ひねもす俳句:春に憂う 2011年4月11日2011年4月11日 pure2 ひねもす俳句 罹災者の胸に在る家鳥帰る /勝美 故郷へつながる道路つくづくし /勝美 春愁や目には見えねど放射能 /勝美 お出かけの一歩はすでに陽炎へり /勝美 競漕や身を乗り出して声援す /勝美
>罹災者の胸に在る家鳥帰る 津波に家や車や船が押し流されていく、 悪い冗談のようなテレビの映像を思い出すと、 言いようのない塊が喉の奥に詰まります。 >故郷へつながる道路つくづくし 子供の頃は、春がくるとつくしを採りに行ったものです。 都会に出て、たまに採っている人を見かけましたが、 私に回ってくるほど沢山あるわけでもなく、 早い者がちなんだなといつも思っていました。 この写真は昨日撮ったもの。かさが開いているのが沢山残っています。 これもやはり、放射線を恐れる人が多いという現れなのかも。 >春愁や目には見えねど放射能 確かに、今年の桜も見事に咲いているのですが、 素直に喜べない自分がいます。喜んではいけないのではなく、 地震が続いている事実からそうなるのです。 >お出かけの一歩はすでに陽炎へり 少しずつですが、春っぽい陽気の日も増えてきましたね。 日がのびて、夕方歩くのも楽しい季節です。 >競漕や身を乗り出して声援す チューリップが観客ですな。観客の皆様はケガのないようにご注意ください。 返信
おはようございます。 どれもこれも涙が出そう。 ついつい想いが強く地震と繋がってしまいます。 余震も続き落ち着きませんが、吟行出来る日が来ることを 楽しみにしています。あ 今も又大きな揺れが。。。 返信
今日もまた大きな余震がありました。 いろいろ落ち着かない毎日です。 地震・津波・原発で以前の何気ない日常がいかに貴重であったか改めて感じています。 罹災者の胸に在る家鳥帰る /勝美 涙が出てきそうです。 春愁や目には見えねど放射能 /勝美 小さなお子さんの将来が案じられます。 競漕や身を乗り出して声援す /勝美 黄色やピンクの声援が聞こえてきそうです。 テレビを見る時間が多くなっています。 すさまじい津波の跡、頭から離れません。 せめて原発の問題だけでも早く解決してほしいものです。 返信
原子力の利用は高い買物だったように思います。 想定外という逃げ口上は通用しませんよね。 あれもこれも政官財の利権の産物ではないでしょうか。 レベル7というのに緊張感なしで恐ろしいことですね。 ひねもす俳句をこれからもよろしく。 返信
おはようございます。 まさに「春に憂う」落ち着かない日々が続いています。 もう四月半ばになろうとしているのにお花見気分に なれません。 それでもなんとかがんばって俳句を作っています。 今月は次の二句に惹かれました。 罹災者の胸に在る家鳥帰る /勝美 故郷へつながる道路つくづくし /勝美 返信
先ほども強い地震がありました。放射能汚染も心配なことで お花見気分になれないですね。 いつもひねもす俳句をご覧いただきありがとうございます。 これからもこのような長子で詠みつづけますのでよろしく。 返信
こんばんは、「ひねもす俳句」:春を憂う、にご案内頂き 有難うございます。佳句に対し雑感で失礼ですが、お許し 願います。 罹災者の胸に在る家鳥帰る /勝美 被災され、家財ともども肉親を失くされた方々にお慰め する言葉もございません。謹んでご冥福を、と願うばかり です。また、掲句からは緊急避難地区の方々を思います。 何時収束するのか知れない原発事故、北へ帰る鳥を羨まし く眺めておられるのでは・・・ 故郷へつながる道路つくづくし /勝美 写真を拝見して、一瞬瓦礫に埋まった被災地かと思いま したが、拡大して土筆の勢いよく伸びた姿にほっとしま した。避難されている方々はどの道も故郷へ通じている ように思えるのでは・・避難地の道端には土筆が何事も 無かったように健やかな成長ぶりを見せる。小生には 「つくづくし」の措辞が「つつがなし」に読めて、皆さ んに一日も早く平穏な日の訪れを願うのみです。 春愁や目には見えねど放射能 /勝美 放射線量が人体に及ぼす影響は××シーベルト、と聞か されてもその害から逃れる術のない島国、正に「春愁」 ですね。兆から京の桁をこんな形で教えられるとは・・ 春愁ですね。 この時期、上掲三句に共感を覚えました。今回も佳句を 読ませて頂き、有難うございました。 返信
