ひねもす俳句:時は過ぎ行く 2019年10月11日2019年10月22日 pure2 ひねもす俳句 白波の飛ばす飛沫や秋の航 /勝美 灯台に変はる砲台文化の日 /勝美 出現の古代遺跡や秋の海 /勝美 螻蛄の鳴く横丁先へ続きけり /勝美 見習ひの自信身につく十一月 /勝美
今回は「時は過ぎ行く」一句目の写真の島影は猿島。45年ほど前に島に一軒だけあった民宿に一泊したことがあった。課の同僚たちと夏の一日を過ごしたのだった。島内探検をしたり浜辺で踊ったり談笑したりと若い日の記憶が蘇った。二句目の第二海堡はツアーが催されていると聞く。戦争遺産の一つ。第三海堡は崩れて波の下とのこと。四句目の横丁は横須賀とのこと。横須賀は歴史の古い街。行ってみたことはない。五句目のかもめの水兵さんの自信のなさそうな表情がなんとも言えない哀愁を醸している。それにしても海軍カレーは美味そうには見えないのだが。 返信
句の感想の前ですが。猿島、泊まれたんですね!いまは宿泊はできないですよ。私は以前に一回だけ行ったことあり。 今はもっとずっと観光地化されてるようですが。 第二海堡は猿島にくらべると緑はないです。掩蔽壕は埋められてるし、くずれそうなコンクリもあって、島内を自由に散策はできないけれど、歴史遺産的な感じは強いかな。水中を撮影したら、魚がいっぱいいましたよ。 返信
猿島は昔は自然がいっぱいで文明と隔離されている感が強かったね。たまたま今日テレビの時効警察をみたところ猿島の弾薬庫が舞台装置で使われているのを発見したよ。あれはどうなっているのだろうか。観光資源になってるのだろうねえ。第二海堡は近寄ったこともなく興味をそそられるねえ。知らない場所がいっぱいあるねえ。 返信
>白波の飛ばす飛沫や秋の航 生まれが内陸の方なので、今だに海辺の生活にあこがれます。 >灯台に変はる砲台文化の日 まさに、そうですね。いかに戦時下の日本が異常な状態だったか。 砲台で追い払うのではなく、灯台で招くことこそ大事ですね。 >出現の古代遺跡や秋の海 今、見ているこのページも、電源がなくなってしまえば、 消え果ててしまいます。 石に刻まれたものは何千年も残っていくのですね。 >螻蛄の鳴く横丁先へ続きけり パリの目貫通りより、こっちのほうが真実を感じられそうです。 >見習ひの自信身につく十一月 料理の下手な兵隊が食事当番になったりする事があるのでしょうか? いや、直接兵隊への士気に直結しそうなので、そこのリサーチは大変そうです。 返信
のうそうさん コメントありがとうございます。秋の海の船旅は気持ちいいでしようね。昔四国香川から神戸への船旅をしましたが船酔い寸前でした。熱海から初島へ渡ったことがありました。島の猫はたいてい糖尿病だと島の人は語っていました。我が家の猫どもも糖尿病患者でしたが。二句目は確かに砲台と灯台の役割の違いが明らかですねえ。海へ沈んだ古代遺跡はヨーロッパには存在しますねえ。日本の近海でも発見されたりしますねえ。四句目の横丁は夜は生き返ったように賑わうのでしょうかねえ。五句目のカモメの水兵さんは半年をすぎてどうにか一人前になりつつあるのでしょうか。最初の海軍カレーのレシピではカエルの肉が使われていたとか。食欲わかないです。 返信
白波の飛ばす飛沫や秋の航 /勝美 普段船に乗ることは滅多にないので、ごく短い船旅もワクワクでした。 ビュンビュン飛ばして白波があがると気分もあがる、みたいな感じ。 そんな勢いが句にもありますね。 灯台に変はる砲台文化の日 /勝美 いや、まさにそういう場所でした。 ここは130年前に建造された戦争遺跡なのですが、 実際の地に立っても大砲はないし砲台は割れているしで、実感はないです。 軍事目的で使われていたものでも、年数たてば文化遺跡ですからね〜。 出現の古代遺跡や秋の海 /勝美 朽ちた柱とナナメのちょっとおしゃれにも見える石積みがギリシャっぽさを醸し出してるかも?? 本当は沈みそうなんで護岸工事したりしてるのですが、 句では出現ですね。いま、水中から顔をだしたと、見えなくもない。 螻蛄の鳴く横丁先へ続きけり /勝美 ケラって土の中にいるんじゃないの? ケラと一文無しを掛けてる? ま、飲み歩いてると一文無しにはなるかもだけど。 見習ひの自信身につく十一月 /勝美 4月に入って丸半年過ぎたら11月。 もうそうろそろ色々できるころでしょうかね。 でも、持ってるカレーが美味しそうじゃない!! これで宣伝効果あるんだろうか? 返信
おは。あわさんコメントありがと。一句目の写真はスピード感が出ていて気持ちいいですね。スカッとします。二句目は要塞の跡地利用の灯台の現況でしょうか。頑張って立ち尽くしているのは偉いですねえ。三句目は沈みゆく建造物でしたか、隆起して出現しているように見えました。地中海あたりの古代ギリシャとかの景色にも思えます。四句目の写真、夜は軒並み赤提灯がともって酒飲みがたむろするのでしょうかねえ。飲みすぎてすっからかんでオケラになる から螻蛄泣くとは考え落ちか。五句目の写真のあひるさんはいかにも自信なさげで心もとない。しかも持っているカレーが美味しくなさそうなのも宣伝が逆効果ではないでしょうかねえ。今回も面白かったです。 返信
