学3年生くらいの青Tシャツの男の子が一人で走っていた。夏休みの課題なのか、はたまた自主練なのか。努力が実を結びますように。
    4句目の饅頭はオオシロカラカサタケ。食べると嘔吐下痢を起こします。写真を撮った3〜4日後にどうなったか見にいったら、なんと根こそぎ無くなっていました。毒だから除去されたか、誰か採取して持ち帰ったか…。
    5句目の花はキカラスウリかと思ったらカラスウリかも。レースはしぼみかけですね。付いてる虫はクロウリハムシ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です