ひねもす俳句 :番外編「小さな秋見つけた」

憶良らは罷らむ北の風ぞ吹く
憶良らは罷らむ北の風ぞ吹く /勝美
お供への月見団子や我も乞ふ /勝美
お供への月見団子や我も乞ふ
不用品あれど捨てざり秋惜しむ
不用品あれど捨てざり秋惜しむ /勝美
水引きし田も時すぎて刈田なる /勝美
水引きし田も時すぎて刈田なる
秋雨や耳ほとほとと研ぎ澄ます
秋雨や耳ほとほとと研ぎ澄ます /勝美

8 thoughts on “ひねもす俳句 :番外編「小さな秋見つけた」

  1. 早くもコメントありがとうございます。暇つぶしのお遊びです。萩の道句会の午前中に赤塚植物園を散策して思いつきました。駄洒落俳句です。息抜きで一人面白がっています。

  2. 吾亦紅の句なら私も作れそう、と思った。
    けと、シオンでこんなのどうでしょう?
     何しをん?隣の柿を食うひとぞ

    …じゃあ、キクイモでこんなのは?
    伝へ聞く芋ほり今年の豊作よ

  3. 面白いです。1句目は「何しをんまさか隣の柿食うや」2句目「伝へ聞く芋掘り今が盛りらし」3句目は季語は「餅」
    ですねえ。「口のきな粉が現の証拠やきな粉餅」こういう詠みもできますね。

  4. 上五は5でも6でも字の数はいくらでも良いとされています。ちなみに7・7・5で一応定型だね。

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