ひねもす俳句:雲の晴れ間 2021年10月1日2021年10月1日 pure2 ひねもす俳句 月光の光りの塵を載せ団子 /勝美 冷ややかや卓に聖書の置かれゐて /勝美 すさまじや断頭台上鶏瞑目 /勝美 小鳥来る色の違へど相集ひ /勝美 叢雲の剣の一振り露はるる /勝美
なんだかコロナが少し下火になってきたようですが、ワクチン2回接種によるのでしょうか。気を許すとまたまた揺り戻しがやってきそうで安心なりませんがねえ。さて1句目はお月見の景色。月見に団子。きな粉は月光の光りの塵かと。2句目は東京駅まえの旧中央郵便局長室内だそうですが。昔、ビジネスホテルでも聖書は備品のように置かれていました。仏教の伝道書もあったりしました。3句目はグロテスクですねえ。孫の中学校生物部の文化祭解剖実習用でしょうか。見学したことがありましたっけ。フランス革命でおなじみの断頭台を思いました。次の円垂形は香のコーンとか。瞑想用にいいかもです。最後のオドロオドロした雲の彼方の月の写真は叢雲→叢雲の剣に転換してしまいました。さやを払えば玉散る刃が現れるという寸法です。 返信
月光の光りの塵を載せ団子 /勝美 句だけをみれば綺麗ですが、写真の団子はニワカ団子。 レンジでチンする餅を丸めただけの団子ですらない代物。 というのも、中秋の名月に団子を用意するのをすっかり忘れ、 いつでもあるヤマザキのみたらし団子でいいやと妥協するも、 コンビニにもドラッグストアにも見当たらず。 巷のみなさんはちゃんと手にいれたようです。 …ニワカ団子が句で報われて嬉しそうに見えます。 冷ややかや卓に聖書の置かれゐて /勝美 ああ、そういう雰囲気、トーンの写真ですね。 逆光の窓と机の直線がクールさを演出してる感じ。 聖書がでてくるのは意外でしたが、円卓の上にある書物らしきが 連想させたのかな? JPタワーの4階の小さな部屋ですが、東京駅駅舎が一望できて それでいて落ち着くいい場所ですよ。 すさまじや断頭台上鶏瞑目 /勝美 断頭台!写真はいきなりだとちょっとギョッとしますよね。 「断頭台上鶏瞑目」の漢字の連続がお経ぽく見えました。 このあと、鶏は頭皮を剥がされ、頭蓋骨を外され、 脳みそと視神経を引っ張り出される運命です。 そのうえ、脳みそを半分にカットされたあげく「人間と違ってシワがなくつるつるですね」 と言われるという…気の毒に。ありがとう鶏さん。 小鳥来る色の違へど相集ひ /勝美 今度は小鳥。昨日の台風のときなど、どこに避難しているんでしょうね? 写真は手作りお香の三角コーン。この写真から小鳥に…連想の幅が広い! 叢雲の剣の一振り露はるる /勝美 叢雲の剣は三種の神器ですね。 叢雲の写真からそっちに飛んでしまうのは、飛ばしすぎじゃ? この叢雲の月は1句目の満月と同じ月。 どちらもスマホで単純に撮っただけなのでピントが甘い。 叢雲の月も、せめてデジカメで撮ればもっと違うイメージになったかも? 返信
あわさん コメントありがと。宣言が解除されても油断禁物ですねえ。ワクチン2回接種も効果のほどはどうなんでしょうか。1句目のお団子は手作り感がいいです。光りの塵ではうまそうではないかも。2句目の暗い部屋の雰囲気は聖書があってもおかしくはないと思った。昔ギデオン協会が大学のチャペルに十字架をかたどって山積みしたのを一冊もらったことがあった。今も何処かにしまってある。次の鶏の頭部はグロだねえ。拡大するとギョッとする。 お香は焚くと煙は出るのだろうねえ。白檀とか、伽羅とか抹香臭いのかな。最後のは叢雲がうまく撮れている。三種の神器へスライドしたら抜けば玉散る露が飛ぶという方向へ。面白いねえ。 返信
◆月光の光りの塵を載せ団子 /勝美 遙か遠くに真珠のような満月とすぐそこには、お皿に乗ったお団子。そのお団子は、アポロ11号が持ち帰った月の石を思い出しました!遠くにあっても、地球に届く月光が、生きている句だと思います。 ◆冷ややかや卓に聖書の置かれゐて /勝美 きっと暖房もないひんやりした一室なんだろうと。孤独な空間を感じますが、聖書が孤独を救ってくれると詠まれているようにも思います。 ◆叢雲の剣の一振り露はるる /勝美 叢雲という言葉の意味を詳しく調べてみましたら、確かに三種の神器の剣の説明がありました。正に、写真の情景が、ストレートに詠まれていると思います! 返信
知意子さん コメントありがとうございます。獺祭では不採用になるような句をせっせと生み出しています。これからもどうぞご覧ください。LINEで送ってくださった弟さんの決闘の記事興味ふかく読みました。冷静な判断と他人の痛みを理解する、と。名誉と尊厳を守るためとはいえ、ついていけない気がします。ありがとうございました。 返信
きな粉が月の塵とは凄い想像力。
冷やかや卓上の聖書不信心の身には季語が
利いてます。
鶏の句何?
