ひねもす俳句:春よ来い 2019年3月4日2019年3月4日 pure2 ひねもす俳句 山茱萸や黄金に光る砂金つぶ /勝美 龍天に昇るを待つや思案の眼 /勝美 湧き出づるいのちや水の温む頃 /勝美 春来よと一斉放列太鼓隊 /勝美 じりじりと春来る方へ脚伸ばす /勝美
「春よ来い」山茱萸は傍題が春黄金花なので安直に砂金へ連想がいってしまいました。2句目は冬の季語の竜の玉ですので龍つながりで龍天に昇ると言う春の季語へと転換しました。3句目のカエルはオタマジャクシ(蝌蚪)がまず出てくるところですが、うじゃうじゃ蛙が発生しているのは久しく見たことありありませんねえ。4句目は赤塚城址公園の梅まつりの催しでしょうか。春を呼ぶ音高らかに撃ち鳴らすのでしょうねえ。5句目の根っこの張り具合が動き出しそうで不気味な写真です。切断されても根を出したのでしょうかしら。 返信
>山茱萸や黄金に光る砂金つぶ 今回の句全てで感じるのは、自然が季節を感じとる力はすごいな〜ということです。 人間は、悲しいかな冬を外で生き抜くことは難しい。 でも、じっとその寒さに耐えて春を待つ自然を尊敬します。 >龍天に昇るを待つや思案の眼 茂る葉にかくれて、その機を狙っている感じですね。 >湧き出づるいのちや水の温む頃 思えば、季節の到来は常に自然に教えてもらっているのですね。 >春来よと一斉放列太鼓隊 遅れて人間も春を祝っている感じですね。 >じりじりと春来る方へ脚伸ばす ここからまた新たに伸びていくのでしょうか。 力強さを感じる一句ですね。 返信
どのお句にも和みました。嬉しく鑑賞させていただきました。 山茱萸や黄金に光る砂金つぶ /勝美 *砂金のお見立てが素晴らしい。 龍天に昇るを待つや思案の眼 /勝美 *思案の眼・・・大事を決行する前の期待や不安は眼に出るんでしょうネ。 湧き出づるいのちや水の温む頃 /勝美 *芽吹きの時期・・・活性が湧いてきます。 春来よと一斉放列太鼓隊 /勝美 *呼ぶ相手が相手ですから,畏みながらも威勢よく!! じりじりと春来る方へ脚伸ばす /勝美 *本格的な春を待っている私の実感に通じています。 返信
山茱萸や黄金に光る砂金つぶ /勝美 早春に咲く黄色い花木といえば、マンサク、ロウバイ、サンシュユ。 ほかにミモザも、もう少したてばレンギョウも。 どれもいいなぁ! サンシュユの粒々の花を砂金に見立てたのは面白い。 まだ枯れ草色が残る庭に映える花色は金の価値あり、と思う。 龍天に昇るを待つや思案の眼 /勝美 春は色彩が復活する季節で、ハッとするような自然の色に嬉しくなります。 リュウノヒゲの瑠璃色の実は、ほんとは冬にすでにあり、「竜の玉」なら冬。 「龍天に昇る」でちゃんと春になってよかった。 湧き出づるいのちや水の温む頃 /勝美 カエル、カエル。うじゃうじゃ。出ましたよ、今年も。 別の場所だけど、早くも道路でペチャンコになってる1匹を見つけてしまいました。 道路渡って田んぼ探しに行く途中だったのかしら?可哀想に。 春来よと一斉放列太鼓隊 /勝美 太鼓の連打の音は雷のゴロゴロ音に近いですね。 春呼ぶのはいいけど、雷雲呼ぶのは勘弁。とくにお花見の最中は。 じりじりと春来る方へ脚伸ばす /勝美 タケノコの点々模様は、そのままひげ根が生えるところだった! というのが、今回写真撮ってよくわかった。 しかも、こんなにしっかりと四方八方に根を張る仕様になっていることを目の当たりにして、 なるほど地震に強い理由も合点がいきました。 「じりじり」が強い意思を感じさせて、竹というより虫っぽい! 返信
