ひねもす俳句:肌寒のころ 2020年9月24日2020年9月24日 pure2 ひねもす俳句 秋風の吹くや吹かぬや磴登る /勝美 山小屋を閉づる日近し冬近し /勝美 鼻先へ突如一発へこき虫 /勝美 観戦はフェンス越しなり運動会 /勝美 龍淵に潜む仲間に呼ばれけり /勝美
「肌寒のころ」めっきりそのように感じられる今日のいち日。写真も何やら黒ずんだ画面が並びました。石段は天国への入り口ででもあるかに長々伸びています。登りきって風に吹かれてみたいものです。2句目は富士塚ですね。結構大掛かりのように見えます。冬山でも登山はしますが山小屋は閉ざされますねえ。山小屋に思いを馳せました。狛犬がユーモラスな顔つきです。屁こき虫に一発かまされて目をパチクリ、口をあんぐりしているようです。 フェンスにもたれて縫いぐるみは何なのでしょうか。謎めいています。運動会に参加したいようにも見えます。最後の句は季語の「龍淵に潜む」を当てはめてみました。仲間に呼ばれて淵へ潜るのでしょうかねえ。今回も出来合いの句ばかりでした。 返信
石段の写真は品川神社。石段もさることながら、鳥居に巻き付いた龍がインパクト強かったです。 双龍鳥居というらしいですね。左が昇り、右が降り龍。双龍鳥居は東京には3つだけだそうです。 句のコメントは後ほど。 返信
秋風の吹くや吹かぬや磴登る /勝美 なるほど。石段を昇ったあとに爽やかな秋風がまっているといいですね。 ちなみに写真の実際の神社では、登り口がもうひとつあり、そっちは山道のような石段です。 私が昇った山道のほうは狭く薄暗く、ポンっと拓けた場所(この石段の頂上)にでてホッとしました。 双龍鳥居はパワースポットでもあるらしいですよ。 山小屋を閉づる日近し冬近し /勝美 富士塚にも大小あって、全貌がひと目でわかると見て終わるんですが、ここの富士塚は登りたくなるタイプ。 京急に乗ってると見えるんですが、二度見したくなるような風貌の岩山、そこに人がへばりついてるのが見えると興味津々。 実際に昇ると、まぁ普通なんですが。 山に行った経験がないと出てこない句ですかね。 鼻先へ突如一発へこき虫 /勝美 どうしてそんな句になるか、ワケわからないですが。 送った写真の中にヘクソカズラがあり、それも背景に含まれている? 狛犬ってどれも似てるけど、石工の腕なのかそれぞれ表現が違って面白いですね。 この狛犬はなんだか楽しそう。造っていても楽しかったんじゃないかな? 観戦はフェンス越しなり運動会 /勝美 そういう学校もあるみたいですね。 そこまでする必要があるのかわからないですが。ひっそりと声もださず(飛沫が飛ぶ)行われるのか。 写真は幼稚園。動物たちが待ってるよ〜!と園児の気を引く意図なんだろうけど、 檻に囚われて助けを求めてる動物たちのように見えました。 龍淵に潜む仲間に呼ばれけり /勝美 写真は北品川の荏原神社。本殿の左右から龍が覗いている、これまたインパクトある造り。 「龍淵に潜む」という季語、なんかカッコいいですね。 春分の「龍天に昇る」とセットかな。 季語をこういう使い方をすることもあるんですね〜。 返信
コメントありがと。品川神社今度行ってみよう。富士塚も登ってみよう。知らない所いっぱい。山小屋は一冬窓を閉ざして雪に備えるのですよね。昔八ヶ岳の山小屋へ行った時玄関の扉が凍ってピッケルでこじ開けたことがありました。小屋の中の瓶の酒が凍っていましたね。狛犬の間抜けた相貌は笑っちゃいます。屁こき虫に一発かまされたように思えました。何が起きたか戸惑っているようです。ぬいぐるみがなぜフェンスにぶら下がっているのでしょうねえ。風変わりな景色ではあります。「龍淵に潜む」はれっきとした秋の時候の季語です。中国古典にあるように龍は春分には天へ昇り秋分には淵へ潜むのです。想像上の季語は他にも「鷹化して鳩となる」「雀蛤と化す」などなど。面白いです。 返信
のうそうさん コメントありがとうございます。コロナ籠りで生活様式も微妙に変化するこの頃いかがお過ごしでしょうか。屁こき虫はどこから出現したのか、意外です。フェンス越しの観戦は今ならではですねえ。お楽しみいただけましたか。 返信