叢雲の句すっきりして気持ちがいい。
今日は台風⚡☔が来るというのでいちにち家。
なんだかコロナが少し下火になってきたようですが、ワクチン2回接種によるのでしょうか。気を許すとまたまた揺り戻しがやってきそうで安心なりませんがねえ。さて1句目はお月見の景色。月見に団子。きな粉は月光の光りの塵かと。2句目は東京駅まえの旧中央郵便局長室内だそうですが。昔、ビジネスホテルでも聖書は備品のように置かれていました。仏教の伝道書もあったりしました。3句目はグロテスクですねえ。孫の中学校生物部の文化祭解剖実習用でしょうか。見学したことがありましたっけ。フランス革命でおなじみの断頭台を思いました。次の円垂形は香のコーンとか。瞑想用にいいかもです。最後のオドロオドロした雲の彼方の月の写真は叢雲→叢雲の剣に転換してしまいました。さやを払えば玉散る刃が現れるという寸法です。
月光の光りの塵を載せ団子 /勝美
句だけをみれば綺麗ですが、写真の団子はニワカ団子。
レンジでチンする餅を丸めただけの団子ですらない代物。
というのも、中秋の名月に団子を用意するのをすっかり忘れ、
いつでもあるヤマザキのみたらし団子でいいやと妥協するも、
コンビニにもドラッグストアにも見当たらず。
巷のみなさんはちゃんと手にいれたようです。
…ニワカ団子が句で報われて嬉しそうに見えます。
冷ややかや卓に聖書の置かれゐて /勝美
ああ、そういう雰囲気、トーンの写真ですね。
逆光の窓と机の直線がクールさを演出してる感じ。
聖書がでてくるのは意外でしたが、円卓の上にある書物らしきが
連想させたのかな?
JPタワーの4階の小さな部屋ですが、東京駅駅舎が一望できて
それでいて落ち着くいい場所ですよ。
すさまじや断頭台上鶏瞑目 /勝美
断頭台!写真はいきなりだとちょっとギョッとしますよね。
「断頭台上鶏瞑目」の漢字の連続がお経ぽく見えました。
このあと、鶏は頭皮を剥がされ、頭蓋骨を外され、
脳みそと視神経を引っ張り出される運命です。
そのうえ、脳みそを半分にカットされたあげく「人間と違ってシワがなくつるつるですね」
と言われるという…気の毒に。ありがとう鶏さん。
小鳥来る色の違へど相集ひ /勝美
今度は小鳥。昨日の台風のときなど、どこに避難しているんでしょうね?
写真は手作りお香の三角コーン。この写真から小鳥に…連想の幅が広い!
叢雲の剣の一振り露はるる /勝美
叢雲の剣は三種の神器ですね。
叢雲の写真からそっちに飛んでしまうのは、飛ばしすぎじゃ?
この叢雲の月は1句目の満月と同じ月。
どちらもスマホで単純に撮っただけなのでピントが甘い。
叢雲の月も、せめてデジカメで撮ればもっと違うイメージになったかも?
大須賀さん コメントありがとう。横浜句会出席予定です。久しぶりに一杯引っ掛けますかねえ。
あわさん コメントありがと。宣言が解除されても油断禁物ですねえ。ワクチン2回接種も効果のほどはどうなんでしょうか。1句目のお団子は手作り感がいいです。光りの塵ではうまそうではないかも。2句目の暗い部屋の雰囲気は聖書があってもおかしくはないと思った。昔ギデオン協会が大学のチャペルに十字架をかたどって山積みしたのを一冊もらったことがあった。今も何処かにしまってある。次の鶏の頭部はグロだねえ。拡大するとギョッとする。
お香は焚くと煙は出るのだろうねえ。白檀とか、伽羅とか抹香臭いのかな。最後のは叢雲がうまく撮れている。三種の神器へスライドしたら抜けば玉散る露が飛ぶという方向へ。面白いねえ。
◆月光の光りの塵を載せ団子 /勝美
遙か遠くに真珠のような満月とすぐそこには、お皿に乗ったお団子。そのお団子は、アポロ11号が持ち帰った月の石を思い出しました!遠くにあっても、地球に届く月光が、生きている句だと思います。
◆冷ややかや卓に聖書の置かれゐて /勝美
きっと暖房もないひんやりした一室なんだろうと。孤独な空間を感じますが、聖書が孤独を救ってくれると詠まれているようにも思います。
◆叢雲の剣の一振り露はるる /勝美
叢雲という言葉の意味を詳しく調べてみましたら、確かに三種の神器の剣の説明がありました。正に、写真の情景が、ストレートに詠まれていると思います!
知意子さん コメントありがとうございます。獺祭では不採用になるような句をせっせと生み出しています。これからもどうぞご覧ください。LINEで送ってくださった弟さんの決闘の記事興味ふかく読みました。冷静な判断と他人の痛みを理解する、と。名誉と尊厳を守るためとはいえ、ついていけない気がします。ありがとうございました。