いつもひねもす俳句のご案内を頂き有難うございます。 今回の「春を憂う」は震災、原発事故に際して皆が抱いている 感情を色々面白い写真を介して表現を試みられたものと感心致しました。 〇罹災者の胸に在る家鳥帰る /勝美 ・写真の一寸傾いた一軒家は関東でも問題になっている流動化 現象でやられた家にも見えましたが、皆立派な家ですね。 現在津浪、原発事故で故郷から避難中の被災者の方の胸にはかつて住んでいた故郷の家がくっきり残っているでしょう。飛んで帰る鳥の姿が羨ましい気持も良く判ります。 〇故郷へつながる道路つくづくし /勝美 ・写真手前の土手はどうしても津浪による瓦礫原の感じが強いですね。接写の威力で荒々しさが良くでています。中の緑、立ち上がる土筆は復興を期す現地の方の気持でしょうか。 仰ぐ高架線路は謂わば政府のご方針、うまく被災者の方々の気持に沿って呉れる事を祈ります。 〇春愁や目には見えねど放射能 /勝美 ・毎日発表される放射能の数値に花を楽しむ気持ちも萎えますね。その内に三春の桜の子孫にも影響があるかも知れません。 α、β、γ線など放射線の種類や半減期も色々あるのに只ベクレルとかシーベルトとかだけで騒ぐのも良く判りませんが兎も角困ったものです。 〇お出かけの一歩はすでに陽炎へり /勝美 ・写真のぶれから陽炎を導かれた。早く放射能を気にせず思い切り幼子を外で遊ばせたいですね。お出掛けの一歩に控えていた久し振りの外出が感じられます。 〇競漕や身を乗り出して声援す /勝美 ・カメラワーク(カメラの角度)で真っ直ぐなチューリップがまるで身を乗り出しているように見えます。(ボート的なものが写っていればよりハッキリしたでしょうが)競漕とはうまい季語ですね。戸田コースでのお花見レガッタは昔応援に行って大騒ぎした事がありますが最近はどうでしょう。 例によって思い付くままに勝手に記させて頂きました。 又楽しいお写真と俳句を楽しみにしております。 返信
罹災者の胸に在る家鳥帰る /勝美 傾き具合がまだ存在感があって鳥も戻ってくるでしょう。 故郷へつながる道路つくづくし /勝美 土筆は美味しい。被災地の山菜もさぞ美味しかろうに。 春愁や目には見えねど放射能 /勝美 桜は早々と散ってしまいましたね。原発はこの先どうな るのでしょう?。 お出かけの一歩はすでに陽炎へり /勝美 何時もの可愛い写真です。温かい一句ですね。 競漕や身を乗り出して声援す /勝美 なるほど!!愉快な一句ですね。 返信
>罹災者の胸に在る家鳥帰る
津波に家や車や船が押し流されていく、
悪い冗談のようなテレビの映像を思い出すと、
言いようのない塊が喉の奥に詰まります。
>故郷へつながる道路つくづくし
子供の頃は、春がくるとつくしを採りに行ったものです。
都会に出て、たまに採っている人を見かけましたが、
私に回ってくるほど沢山あるわけでもなく、
早い者がちなんだなといつも思っていました。
この写真は昨日撮ったもの。かさが開いているのが沢山残っています。
これもやはり、放射線を恐れる人が多いという現れなのかも。
>春愁や目には見えねど放射能
確かに、今年の桜も見事に咲いているのですが、
素直に喜べない自分がいます。喜んではいけないのではなく、
地震が続いている事実からそうなるのです。
>お出かけの一歩はすでに陽炎へり
少しずつですが、春っぽい陽気の日も増えてきましたね。
日がのびて、夕方歩くのも楽しい季節です。
>競漕や身を乗り出して声援す
チューリップが観客ですな。観客の皆様はケガのないようにご注意ください。
のうそうさん おはようございます。
お出かけの写真のぼけ状態は意識的なのでしょうか、陽炎に進んでいる
ように見えました。地震や放射能汚染の拡散が心配ですね。
落ち着かない日常です。
おはようございます。
どれもこれも涙が出そう。
ついつい想いが強く地震と繋がってしまいます。
余震も続き落ち着きませんが、吟行出来る日が来ることを
楽しみにしています。あ 今も又大きな揺れが。。。
ひつじさん こんにちは。ご無沙汰です。今日は朝から強い地震の
連続で落ち着きませんね。
せめてひねもす俳句でもご覧になってひと時をお過ごしあれ。
吟行の時にはご案内を差しあげますね。
今日もまた大きな余震がありました。
いろいろ落ち着かない毎日です。
地震・津波・原発で以前の何気ない日常がいかに貴重であったか改めて感じています。
