ひねもす俳句:数へ日 2014年12月14日2014年12月14日 pure2 ひねもす俳句 今しがた流れゆきけり鴨の群 /勝美 冬耕の畝の収束して平和 /勝美 フエンスの内外なべて日脚伸ぶ /勝美 餅搗きの共同作業始むべし /勝美 数へ日の灯影は胸の奥にまで /勝美
>今しがた流れゆきけり鴨の群 寝てる間に流れてしまうということがあるのでしょうか? ありそうな感じですねw >冬耕の畝の収束して平和 大地にとっては一休みという感じでしょうか。 >フエンスの内外なべて日脚伸ぶ 人間が造った境界なんて太陽から見れば意味がないという感じでしょうか。 >餅搗きの共同作業始むべし もちつきでテンションがあがるうちは日本文化も安泰ですね。 >数へ日の灯影は胸の奥にまで 12月の始め頃は浮ついた感じですが、おしせまってくると、なんか背筋を伸ばしたくなりますね。 返信
のうそうさん こんにちは。浦和調の宮の十二日市も終わりました。 これからはクリスマスから年末へかけて町は慌ただしい日々が流れます。健康で過ごせて幸せというものです。それにしても自民公明の与党で独裁は嫌ですがね。変りませんね、世の中は。 返信
今しがた流れゆきけり鴨の群 /勝美 あまり綺麗ではない小川を鴨の群が流されて行ったのでしょうね。大空の景色と共に周りの樹木や民家が小川に写っています。既に鴨の群は見当りませんが、去った後の寂しさの心情がうまく表現されていて、素敵ですね。 冬耕の畝の収束して平和 /勝美 既に秋の収穫も終え、次に植える準備も整えて、後は只、待ってゐる状況ですね。 今、世界で騒がれている様な内乱や戦争もなく、静かに季節の移り変わりをじっと見つめている。平和って、こんなことなんでしょうね。 何でもない風景なんですが、そこに平和そのものを感じ取っている勝美さんの感性に脱帽ですね。 フエンスの内外なべて日脚伸ぶ /勝美 フエンスの中で作業している人の姿を、フエンスの外を歩きながら眺めている風景ですが、ゆっくりと時間が過ぎて行く様を「日脚伸ぶ」という季語で締め括ったあたり、さすがに勝美さんですね。 餅搗きの共同作業始むべし /勝美 昔から庶民の町や村では、色々な催事の時には、家族総出で出て来て手伝うという習慣がありますが、中でも「餅搗き」は楽しいものですね。 各家庭からハチマキ姿やエプロン姿で出て来て、子供たちも一箇所に集められて、お餅の搗き上がるのを待っている様子は、本当に楽しいひと時ですね。その始まる瞬間を捉えての一句。餅搗きという催事の生活感にみなぎっていますね。 数へ日の灯影は胸の奥にまで /勝美 今年もあと僅か。点々と点いている灯影が湖に写っている様は、今年の名残を心に留めて呉れますね。いつまでも、忘れ得ない風景ですね。今年への名残と心に残る灯影の情景は「数え日」の季語とピッタリですね。これは秀句ですね。 今年は色々と楽しい俳句を拝読させて頂き、有難うございました。 来年も、お元気で、句作にお励み頂き、素敵な俳句をご提示して下さい。 どうぞ、良いお年をお迎え下さい。 田中 喜信 返信
喜信さん こんにちは。横浜句会ではいつもお世話頂き心強く思っています。来年の新年句会には是非出席したいと思っています。 新年らしい句を用意して臨みますのでよろしく。 では、良いお年をお迎え下さい。 返信
今しがた流れゆきけり鴨の群 /勝美 ★上五に、悠揚とした作者の有様を彷彿しました。 冬耕の畝の収束して平和 /勝美の ★中七の「収束」が硬い漢字で実態をさらりといい表し、下 五の「平和」と響き合っていると思いました。句意につい ての感想は、のうそうさん、喜信さんのコメントに同感で す。 フエンスの内外なべて日脚伸ぶ /勝美 ★異質の空間を仕切るのがフエンス・・・見当外れかも知れ ませんが、基地の街・沖縄の景が浮かんで、胸がしびれまし た。 ちなみに、実景に即した句を・・・と、よく言われます が、子規の時代はイザ知らず、実景を報ずる今日のTVの 映像にも実感をそそる力はあるのではないでしょうか? 数へ日の灯影は胸の奥にまで /勝美 ★喜信さんのご鑑賞に右へ習いです。 独善かも知れぬお粗末な思いまで書いてしまいました。 返信
