ひねもす俳句:五月くる

此処は何処寝ぼけ眼の朝寝覚め
此処は何処寝ぼけ眼の朝寝覚め /勝美
入学や歩一歩一歩の子の前進 /勝美
入学や歩一歩一歩の子の前進
メーデーや一致団結せし昔
メーデーや一致団結せし昔 /勝美
整列の苦手な子ども一年生 /勝美
整列の苦手な子ども一年生
五月くるお洒落真珠の縁飾り
五月くるお洒落真珠の縁飾り /勝美

「ひねもす俳句:五月くる」への4件のフィードバック

  1. 四月はひねもす俳句作者の誕生月。91歳とは「とほほ」と思うほど長生き。入るものは入り、出るものは出ての繰り返しの年月。まだ当分生き続けられれば良しというところ。「5月来る」ハイネの詩、シューマンの曲の美しい世界が懐かしさを誘う。さて最初の句はカワウ。望遠でキャッチした映像。なんとなく寝ぼけ眼に見える。朝寝は春の季語。蛙の目借時もそう。平和なひとときか。二句目は階段が続いている。入学一年生の将来昇る諸々を暗示しているよう。三句目はパンジー。揃いの表情。一致団結した労働運動盛んだった頃を思い出した。作者も日当もらって駆り出されスクラム組んで代々木公園に集まったのは70年前だったか。四句目はチューリップ。整列など苦手で自由に振る舞う。型にはめることはいらないとは思うけれど。最後の句は縁取りの露の玉の飾りが素敵な葉っぱ。季節が替われば装いも代わる。人生謳歌だ。

  2. お誕生月ですね!おめでとうございます。
    人生100年とも120年とも言う時代なので、まだやれることありますねー。

    さて、先に写真について。
    カワウは双眼鏡の接眼レンズにスマホカメラをくっつけて撮影。
    望遠レンズがあれば、こんな苦労はいたしません!
    このカワウ、池をひととおり潜って泳いで首だしてまた潜って移動の繰り返しをした後。
    なので、寝ぼけてはいないんですが、そういう顔に見えるのはカワウのかわいいところ。

    階段は、亀戸にある創業90年の味噌屋さんのもの。
    狭い急勾配の階段の先にはトイレがあります。(2階の部屋ももちろんある)

    パンジーは、花びらの網目模様がどぎつくて撮ったもの。
    同じパンジーでも、色と模様によって随分印象がかわる。

    チューリップも同じパンジーと同じ公園で。
    一番いい時期のチューリップを見ることができました。
    見上げる春は桜、視線をおとして花壇の春はチューリップかな。
    草っぱらの春の代表はなんでしょうね?

    1. 最後の写真はミツバアケビの葉。
      雨上がりの朝散歩の拾い物です。
      身近な小さな発見がたのしくて、年がら年中散歩はやめられませんね!

  3.  天気次第で散歩も楽しいものです。スマホに13年前からの写真が入っている。(重くなって良くないのだろうか)あちこちへ出歩いたのが懐かしい。13年も経つと衰えが目立つ。眼の手術をした6年前に比べると脚力筋力の衰えと左眼の視野がほとんど妨げられたからか、まっすぐ歩くのも危なっ気。段差の把握も不確かな日常。今月19日(金)に三愛病院で心臓腎臓の循環器系の健診を受ける。自覚するような身体不調はない。今のところは俳句つくりで時間を費やしているといったところ。

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