ひねもす俳句:令和元年歳晩 2019年11月11日2019年11月11日 pure2 ひねもす俳句 葡萄枯葉はアダムとイヴの替へパンツ /勝美 冬浅し季節を映す抹茶碗 /勝美 補陀落へ装備整ふ年の内 /勝美 菊薫る即位パレード恙なく /勝美 此の先の暮らしそのもの五里霧中 /勝美
令和元年は残りわずかで終わる。令和天皇即位祝賀パレードが秋晴れの元に沿道の熱狂の中を粛々と進行した。 一句目は葡萄の葉っぱ。葡萄の葉はロールキャベツのように料理にも使われている。アダムとイヴのつけているのはイチジクの葉っぱと言われている。替えパンツに葡萄の葉っぱは似合うのかどうか。二句目は板橋区の農業祭の野点のものだとか。緑の抹茶に時間が止まっているのでしょうか、落ち着いたひとときのようである。三句目の野菜の舟は補陀落渡海の補陀落舟に見立てました。大漁船には見えなかったのでね。この舟で漂流すると野菜が手っ取り早く食べられますがね。四句目はおめでた感から直近のパレードへくっつけました。最後の句の五里霧中は季語としてはいかがなものでしょうか。 返信
葡萄枯葉はアダムとイヴの替へパンツ /勝美 ええ〜っ替パンツ とは!! どうしてそこに行くかなぁ。 元々はイチジクの葉ですからね〜。なんでアダムとイブが出てくるのか、 甚だ疑問ですが、葉の形からの連想かな? 秋仕様ってことですかね。 たしかに、ブドウの葉っぱ巻きの料理はありますね。トルコ料理にもあります。 冬浅し季節を映す抹茶碗 /勝美 この野点コーナーは毎年行われていて、中に入って長椅子に座ると 着物のおばさまたちがお菓子(お干菓子)につづいて薄茶を ボンボン忙しなく持ってきてくれます。(震災募金を入場時にします) 「去年も暑い日だったなぁ」などと、正面の校舎の職員室あたりの窓を 眺めながら思ったりするわけです。 補陀落へ装備整ふ年の内 /勝美 出た! 補陀落。ひねもすでは3句目ですね。 これまで2011年と2017年にも詠んでます。 冬濤や沖へ補陀落渡海船 /勝美 一斉に補陀落渡海西瓜船 /勝美 それはそうと、今年の野菜船はなんだかこじんまりして見えました。 綺麗に作られているんですけどね。 菊薫る即位パレード恙なく /勝美 即位パレードより農業祭!なんていう人もいたでしょうね。 とくに出店の人などは。 とても暖かい晴天で、気が向いて献血400mlしてしまいました。 此の先の暮らしそのもの五里霧中 /勝美 しばらく前の朝の濃霧です。 この霧のため、電車が不通になったり遅れたりなどして大変でした。 日本の交通機関、意外に脆いなぁと思わされましたよ。 先が見えないのは、楽しくもあり怖くもあり、ですかね。 返信
あわさん コメントありがと。句会が立て込んでコメント返すのが遅くなってしまいました。葡萄の枯葉にアダムとイヴが突然出てきましたが連想力はいい加減のところで折り合いをつけるのですよねえ。農業祭でお抹茶が接待されるのはいいものですねえ。安らぎがあります。寒さを一瞬忘れます。三句目の補陀落は何度か登場しています。なんとなく印象に残るものがあるからでしょう。四句目は時事俳句で今この時だけの句ですね。五句目の五里霧中というのは果たして季語として自立しているのか少々疑問ですが、将来不安を暗示しているように思いました。 返信
>葡萄枯葉はアダムとイヴの替へパンツ 秋冬コレクションですねw >冬浅し季節を映す抹茶碗 碗に差す太陽の光で季節を感じるのかも知れませんね。 >補陀落へ装備整ふ年の内 補陀落を地図検索すると、東銀座の雑居ビルにある居酒屋がヒットしました。 本当の聖地は意外と近くにあるのかも知れませんw。 ビルの壁には、ちゃんと八角形のモニュメントがありました。 >菊薫る即位パレード恙なく つつがなく行われたパレードは、裏でたくさんの人の手が支えているのだと思います。 >此の先の暮らしそのもの五里霧中 霧が出る朝は温かいので、ちょっと優しくされている感じがしますが、これが生活のこととなると、またちょっと違ってきますね。 返信
のうそうさん コメントありがとうございます。葡萄の葉っぱはまさに秋冬モードですね。下着にも秋冬モードがあるなんて優雅ですねえ。抹茶を喫すのも優雅な日常と思います。濃茶はどろりとしていかにも昔薬とされていたことが実感されます。補陀落と言う店があるのは知りませんでした。検索してみます。補陀落という居酒屋で飲むとよっぱらたらあの世へ直行ですかねえ。即位パレードはテレビで拝見しました。平成天皇の即位祝賀パレードは四谷あたりで見た記憶が薄々あります。五里霧中は暮らしの先行きを暗示しているようです。(早すぎますが、良いお年を!) 返信
令和元年は残りわずかで終わる。令和天皇即位祝賀パレードが秋晴れの元に沿道の熱狂の中を粛々と進行した。
一句目は葡萄の葉っぱ。葡萄の葉はロールキャベツのように料理にも使われている。アダムとイヴのつけているのはイチジクの葉っぱと言われている。替えパンツに葡萄の葉っぱは似合うのかどうか。二句目は板橋区の農業祭の野点のものだとか。緑の抹茶に時間が止まっているのでしょうか、落ち着いたひとときのようである。三句目の野菜の舟は補陀落渡海の補陀落舟に見立てました。大漁船には見えなかったのでね。この舟で漂流すると野菜が手っ取り早く食べられますがね。四句目はおめでた感から直近のパレードへくっつけました。最後の句の五里霧中は季語としてはいかがなものでしょうか。
葡萄枯葉はアダムとイヴの替へパンツ /勝美
ええ〜っ替パンツ とは!! どうしてそこに行くかなぁ。
元々はイチジクの葉ですからね〜。なんでアダムとイブが出てくるのか、
甚だ疑問ですが、葉の形からの連想かな?