うらわの俳人勝美さま モバラ座の俳人渓春です。 パソコンがこの年末に来てストライキをおこし、やっと機嫌をなおしてくれました。間が空きましたことご容赦を…。以下いただきます。 今しがた流れゆきけり鴨の群 /勝美 一瞬の情景を切り取って句に詠まれたのでしょう。一羽でなく群れとしたあたりに意外性があります。人の一生、時の流れ、社会の変化、そのような目に見えないものに抗しても抗しきれない儚さを暗示しているようです。鴨ちゃん達も好きで流れて行ったわけではないだろうに…(笑) 冬耕の畝の収束して平和 /勝美 畝という字は重ねて使うとウネウネとなり、くねくねと曲がっている状態を言うのでしょうが、あえてそれを“曲りまっすぐ”の情景を詠んだのは勝美さんならでは、ですね。不安定な状態が一年の終わりにいつしか収束、平和が訪れて…、何か安堵感があります。世界情勢もこうであってほしいと思います。ミレーの晩鐘、祈りを捧げる農夫がチラッと写真の隅に浮かんで消えました。 餅搗きの共同作業始むべし /勝美 共同作業の餅搗き、確かにこの餅搗きならそうですね。“始むべし”という表現が面白い(笑)昔は田舎の家庭では祝い事とか師走には当たり前の光景でした。庭先で臼と杵を使った餅搗き、楽しい思い出です。私は北海道の炭鉱で育ったので、隣近所が集まって、皆でわいわい言いながら…。それがいつしか田舎でも、町内会の子供たちを集めた文化財保護のような行事と化しました。かくて日本の風習の絶滅危惧種に…、我が家では電気式「もちっこ」で年末の恒例行事化しています。孫たちはエレクトロニクスに何の疑問ももたず、粘土遊と勘違いして、丸めて遊ぶのを楽しみにしています。確かに搗きたての餅の味はこたえられませんね、日本人の特権でしょうね? 今年も勝美さんの素敵な句を沢山鑑賞でき、楽しませていただきました。愛読者の皆さんのコメントも楽しく読ませていただきました。来年も楽しみにしています。勝美さん、有難うございました。 返信
孝俊さん 溪春さん おはようございます。数え日のうちい今年もおわりが迫って来ました。ご愛読を感謝です。皆様のコメントに励まされて続けられたと思っています。よしなしごとばかりですが詩囊が破れる迄は続けたいと思っています。 返信
おはようございます。 寒波で大変な列島ですが、勝美さんは相変らずご健吟で何よりです。 勝美さんの俳句楽しさに触れた年でもありました。 来年は私も年女どすう(笑) 来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 餅搗き~頂きます。 和食文化を絆を大切にですものね。 返信
おはようございます。 指折り、数え日になりましたね。 例年になく寒い師走になっていますが、相変わらず お元気そうで何よりです。 当方も何とか年を越せそうです。 また来年はあちこち知らないところへ連れて行って 下さい。 よいお年を! 今月の二句です。 フエンスの内外なべて日脚伸ぶ /勝美 数へ日の灯影は胸の奥にまで /勝美 返信
今晩は、 本当に今年も十指で足りる数え日となりました。 未だ今週は句会が3回、古典の勉強会が1回残っており、中々1年が終わりません。やたらに反故の山を築いてきたこの1年でした。 「ひねもす俳句:数へ日」を有難うございました。 例によって遅れ馳せながら、です。 ◆今しがた流れゆきけり鴨の群 /勝美 見えない物を詠う事は子規も俳諧大要で可としています。鴨場の堀でしょうか、鴨の去った水影が良いですね。 ◆冬耕の畝の収束して平和 /勝美 麦畑でしょうか、何となくきな臭い年末に平和との言い切りが効いていますね。 ◆餅搗きの共同作業始むべし /勝美 小学校の行事のようです。揃いの法被のJA?も加わって楽しそうです。ポリバケツに突っ込んだ杵から臼の数も思われますね。小学生には餅の作り方を学ぶ良い機会なのでしょう。句尾のべしは色々に解釈されますが、私は作者の意志と解釈しました。 ◆数へ日の灯影は胸の奥にまで /勝美 写真は別として、1年を振り返る感慨を灯影に想う気持が句から伝わって来ます。 1年間沢山の句を楽しませて頂き有難うございました。 来年もどうぞよろしく、 返信
要介さん おはようございます。この一年ひねもす俳句にコメント下さってありがとうございます。大きな励まし感謝です。益々お忙しい句作の日々をお過ごしのご様子、来年も俳句の新天地に羽を広げ合いましょう。 返信