今回は「時は過ぎ行く」一句目の写真の島影は猿島。45年ほど前に島に一軒だけあった民宿に一泊したことがあった。課の同僚たちと夏の一日を過ごしたのだった。島内探検をしたり浜辺で踊ったり談笑したりと若い日の記憶が蘇った。二句目の第二海堡はツアーが催されていると聞く。戦争遺産の一つ。第三海堡は崩れて波の下とのこと。四句目の横丁は横須賀とのこと。横須賀は歴史の古い街。行ってみたことはない。五句目のかもめの水兵さんの自信のなさそうな表情がなんとも言えない哀愁を醸している。それにしても海軍カレーは美味そうには見えないのだが。
句の感想の前ですが。猿島、泊まれたんですね!いまは宿泊はできないですよ。私は以前に一回だけ行ったことあり。
今はもっとずっと観光地化されてるようですが。
第二海堡は猿島にくらべると緑はないです。掩蔽壕は埋められてるし、くずれそうなコンクリもあって、島内を自由に散策はできないけれど、歴史遺産的な感じは強いかな。水中を撮影したら、魚がいっぱいいましたよ。
猿島は昔は自然がいっぱいで文明と隔離されている感が強かったね。たまたま今日テレビの時効警察をみたところ猿島の弾薬庫が舞台装置で使われているのを発見したよ。あれはどうなっているのだろうか。観光資源になってるのだろうねえ。第二海堡は近寄ったこともなく興味をそそられるねえ。知らない場所がいっぱいあるねえ。
>白波の飛ばす飛沫や秋の航
生まれが内陸の方なので、今だに海辺の生活にあこがれます。
>灯台に変はる砲台文化の日
まさに、そうですね。いかに戦時下の日本が異常な状態だったか。
砲台で追い払うのではなく、灯台で招くことこそ大事ですね。
>出現の古代遺跡や秋の海
今、見ているこのページも、電源がなくなってしまえば、
消え果ててしまいます。
石に刻まれたものは何千年も残っていくのですね。
>螻蛄の鳴く横丁先へ続きけり
パリの目貫通りより、こっちのほうが真実を感じられそうです。
>見習ひの自信身につく十一月
料理の下手な兵隊が食事当番になったりする事があるのでしょうか?
いや、直接兵隊への士気に直結しそうなので、そこのリサーチは大変そうです。
のうそうさん コメントありがとうございます。秋の海の船旅は気持ちいいでしようね。昔四国香川から神戸への船旅をしましたが船酔い寸前でした。熱海から初島へ渡ったことがありました。島の猫はたいてい糖尿病だと島の人は語っていました。我が家の猫どもも糖尿病患者でしたが。二句目は確かに砲台と灯台の役割の違いが明らかですねえ。海へ沈んだ古代遺跡はヨーロッパには存在しますねえ。日本の近海でも発見されたりしますねえ。四句目の横丁は夜は生き返ったように賑わうのでしょうかねえ。五句目のカモメの水兵さんは半年をすぎてどうにか一人前になりつつあるのでしょうか。最初の海軍カレーのレシピではカエルの肉が使われていたとか。食欲わかないです。
白波の飛ばす飛沫や秋の航 /勝美
普段船に乗ることは滅多にないので、ごく短い船旅もワクワクでした。
ビュンビュン飛ばして白波があがると気分もあがる、みたいな感じ。
そんな勢いが句にもありますね。
灯台に変はる砲台文化の日 /勝美
いや、まさにそういう場所でした。
ここは130年前に建造された戦争遺跡なのですが、
実際の地に立っても大砲はないし砲台は割れているしで、実感はないです。
軍事目的で使われていたものでも、年数たてば文化遺跡ですからね〜。
出現の古代遺跡や秋の海 /勝美
朽ちた柱とナナメのちょっとおしゃれにも見える石積みがギリシャっぽさを醸し出してるかも??
本当は沈みそうなんで護岸工事したりしてるのですが、
句では出現ですね。いま、水中から顔をだしたと、見えなくもない。
螻蛄の鳴く横丁先へ続きけり /勝美
ケラって土の中にいるんじゃないの?
ケラと一文無しを掛けてる? ま、飲み歩いてると一文無しにはなるかもだけど。
見習ひの自信身につく十一月 /勝美
4月に入って丸半年過ぎたら11月。
もうそうろそろ色々できるころでしょうかね。
でも、持ってるカレーが美味しそうじゃない!!
これで宣伝効果あるんだろうか?
おは。あわさんコメントありがと。一句目の写真はスピード感が出ていて気持ちいいですね。スカッとします。二句目は要塞の跡地利用の灯台の現況でしょうか。頑張って立ち尽くしているのは偉いですねえ。三句目は沈みゆく建造物でしたか、隆起して出現しているように見えました。地中海あたりの古代ギリシャとかの景色にも思えます。四句目の写真、夜は軒並み赤提灯がともって酒飲みがたむろするのでしょうかねえ。飲みすぎてすっからかんでオケラになる
から螻蛄泣くとは考え落ちか。五句目の写真のあひるさんはいかにも自信なさげで心もとない。しかも持っているカレーが美味しくなさそうなのも宣伝が逆効果ではないでしょうかねえ。今回も面白かったです。
送った写真の中には、予想通りの句が付けられるのもたまにあるよ。それはそれでいいと思う。思いも寄らない観点からの句が付けられると、句によって写真もまた再発見することができて面白いと思ってる。