ひねもす俳句:四国島旅その1

岸壁の母を偲べば鳥雲に
岸壁の母を偲べば鳥雲に /勝美
醤油まだ蔵に眠れり山笑ふ /勝美
醤油まだ蔵に眠れり山笑ふ
休日の魔女の散歩風光る
休日の魔女のお散歩風光る /勝美
オリーブの島へ着岸して日永 /勝美
オリーブの島へ着岸して日永
金比羅へ佐保姫裳裾靡かせて
金比羅へ佐保姫裳裾靡かせて /勝美

5 thoughts on “ひねもす俳句:四国島旅その1

  1. 四国島旅めぐりは天気に恵まれ男1名女3名での快適な三泊四日の旅でした。企画立案行動案内全般の労を取ってくれた淳子さんに感謝です。中浦和駅から大崎、品川から羽田第2空港まで、そして高松空港から兵庫町のホテルへと無事安全に時間通り移動できてなによりでした。昼食はお決まりうどん県のうどん定食を賞味して街ブラ。コロナマンボウ期間中のためか人は多くなかったのが幸いかも。初日夜はこれまたお決まりの鶏骨付に満足。二日目は高速船で小豆島へ。オリーブの丘では女性たちが箒に乗って魔女気分。小豆島といえば醤油。マルキン醤油記念館に足を向ける。エンジェルロードヘも足を伸ばした。夜食は高松商店街でテイクアウトした握り寿しを部屋食。三日目はいよいよお目当てのアートの島直島へ。フェリーの中で朝食。メインの地中美術館へ。安藤忠雄の建築物もさりながらとりわけジェームス・タレルの作品には幻惑されっぱなし。不思議体験をしたことだった。ベネッセの美術館はさほどのインパクトはなかった。古民家とアートのコラボによる町巡りは面白かった。中でも南寺のアート作品は建物が安藤忠雄。ジェームス・タレルの、善光寺の胎内めぐりさながら片手を突き出して暗闇を突き進む入館から退出まで暗闇を凝視するのみの作品。実に奇妙な体験であった。草間彌生の赤かぼちゃが港にあったらしいが見はぐってしまっ
    た。1句目は高松港の突堤。なぜか岸壁の母が浮かんだので季語に託した。2句目はマルキン醤油の歴史ある醸造蔵。3句目はオリーブ公園。シャッターチャンスが適切なら中に浮かんだように撮れる。4句目は下船後のフェリー。最後のは玉藻公園横の琴電。栗林公園も金比羅も今回は割愛した。

    1. いやはや、4日間おつかれさまでした!
      無事、ケガもなく全旅程遂行できてほっとしています。赤かぼちゃは惜しいことした。全部流されたと私が勘違いしていたためで、何事も先入観持ってしまうと「もしや」と疑うことすらしなくなる悪い例ですね。
      あっという間でしたが、東京にいては撮れない写真も撮れ、見れないものも見、大満足の春旅でした!

  2. 思い返せば旅行の全てが満足点の日々でした。一つだけの不満はオリーブ館の昼食のカレーでした。カレーならまずだいたい合格点のはずがとんでもない。まあこれもお慰みと思っている。あと、4日間よく歩けたのは何よりでした。
    初日1万4千歩、小豆島1万9千歩、直島2万歩、最後が1万1千歩でしたよ。日頃お散歩を続けているのがトレーニングになっているのかも。90歳の記念の2年後の旅行が楽しみ。

  3. 幸せな日々羨ましい限りです。これから行く道お手本にしたいと思います。俳句とウォーキングそしてパワー。写真も俳句も楽しみました。

  4. 衡子さん コメントありがとう。今日は四月号の校正でした。主宰、多津子さん、さちこさんと4人でこなしました。
    あまり発展性のない結社誌で忸怩たるものがあります。それはさておき、個人的にはコロナの最中三泊四日の冒険旅行でした。吟行句はそこそこ作れましたよ。いずれ獺祭誌でお目にかけるかもです。四月の横浜句会よろしくお願いしますね。

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