「肌寒のころ」めっきりそのように感じられる今日のいち日。写真も何やら黒ずんだ画面が並びました。石段は天国への入り口ででもあるかに長々伸びています。登りきって風に吹かれてみたいものです。2句目は富士塚ですね。結構大掛かりのように見えます。冬山でも登山はしますが山小屋は閉ざされますねえ。山小屋に思いを馳せました。狛犬がユーモラスな顔つきです。屁こき虫に一発かまされて目をパチクリ、口をあんぐりしているようです。
フェンスにもたれて縫いぐるみは何なのでしょうか。謎めいています。運動会に参加したいようにも見えます。最後の句は季語の「龍淵に潜む」を当てはめてみました。仲間に呼ばれて淵へ潜るのでしょうかねえ。今回も出来合いの句ばかりでした。
石段の写真は品川神社。石段もさることながら、鳥居に巻き付いた龍がインパクト強かったです。
双龍鳥居というらしいですね。左が昇り、右が降り龍。双龍鳥居は東京には3つだけだそうです。
句のコメントは後ほど。
本当に珍しい鳥居ですねえ。上野の東照宮の龍は見たことありますが鳥居に巻きついているのは如何なる理由でしょか、興味津々です。
秋風の吹くや吹かぬや磴登る /勝美
なるほど。石段を昇ったあとに爽やかな秋風がまっているといいですね。
ちなみに写真の実際の神社では、登り口がもうひとつあり、そっちは山道のような石段です。
私が昇った山道のほうは狭く薄暗く、ポンっと拓けた場所(この石段の頂上)にでてホッとしました。
双龍鳥居はパワースポットでもあるらしいですよ。
山小屋を閉づる日近し冬近し /勝美
富士塚にも大小あって、全貌がひと目でわかると見て終わるんですが、ここの富士塚は登りたくなるタイプ。
京急に乗ってると見えるんですが、二度見したくなるような風貌の岩山、そこに人がへばりついてるのが見えると興味津々。
実際に昇ると、まぁ普通なんですが。
山に行った経験がないと出てこない句ですかね。
鼻先へ突如一発へこき虫 /勝美
どうしてそんな句になるか、ワケわからないですが。
送った写真の中にヘクソカズラがあり、それも背景に含まれている?
狛犬ってどれも似てるけど、石工の腕なのかそれぞれ表現が違って面白いですね。
この狛犬はなんだか楽しそう。造っていても楽しかったんじゃないかな?
観戦はフェンス越しなり運動会 /勝美
そういう学校もあるみたいですね。
そこまでする必要があるのかわからないですが。ひっそりと声もださず(飛沫が飛ぶ)行われるのか。
写真は幼稚園。動物たちが待ってるよ〜!と園児の気を引く意図なんだろうけど、
檻に囚われて助けを求めてる動物たちのように見えました。
龍淵に潜む仲間に呼ばれけり /勝美
写真は北品川の荏原神社。本殿の左右から龍が覗いている、これまたインパクトある造り。
「龍淵に潜む」という季語、なんかカッコいいですね。
春分の「龍天に昇る」とセットかな。
季語をこういう使い方をすることもあるんですね〜。
コメントありがと。品川神社今度行ってみよう。富士塚も登ってみよう。知らない所いっぱい。山小屋は一冬窓を閉ざして雪に備えるのですよね。昔八ヶ岳の山小屋へ行った時玄関の扉が凍ってピッケルでこじ開けたことがありました。小屋の中の瓶の酒が凍っていましたね。狛犬の間抜けた相貌は笑っちゃいます。屁こき虫に一発かまされたように思えました。何が起きたか戸惑っているようです。ぬいぐるみがなぜフェンスにぶら下がっているのでしょうねえ。風変わりな景色ではあります。「龍淵に潜む」はれっきとした秋の時候の季語です。中国古典にあるように龍は春分には天へ昇り秋分には淵へ潜むのです。想像上の季語は他にも「鷹化して鳩となる」「雀蛤と化す」などなど。面白いです。
「蚯蚓鳴く」とか。「蛇穴に入る」は想像じゃないね
「螻蛄泣く」というのもあるよ。「蓑虫鳴く」というのもね。
> 鼻先へ突如一発へこき虫
存在しない虫が見えて来そうです
>観戦はフェンス越しなり運動会
これは、コロナ禍ならではの皮肉がこもった一句ですねw
のうそうさん コメントありがとうございます。コロナ籠りで生活様式も微妙に変化するこの頃いかがお過ごしでしょうか。屁こき虫はどこから出現したのか、意外です。フェンス越しの観戦は今ならではですねえ。お楽しみいただけましたか。