ひねもす俳句:見つけた秋 2018年10月1日2018年10月1日 pure2 ひねもす俳句 秋霖は濁世の濁を流し去る /勝美 天空を跳ねてゐたりし月兎かな /勝美 秋天の芸は南京玉すだれ /勝美 安らぎや赤き褥に秋の蝶 /勝美 野晒しの髑髏を隠す芒原 /勝美
台風一過、秋晴れと秋暑しがドカンとやってきました。今回のひねもすの2句目の写真の雲は兎の跳ねている様に見えました。3句目の玉簾は秋の植物の季語ですが名前から大道芸の南京玉簾へ発想が飛びました。(古いですねえ)。5句目は落語の野晒を連想しました。いかがでしょうか。ご意見ご感想をお願いします。 返信
秋霖は濁世の濁を流し去る /勝美 *そうであるといいですネ。 でも、濁は多種多様。そこいら中にあるようです。 いささか時季外れの大型台風が2つもやって来たのは, 秋霖だけでは手に終えなかったからなんで しょうか。 それはそれとして、秋霖の助っ人たちが濁以外に破壊したり流し去ったり・・・胸が痛みました。 天空を跳ねてゐたりし月兎かな /勝美 *メルヘンチックなお句もさることながら、写真にビックリでした。 野晒しの髑髏を隠す芒原 /勝美 *このお句は難解・・・コメントは控えさせていただきます。 安らぎや赤き褥に秋の蝶 /勝美 *蝶に安らぎを感じ取られた感性の優しさに感動しました。 野晒しの髑髏を隠す芒原 /勝美 *この光景の中に、たぶん朽ち果てつつある髑髏を察知されるとは!! そう教えられてみると、ほかにも怪しげなモノが秘匿されているかも? 返信
前のコメントで、 野晒しの髑髏を隠す芒原 /勝美 *このお句は難解・・・コメントは控えさせていただきます。 これは、 秋天の芸は南京玉すだれ /勝美 こちらのお句へのモノでした。 紙面を汚してしまいました.お許し下さい。 返信
野晒しの髑髏を隠す芒原 /勝美 落語の「野ざらし」、知らなかったのでYoutubeで観ました。 最初談志を観ようとしたけど、なかなか話が始まらないので サクサク進みそうな花緑の野ざらしを。 なんとなんと花緑の野ざらしでは、オチにつながるまくらを用意してあって分かり易い! 太鼓に馬の皮を使ってるということ、普通知らないですからね。 てなわけで、ひねもすの感想を書くために普段は観ない落語を観てみたら、ちょっと興味湧いてきた。 句は「野ざらし」まんまですね。 ほかの句については、後ほど! 返信
俊孝さん こんにちは。山下公園吟行よろしくです。コメントありがとうございます。雲の写真はびっくりですよねえ。うさちゃんの後ろ足にしか見えませんでしたよ。玉簾という名前の植物があるのですよねえ。この句は昔、竹すだれを左右に振り分けて「さては南京玉すだれ」の口上の大道芸がありました。名前からの言葉遊びです。 返信
秋霖は濁世の濁を流し去る /勝美 そうならいいですね。梅雨のジメジメと違って、秋雨にはそう思わせる 清涼感みたいなのがあるなぁ。 今回の台風では、咲いたばかりの金木犀の花を流しちゃったけど。 天空を跳ねてゐたりし月兎かな /勝美 夕方の空をふとみたら、おそろしいような雲が。 人間世界に触手をのばして飲み込もうとしているように感じました。 が、句は全く違ってかわいい! うさぎの後ろ足かぁ、でかいうさぎだなあ! 秋天の芸は南京玉すだれ /勝美 南京玉簾は、芸人さんの芸はむか〜し1回見た事ありました。 見た目の変化と口上の面白さがインパクト大でした。 植物のタマスダレは雨後に「一斉に花茎を伸ばし開花」するらしく、 そのあたりが名前の由来かな? タマスダレの真っ白な花の群生は、ハッとするほど綺麗です。 秋が見せてくれる芸術のひとつかも知れませんね。 安らぎや赤き褥に秋の蝶 /勝美 大きなアゲハチョウをスマホで追っかけまわして撮影チャンスを狙っていたら、 彼岸花でゆっくり休憩してくれたので、激写!紅い花にアゲハの羽が映える映える。 ずいぶん長い時間蜜を吸っていました。 小6の子が「彼岸花なめてみようかな」と言うくらい。 このアゲハも冬越しはしないでしょう、秋の花をたらふく味わってくれるといいな。 返信