「春よ来い」山茱萸は傍題が春黄金花なので安直に砂金へ連想がいってしまいました。2句目は冬の季語の竜の玉ですので龍つながりで龍天に昇ると言う春の季語へと転換しました。3句目のカエルはオタマジャクシ(蝌蚪)がまず出てくるところですが、うじゃうじゃ蛙が発生しているのは久しく見たことありありませんねえ。4句目は赤塚城址公園の梅まつりの催しでしょうか。春を呼ぶ音高らかに撃ち鳴らすのでしょうねえ。5句目の根っこの張り具合が動き出しそうで不気味な写真です。切断されても根を出したのでしょうかしら。
>山茱萸や黄金に光る砂金つぶ
今回の句全てで感じるのは、自然が季節を感じとる力はすごいな〜ということです。
人間は、悲しいかな冬を外で生き抜くことは難しい。
でも、じっとその寒さに耐えて春を待つ自然を尊敬します。
>龍天に昇るを待つや思案の眼
茂る葉にかくれて、その機を狙っている感じですね。
>湧き出づるいのちや水の温む頃
思えば、季節の到来は常に自然に教えてもらっているのですね。
>春来よと一斉放列太鼓隊
遅れて人間も春を祝っている感じですね。
>じりじりと春来る方へ脚伸ばす
ここからまた新たに伸びていくのでしょうか。
力強さを感じる一句ですね。
のうそうさん コメントありがとうございます。春遠からじの季節到来ですね。今週末そちらへ伺います。一緒に食事でもいたしましょう。
どのお句にも和みました。嬉しく鑑賞させていただきました。
山茱萸や黄金に光る砂金つぶ /勝美
*砂金のお見立てが素晴らしい。
龍天に昇るを待つや思案の眼 /勝美
*思案の眼・・・大事を決行する前の期待や不安は眼に出るんでしょうネ。
湧き出づるいのちや水の温む頃 /勝美
*芽吹きの時期・・・活性が湧いてきます。
春来よと一斉放列太鼓隊 /勝美
*呼ぶ相手が相手ですから,畏みながらも威勢よく!!
じりじりと春来る方へ脚伸ばす /勝美
*本格的な春を待っている私の実感に通じています。
俊孝さん おはようございます。コメントありがとうございます。先日の横浜句会ではお世話さまでした。ご馳走頂き申し訳ありませんでした。お礼申し上げます。来月もよろしくお願い致します。
山茱萸や黄金に光る砂金つぶ /勝美
早春に咲く黄色い花木といえば、マンサク、ロウバイ、サンシュユ。
ほかにミモザも、もう少したてばレンギョウも。
どれもいいなぁ!
サンシュユの粒々の花を砂金に見立てたのは面白い。
まだ枯れ草色が残る庭に映える花色は金の価値あり、と思う。
龍天に昇るを待つや思案の眼 /勝美
春は色彩が復活する季節で、ハッとするような自然の色に嬉しくなります。
リュウノヒゲの瑠璃色の実は、ほんとは冬にすでにあり、「竜の玉」なら冬。
「龍天に昇る」でちゃんと春になってよかった。
湧き出づるいのちや水の温む頃 /勝美
カエル、カエル。うじゃうじゃ。出ましたよ、今年も。
別の場所だけど、早くも道路でペチャンコになってる1匹を見つけてしまいました。
道路渡って田んぼ探しに行く途中だったのかしら?可哀想に。
春来よと一斉放列太鼓隊 /勝美
太鼓の連打の音は雷のゴロゴロ音に近いですね。
春呼ぶのはいいけど、雷雲呼ぶのは勘弁。とくにお花見の最中は。
じりじりと春来る方へ脚伸ばす /勝美
タケノコの点々模様は、そのままひげ根が生えるところだった!
というのが、今回写真撮ってよくわかった。
しかも、こんなにしっかりと四方八方に根を張る仕様になっていることを目の当たりにして、
なるほど地震に強い理由も合点がいきました。
「じりじり」が強い意思を感じさせて、竹というより虫っぽい!
あわさん コメントありがとう。丁寧に読んでくれて嬉しいです。張り合いがあるというものです。よろしくです。