「数へ日」のご案内有り難うございます。 ☆今しがた流れゆきけり鴨の群 /勝美 ☆冬耕の畝の収束して平和 /勝美 ☆数へ日の灯影は胸の奥にまで /勝美 以上をいただきます。 いつも思いがけない句を見せて頂き、楽しませて頂きました。 有り難うございました。 今年もあとわずかになりました、お世話になりました。 良いお年をお迎えください。 返信
今しがた流れゆきけり鴨の群 /勝美 写真のようなただの川の姿を、都心ではなかなか見かけられなくなりました。 河童池のあたり、ぜひ残してもらいたい風景です。 冬耕の畝の収束して平和 /勝美 上の川と同様、たんぼや畑も見ると落ち着く原風景なんですけど、 これが娘にははたしてどう写っているのか。 娘には、マンションのベランダから見下ろす景色が原風景なのかも 知れません。 フエンスの内外なべて日脚伸ぶ /勝美 この日の空は冬空っぽくなかったですね。 なので、日脚伸ぶが妙にマッチしますね。 フェンスの内外とあえてしたところがgoo! 餅搗きの共同作業始むべし /勝美 12月にはあちこちの小学校で餅つき実演が行われます。 この小学校では42年続いている行事だそうで。 PTAが前日から大量の餅米を用意して臨むわけですが、 こどものみならず、大人もわくわくするお餅つきです。 熱々の湯気と搗きたてのお餅は冬にぴったりです。 数へ日の灯影は胸の奥にまで /勝美 写真の日はまだ余裕があった数え日。 今となっては、もう数えるまでも無い! 今更ながら、年内にやるべき仕事をすっかり忘れていたのを 思い出し、慌てています。 落ち着いた年末を過ごせるようになるのは、いったい何時だ!? ともあれ、よい新年を! 返信
>今しがた流れゆきけり鴨の群
寝てる間に流れてしまうということがあるのでしょうか?
ありそうな感じですねw
>冬耕の畝の収束して平和
大地にとっては一休みという感じでしょうか。
>フエンスの内外なべて日脚伸ぶ
人間が造った境界なんて太陽から見れば意味がないという感じでしょうか。
>餅搗きの共同作業始むべし
もちつきでテンションがあがるうちは日本文化も安泰ですね。
>数へ日の灯影は胸の奥にまで
12月の始め頃は浮ついた感じですが、おしせまってくると、なんか背筋を伸ばしたくなりますね。
のうそうさん こんにちは。浦和調の宮の十二日市も終わりました。
これからはクリスマスから年末へかけて町は慌ただしい日々が流れます。健康で過ごせて幸せというものです。それにしても自民公明の与党で独裁は嫌ですがね。変りませんね、世の中は。
今しがた流れゆきけり鴨の群 /勝美
あまり綺麗ではない小川を鴨の群が流されて行ったのでしょうね。大空の景色と共に周りの樹木や民家が小川に写っています。既に鴨の群は見当りませんが、去った後の寂しさの心情がうまく表現されていて、素敵ですね。
冬耕の畝の収束して平和 /勝美
既に秋の収穫も終え、次に植える準備も整えて、後は只、待ってゐる状況ですね。
今、世界で騒がれている様な内乱や戦争もなく、静かに季節の移り変わりをじっと見つめている。平和って、こんなことなんでしょうね。
何でもない風景なんですが、そこに平和そのものを感じ取っている勝美さんの感性に脱帽ですね。
フエンスの内外なべて日脚伸ぶ /勝美
フエンスの中で作業している人の姿を、フエンスの外を歩きながら眺めている風景ですが、ゆっくりと時間が過ぎて行く様を「日脚伸ぶ」という季語で締め括ったあたり、さすがに勝美さんですね。
餅搗きの共同作業始むべし /勝美
昔から庶民の町や村では、色々な催事の時には、家族総出で出て来て手伝うという習慣がありますが、中でも「餅搗き」は楽しいものですね。
各家庭からハチマキ姿やエプロン姿で出て来て、子供たちも一箇所に集められて、お餅の搗き上がるのを待っている様子は、本当に楽しいひと時ですね。その始まる瞬間を捉えての一句。餅搗きという催事の生活感にみなぎっていますね。
数へ日の灯影は胸の奥にまで /勝美
今年もあと僅か。点々と点いている灯影が湖に写っている様は、今年の名残を心に留めて呉れますね。いつまでも、忘れ得ない風景ですね。今年への名残と心に残る灯影の情景は「数え日」の季語とピッタリですね。これは秀句ですね。
今年は色々と楽しい俳句を拝読させて頂き、有難うございました。