台風24号のさ中に箱根彫刻の森美術館へ結社の一拍吟行に 出かけてきました。 お天気は実にラッキーで彫刻の森は時々晴間が出て、あとは 霧のただよう幻想的な彫刻の森でした。まさに芸術の秋を天気 まで演出してくれたようでした。 翌日は、ご存知のとおり台風一過の秋晴れでした。 今月の二句です。 秋天の芸は南京玉すだれ /勝美 野晒しの髑髏を隠す芒原 /勝美 返信
>秋霖は濁世の濁を流し去る 確かに雨上がりは世の中洗われた感じですよね。 >天空を跳ねてゐたりし月兎かな 月からおっこちて来たのでしょうか? それならこれくらい大きいかも知れないですねw >秋天の芸は南京玉すだれ 最近の子どもは南京とか玉すだれとかまったく知らないでしょうね。 >安らぎや赤き褥に秋の蝶 突然現れる道端の彼岸花の赤色には、ハッとします。 >野晒しの髑髏を隠す芒原 昔は亡くなるということが目の前になったのですが、今はまったく違いますね。 返信
のうそうさん おはようございます。コメントありがとうございます。考えてみれば南京玉すだれは平成にあっては過去形のシロモノでしょうねえ。落語の野晒しも然りですかね。面白がって詠みましたが理解できないものを詠んでしまいましたか。ちと反省です。 返信
台風一過、秋晴れと秋暑しがドカンとやってきました。今回のひねもすの2句目の写真の雲は兎の跳ねている様に見えました。3句目の玉簾は秋の植物の季語ですが名前から大道芸の南京玉簾へ発想が飛びました。(古いですねえ)。5句目は落語の野晒を連想しました。いかがでしょうか。ご意見ご感想をお願いします。
秋霖は濁世の濁を流し去る /勝美
*そうであるといいですネ。
でも、濁は多種多様。そこいら中にあるようです。
いささか時季外れの大型台風が2つもやって来たのは, 秋霖だけでは手に終えなかったからなんで
しょうか。
それはそれとして、秋霖の助っ人たちが濁以外に破壊したり流し去ったり・・・胸が痛みました。
天空を跳ねてゐたりし月兎かな /勝美
*メルヘンチックなお句もさることながら、写真にビックリでした。
野晒しの髑髏を隠す芒原 /勝美
*このお句は難解・・・コメントは控えさせていただきます。
安らぎや赤き褥に秋の蝶 /勝美
*蝶に安らぎを感じ取られた感性の優しさに感動しました。
野晒しの髑髏を隠す芒原 /勝美
*この光景の中に、たぶん朽ち果てつつある髑髏を察知されるとは!!
そう教えられてみると、ほかにも怪しげなモノが秘匿されているかも?
前のコメントで、
野晒しの髑髏を隠す芒原 /勝美
*このお句は難解・・・コメントは控えさせていただきます。
これは、
秋天の芸は南京玉すだれ /勝美
こちらのお句へのモノでした。
紙面を汚してしまいました.お許し下さい。
野晒しの髑髏を隠す芒原 /勝美
落語の「野ざらし」、知らなかったのでYoutubeで観ました。
最初談志を観ようとしたけど、なかなか話が始まらないので
サクサク進みそうな花緑の野ざらしを。
なんとなんと花緑の野ざらしでは、オチにつながるまくらを用意してあって分かり易い!
太鼓に馬の皮を使ってるということ、普通知らないですからね。
てなわけで、ひねもすの感想を書くために普段は観ない落語を観てみたら、ちょっと興味湧いてきた。
句は「野ざらし」まんまですね。
ほかの句については、後ほど!