秋仕様ってことですかね。
たしかに、ブドウの葉っぱ巻きの料理はありますね。トルコ料理にもあります。
冬浅し季節を映す抹茶碗 /勝美
この野点コーナーは毎年行われていて、中に入って長椅子に座ると
着物のおばさまたちがお菓子(お干菓子)につづいて薄茶を
ボンボン忙しなく持ってきてくれます。(震災募金を入場時にします)
「去年も暑い日だったなぁ」などと、正面の校舎の職員室あたりの窓を
眺めながら思ったりするわけです。
補陀落へ装備整ふ年の内 /勝美
出た! 補陀落。ひねもすでは3句目ですね。
これまで2011年と2017年にも詠んでます。
冬濤や沖へ補陀落渡海船 /勝美
一斉に補陀落渡海西瓜船 /勝美
それはそうと、今年の野菜船はなんだかこじんまりして見えました。
綺麗に作られているんですけどね。
菊薫る即位パレード恙なく /勝美
即位パレードより農業祭!なんていう人もいたでしょうね。
とくに出店の人などは。
とても暖かい晴天で、気が向いて献血400mlしてしまいました。
此の先の暮らしそのもの五里霧中 /勝美
しばらく前の朝の濃霧です。
この霧のため、電車が不通になったり遅れたりなどして大変でした。
日本の交通機関、意外に脆いなぁと思わされましたよ。
先が見えないのは、楽しくもあり怖くもあり、ですかね。
あわさん コメントありがと。句会が立て込んでコメント返すのが遅くなってしまいました。葡萄の枯葉にアダムとイヴが突然出てきましたが連想力はいい加減のところで折り合いをつけるのですよねえ。農業祭でお抹茶が接待されるのはいいものですねえ。安らぎがあります。寒さを一瞬忘れます。三句目の補陀落は何度か登場しています。なんとなく印象に残るものがあるからでしょう。四句目は時事俳句で今この時だけの句ですね。五句目の五里霧中というのは果たして季語として自立しているのか少々疑問ですが、将来不安を暗示しているように思いました。
>葡萄枯葉はアダムとイヴの替へパンツ
秋冬コレクションですねw
>冬浅し季節を映す抹茶碗
碗に差す太陽の光で季節を感じるのかも知れませんね。
>補陀落へ装備整ふ年の内
補陀落を地図検索すると、東銀座の雑居ビルにある居酒屋がヒットしました。
本当の聖地は意外と近くにあるのかも知れませんw。
ビルの壁には、ちゃんと八角形のモニュメントがありました。
>菊薫る即位パレード恙なく
つつがなく行われたパレードは、裏でたくさんの人の手が支えているのだと思います。
>此の先の暮らしそのもの五里霧中
霧が出る朝は温かいので、ちょっと優しくされている感じがしますが、これが生活のこととなると、またちょっと違ってきますね。
のうそうさん コメントありがとうございます。葡萄の葉っぱはまさに秋冬モードですね。下着にも秋冬モードがあるなんて優雅ですねえ。抹茶を喫すのも優雅な日常と思います。濃茶はどろりとしていかにも昔薬とされていたことが実感されます。補陀落と言う店があるのは知りませんでした。検索してみます。補陀落という居酒屋で飲むとよっぱらたらあの世へ直行ですかねえ。即位パレードはテレビで拝見しました。平成天皇の即位祝賀パレードは四谷あたりで見た記憶が薄々あります。五里霧中は暮らしの先行きを暗示しているようです。(早すぎますが、良いお年を!)