来年も、お元気で、句作にお励み頂き、素敵な俳句をご提示して下さい。
どうぞ、良いお年をお迎え下さい。
田中 喜信
喜信さん こんにちは。横浜句会ではいつもお世話頂き心強く思っています。来年の新年句会には是非出席したいと思っています。
新年らしい句を用意して臨みますのでよろしく。
では、良いお年をお迎え下さい。
今しがた流れゆきけり鴨の群 /勝美
★上五に、悠揚とした作者の有様を彷彿しました。
冬耕の畝の収束して平和 /勝美の
★中七の「収束」が硬い漢字で実態をさらりといい表し、下 五の「平和」と響き合っていると思いました。句意につい ての感想は、のうそうさん、喜信さんのコメントに同感で
す。
フエンスの内外なべて日脚伸ぶ /勝美
★異質の空間を仕切るのがフエンス・・・見当外れかも知れ ませんが、基地の街・沖縄の景が浮かんで、胸がしびれまし た。
ちなみに、実景に即した句を・・・と、よく言われます が、子規の時代はイザ知らず、実景を報ずる今日のTVの 映像にも実感をそそる力はあるのではないでしょうか?
数へ日の灯影は胸の奥にまで /勝美
★喜信さんのご鑑賞に右へ習いです。
独善かも知れぬお粗末な思いまで書いてしまいました。
うらわの俳人勝美さま モバラ座の俳人渓春です。
パソコンがこの年末に来てストライキをおこし、やっと機嫌をなおしてくれました。間が空きましたことご容赦を…。以下いただきます。
今しがた流れゆきけり鴨の群 /勝美
一瞬の情景を切り取って句に詠まれたのでしょう。一羽でなく群れとしたあたりに意外性があります。人の一生、時の流れ、社会の変化、そのような目に見えないものに抗しても抗しきれない儚さを暗示しているようです。鴨ちゃん達も好きで流れて行ったわけではないだろうに…(笑)
冬耕の畝の収束して平和 /勝美
畝という字は重ねて使うとウネウネとなり、くねくねと曲がっている状態を言うのでしょうが、あえてそれを“曲りまっすぐ”の情景を詠んだのは勝美さんならでは、ですね。不安定な状態が一年の終わりにいつしか収束、平和が訪れて…、何か安堵感があります。世界情勢もこうであってほしいと思います。ミレーの晩鐘、祈りを捧げる農夫がチラッと写真の隅に浮かんで消えました。
餅搗きの共同作業始むべし /勝美
共同作業の餅搗き、確かにこの餅搗きならそうですね。“始むべし”という表現が面白い(笑)昔は田舎の家庭では祝い事とか師走には当たり前の光景でした。庭先で臼と杵を使った餅搗き、楽しい思い出です。私は北海道の炭鉱で育ったので、隣近所が集まって、皆でわいわい言いながら…。それがいつしか田舎でも、町内会の子供たちを集めた文化財保護のような行事と化しました。かくて日本の風習の絶滅危惧種に…、我が家では電気式「もちっこ」で年末の恒例行事化しています。孫たちはエレクトロニクスに何の疑問ももたず、粘土遊と勘違いして、丸めて遊ぶのを楽しみにしています。確かに搗きたての餅の味はこたえられませんね、日本人の特権でしょうね?
今年も勝美さんの素敵な句を沢山鑑賞でき、楽しませていただきました。愛読者の皆さんのコメントも楽しく読ませていただきました。来年も楽しみにしています。勝美さん、有難うございました。
孝俊さん 溪春さん おはようございます。数え日のうちい今年もおわりが迫って来ました。ご愛読を感謝です。皆様のコメントに励まされて続けられたと思っています。よしなしごとばかりですが詩囊が破れる迄は続けたいと思っています。
おはようございます。
寒波で大変な列島ですが、勝美さんは相変らずご健吟で何よりです。
勝美さんの俳句楽しさに触れた年でもありました。
来年は私も年女どすう(笑)
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
餅搗き~頂きます。
和食文化を絆を大切にですものね。
ひつじさん 月一回の吟行もこの寒波では出歩く訳にもいかぬ有様。
来年はぼちぼち出歩くことにしましょう。ひねもす俳句にコメントを寄せて下さって感謝です。またよろしくね。
おはようございます。
指折り、数え日になりましたね。
例年になく寒い師走になっていますが、相変わらず
お元気そうで何よりです。
当方も何とか年を越せそうです。
また来年はあちこち知らないところへ連れて行って
下さい。 よいお年を!