俊孝さん こんにちは。山下公園吟行よろしくです。コメントありがとうございます。雲の写真はびっくりですよねえ。うさちゃんの後ろ足にしか見えませんでしたよ。玉簾という名前の植物があるのですよねえ。この句は昔、竹すだれを左右に振り分けて「さては南京玉すだれ」の口上の大道芸がありました。名前からの言葉遊びです。
あわさん コメント続けてくらはいね。落語の「野晒」は実は聞いたことないのです。昔落語全集という本があり、それで知りました。これは、芒からの連想でした。
Youtubeで聞いてみるといいよ、落語。花緑はすごい早口でつっかえもせずに、よくもこんなに喋れるなぁという感じ。他の人の野ざらしも聞いてみようかと思ったよ。
秋霖は濁世の濁を流し去る /勝美
そうならいいですね。梅雨のジメジメと違って、秋雨にはそう思わせる
清涼感みたいなのがあるなぁ。
今回の台風では、咲いたばかりの金木犀の花を流しちゃったけど。
天空を跳ねてゐたりし月兎かな /勝美
夕方の空をふとみたら、おそろしいような雲が。
人間世界に触手をのばして飲み込もうとしているように感じました。
が、句は全く違ってかわいい! うさぎの後ろ足かぁ、でかいうさぎだなあ!
秋天の芸は南京玉すだれ /勝美
南京玉簾は、芸人さんの芸はむか〜し1回見た事ありました。
見た目の変化と口上の面白さがインパクト大でした。
植物のタマスダレは雨後に「一斉に花茎を伸ばし開花」するらしく、
そのあたりが名前の由来かな?
タマスダレの真っ白な花の群生は、ハッとするほど綺麗です。
秋が見せてくれる芸術のひとつかも知れませんね。
安らぎや赤き褥に秋の蝶 /勝美
大きなアゲハチョウをスマホで追っかけまわして撮影チャンスを狙っていたら、
彼岸花でゆっくり休憩してくれたので、激写!紅い花にアゲハの羽が映える映える。
ずいぶん長い時間蜜を吸っていました。
小6の子が「彼岸花なめてみようかな」と言うくらい。
このアゲハも冬越しはしないでしょう、秋の花をたらふく味わってくれるといいな。
pure2さん コメントの追加ありがとう。秋霖が金木犀の花を流したとか、そういえば金木犀のどこからかそこはかと匂うのがまさに秋だねえ。あちこちの秋を探しに出歩きたいものです。
台風24号のさ中に箱根彫刻の森美術館へ結社の一拍吟行に
出かけてきました。
お天気は実にラッキーで彫刻の森は時々晴間が出て、あとは
霧のただよう幻想的な彫刻の森でした。まさに芸術の秋を天気
まで演出してくれたようでした。
翌日は、ご存知のとおり台風一過の秋晴れでした。
今月の二句です。
秋天の芸は南京玉すだれ /勝美
野晒しの髑髏を隠す芒原 /勝美
由人さん こんばんは。今日は秋葉原での句会でした。主宰の天、衡子さんの特選に選ばれ面目を保ちました。
獺祭調ですが、 夢殿は土塀にかくれ柿紅葉 /勝美 いかがでしょう。
>秋霖は濁世の濁を流し去る
確かに雨上がりは世の中洗われた感じですよね。
>天空を跳ねてゐたりし月兎かな
月からおっこちて来たのでしょうか?
それならこれくらい大きいかも知れないですねw
>秋天の芸は南京玉すだれ
最近の子どもは南京とか玉すだれとかまったく知らないでしょうね。
>安らぎや赤き褥に秋の蝶
突然現れる道端の彼岸花の赤色には、ハッとします。
>野晒しの髑髏を隠す芒原
昔は亡くなるということが目の前になったのですが、今はまったく違いますね。
のうそうさん おはようございます。コメントありがとうございます。考えてみれば南京玉すだれは平成にあっては過去形のシロモノでしょうねえ。落語の野晒しも然りですかね。面白がって詠みましたが理解できないものを詠んでしまいましたか。ちと反省です。