ひねもす俳句:今朝の秋

花火板橋2013
花ひらく刻来るべし敗戦忌 /勝美

登り坂

行く先は何処か知らねど秋の暮 /勝美

 石畳

十六夜や木曽路につづく石畳 /勝美

水車公園の滝

新涼や流るる水に濡るる岩 /勝美

横断歩道

つれづれに烏鷺戦はす夜長かな /勝美

「ひねもす俳句:今朝の秋」への10件のフィードバック

  1.  行先は何処か知らねど秋の暮れ/勝美 
    いつも提示句のなかで気になる句をチョイスして、つぎに写真を見ます。なるほど!と思った句がこの句になりました。もう秋になるのですね。残暑も厳しそうです。お体御自愛ください。                   五十嵐章浩

  2. 五十嵐さん いつも早々とおいで下さってありがとです。
    8月7日はもはや立秋ですね。行く先知らずによたよたとぼとぼと重荷を押して人生終わるのでしょうか。
    8月24日(土)の稲毛句会へは出席されますか。獺祭賞の秀逸を獲得しましたのでお話できればね。

  3. >花ひらく刻来るべし敗戦忌
    花火の音も爆撃の音も似たようなものかも知れませんが、
    同じ爆音なら楽しめる方が正義に決まっています。
    >行く先は何処か知らねど秋の暮
    車を運転しているときに、すれ違う車に乗っている人の顔をみて、
    これからどこにいくんだろう?とか帰り道かな?と想像するのが
    密かな楽しみだったりします。
    >十六夜や木曽路につづく石畳
    木曽路と言えば、しゃぶしゃぶのチェーン店。というのは無粋な話ですが、
    この道をたどると、本当にそこに着きそうな気配です。
    >新涼や流るる水に濡るる岩
    そこにあるままが、涼しげです。
    >つれづれに烏鷺戦はす夜長かな
    いつかは囲碁をかじってみたいと思っています。
    きっと歩き始めてみないと感じられない世界があるんだろうなぁと思います。

  4. のうそうさん おはようございます。今朝東京大仏テレビがズーッと白ぼてでした。修復してなにより。
    ひねもす楽しみながら詠んでいます。またよろしくです。

  5. こんにちは
    ここ2・3日神奈川は涼しい日が続いています。
    しかし、週末からはまた暑さがぶり返すとの予報
    です。油断できません。
    もう明日からは立秋とか、季節は巡るといいます
    が、早いですね。
    秋というとまた俳句の虫がムズムズしてきます。
    今月のお気に入りです。
    花ひらく刻来るべし敗戦忌  /勝美
    つれづれに烏鷺戦はす夜長かな  /勝美

  6. 由人さん こんにちは。暑いですねー。今日は地元の公民館の俳句教室でした。そうそうに切り上げました。
    もう秋ですねえ、吟行はまだまだ先になりそうです。
    その折は是非よろしくです。

  7. こんにちは。昨夜書きましたが添付されませんね。
    暑さにとけたのだろうか?
    行く先は~写真との関係で好きです。
    烏鷺戦はす~発想に頂きます。
    吟行楽しみです。

  8. ひつじさんへ 添付の有無は不明です。
    何処へ行く積もりだったかさえ忘れるほど暑さに頭が弱って。
    地球環境が年々壊れていってるように感じます。
    尊厳も理性も何処かへやってしまったような日本人のありよう。
    怖い事だと思います。

  9. 勝美さんへ
    立秋は過ぎたとは言え大変な残暑、参っています。
    ひねもす俳句「今朝の秋」有難うございました。
    今月の好きな句を下記させて頂きます。
    ●行く先は何処か知らねど秋の暮 /勝美
     芭蕉の「この道や行人なしに秋の暮」を思いました。人通りのない道が淋しい秋の暮の感じですね。
    ●十六夜や木曽路につづく石畳 /勝美
     この句も木曽路を姥捨迄月見に行った芭蕉の更科紀行「いさよひもまださらしなの郡哉」を彷彿とさせます。馬籠ー落合辺りは今でも石畳ですね。
    ●つれづれに烏鷺戦はす夜長かな /勝美
     近代的な横断歩道の白黒パターンから烏鷺への発想が勝美さんらしく面白い句を生んだと思います。

  10. 要介さん おはようございます。秋立つとはいえ昨日今日のこの暑さは尋常の域を超えていますね。お身体には呉々もご注意下さいね。
    ひねもす俳句は暑くても寒くても関係なしです。
    お気に入りを挙げて下さってうれしい極みです。自分もお気に入りのものでして。頭がウニにならないようにトレーニングに励みます。

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