今月の二句です。
フエンスの内外なべて日脚伸ぶ /勝美
数へ日の灯影は胸の奥にまで /勝美
由人さん こんにちは。この一年吟行ではお世話になりました。
JR王子駅そばの居酒屋さんが良かったですね。また王子あたり吟行したら寄って見たいです。来年も変らぬお付き合いを!!
今晩は、
本当に今年も十指で足りる数え日となりました。
未だ今週は句会が3回、古典の勉強会が1回残っており、中々1年が終わりません。やたらに反故の山を築いてきたこの1年でした。
「ひねもす俳句:数へ日」を有難うございました。
例によって遅れ馳せながら、です。
◆今しがた流れゆきけり鴨の群 /勝美
見えない物を詠う事は子規も俳諧大要で可としています。鴨場の堀でしょうか、鴨の去った水影が良いですね。
◆冬耕の畝の収束して平和 /勝美
麦畑でしょうか、何となくきな臭い年末に平和との言い切りが効いていますね。
◆餅搗きの共同作業始むべし /勝美
小学校の行事のようです。揃いの法被のJA?も加わって楽しそうです。ポリバケツに突っ込んだ杵から臼の数も思われますね。小学生には餅の作り方を学ぶ良い機会なのでしょう。句尾のべしは色々に解釈されますが、私は作者の意志と解釈しました。
◆数へ日の灯影は胸の奥にまで /勝美
写真は別として、1年を振り返る感慨を灯影に想う気持が句から伝わって来ます。
1年間沢山の句を楽しませて頂き有難うございました。
来年もどうぞよろしく、
要介さん おはようございます。この一年ひねもす俳句にコメント下さってありがとうございます。大きな励まし感謝です。益々お忙しい句作の日々をお過ごしのご様子、来年も俳句の新天地に羽を広げ合いましょう。
「数へ日」のご案内有り難うございます。
☆今しがた流れゆきけり鴨の群 /勝美
☆冬耕の畝の収束して平和 /勝美
☆数へ日の灯影は胸の奥にまで /勝美
以上をいただきます。
いつも思いがけない句を見せて頂き、楽しませて頂きました。
有り難うございました。
今年もあとわずかになりました、お世話になりました。
良いお年をお迎えください。
みちこさん おひさしぶり。ほりどめ句会の一月七日に主宰は欠席だそうです。楽しみながら俳句やりましょう。来年もよしなに。
今しがた流れゆきけり鴨の群 /勝美
写真のようなただの川の姿を、都心ではなかなか見かけられなくなりました。
河童池のあたり、ぜひ残してもらいたい風景です。
冬耕の畝の収束して平和 /勝美
上の川と同様、たんぼや畑も見ると落ち着く原風景なんですけど、
これが娘にははたしてどう写っているのか。
娘には、マンションのベランダから見下ろす景色が原風景なのかも
知れません。
フエンスの内外なべて日脚伸ぶ /勝美
この日の空は冬空っぽくなかったですね。
なので、日脚伸ぶが妙にマッチしますね。
フェンスの内外とあえてしたところがgoo!
餅搗きの共同作業始むべし /勝美
12月にはあちこちの小学校で餅つき実演が行われます。
この小学校では42年続いている行事だそうで。
PTAが前日から大量の餅米を用意して臨むわけですが、
こどものみならず、大人もわくわくするお餅つきです。
熱々の湯気と搗きたてのお餅は冬にぴったりです。
数へ日の灯影は胸の奥にまで /勝美
写真の日はまだ余裕があった数え日。
今となっては、もう数えるまでも無い!
今更ながら、年内にやるべき仕事をすっかり忘れていたのを
思い出し、慌てています。
落ち着いた年末を過ごせるようになるのは、いったい何時だ!?
ともあれ、よい新年を!
ひねもす俳句にコメントありがとう。これと言って残すほどのものでもないけれど生きてきた証ではあるでしょうか。これからもどうぞよろしくです。
とにかく良いお年をお迎え下さい。