罹災者の胸に在る家鳥帰る /勝美
涙が出てきそうです。
春愁や目には見えねど放射能 /勝美
小さなお子さんの将来が案じられます。
競漕や身を乗り出して声援す /勝美
黄色やピンクの声援が聞こえてきそうです。
テレビを見る時間が多くなっています。
すさまじい津波の跡、頭から離れません。
せめて原発の問題だけでも早く解決してほしいものです。
原子力の利用は高い買物だったように思います。
想定外という逃げ口上は通用しませんよね。
あれもこれも政官財の利権の産物ではないでしょうか。
レベル7というのに緊張感なしで恐ろしいことですね。
ひねもす俳句をこれからもよろしく。
おはようございます。
まさに「春に憂う」落ち着かない日々が続いています。
もう四月半ばになろうとしているのにお花見気分に
なれません。
それでもなんとかがんばって俳句を作っています。
今月は次の二句に惹かれました。
罹災者の胸に在る家鳥帰る /勝美
故郷へつながる道路つくづくし /勝美
先ほども強い地震がありました。放射能汚染も心配なことで
お花見気分になれないですね。
いつもひねもす俳句をご覧いただきありがとうございます。
これからもこのような長子で詠みつづけますのでよろしく。
こんばんは、「ひねもす俳句」:春を憂う、にご案内頂き
有難うございます。佳句に対し雑感で失礼ですが、お許し
願います。
罹災者の胸に在る家鳥帰る /勝美
被災され、家財ともども肉親を失くされた方々にお慰め
する言葉もございません。謹んでご冥福を、と願うばかり
です。また、掲句からは緊急避難地区の方々を思います。
何時収束するのか知れない原発事故、北へ帰る鳥を羨まし
く眺めておられるのでは・・・
故郷へつながる道路つくづくし /勝美
写真を拝見して、一瞬瓦礫に埋まった被災地かと思いま
したが、拡大して土筆の勢いよく伸びた姿にほっとしま
した。避難されている方々はどの道も故郷へ通じている
ように思えるのでは・・避難地の道端には土筆が何事も
無かったように健やかな成長ぶりを見せる。小生には
「つくづくし」の措辞が「つつがなし」に読めて、皆さ
んに一日も早く平穏な日の訪れを願うのみです。
春愁や目には見えねど放射能 /勝美
放射線量が人体に及ぼす影響は××シーベルト、と聞か
されてもその害から逃れる術のない島国、正に「春愁」
ですね。兆から京の桁をこんな形で教えられるとは・・
春愁ですね。
この時期、上掲三句に共感を覚えました。今回も佳句を
読ませて頂き、有難うございました。
いつもひねもす俳句のご案内を頂き有難うございます。
今回の「春を憂う」は震災、原発事故に際して皆が抱いている
感情を色々面白い写真を介して表現を試みられたものと感心致しました。
〇罹災者の胸に在る家鳥帰る /勝美
・写真の一寸傾いた一軒家は関東でも問題になっている流動化
現象でやられた家にも見えましたが、皆立派な家ですね。
現在津浪、原発事故で故郷から避難中の被災者の方の胸にはかつて住んでいた故郷の家がくっきり残っているでしょう。飛んで帰る鳥の姿が羨ましい気持も良く判ります。
〇故郷へつながる道路つくづくし /勝美
・写真手前の土手はどうしても津浪による瓦礫原の感じが強いですね。接写の威力で荒々しさが良くでています。中の緑、立ち上がる土筆は復興を期す現地の方の気持でしょうか。
仰ぐ高架線路は謂わば政府のご方針、うまく被災者の方々の気持に沿って呉れる事を祈ります。
〇春愁や目には見えねど放射能 /勝美
・毎日発表される放射能の数値に花を楽しむ気持ちも萎えますね。その内に三春の桜の子孫にも影響があるかも知れません。
α、β、γ線など放射線の種類や半減期も色々あるのに只ベクレルとかシーベルトとかだけで騒ぐのも良く判りませんが兎も角困ったものです。
〇お出かけの一歩はすでに陽炎へり /勝美
・写真のぶれから陽炎を導かれた。早く放射能を気にせず思い切り幼子を外で遊ばせたいですね。お出掛けの一歩に控えていた久し振りの外出が感じられます。
〇競漕や身を乗り出して声援す /勝美
・カメラワーク(カメラの角度)で真っ直ぐなチューリップがまるで身を乗り出しているように見えます。(ボート的なものが写っていればよりハッキリしたでしょうが)競漕とはうまい季語ですね。戸田コースでのお花見レガッタは昔応援に行って大騒ぎした事がありますが最近はどうでしょう。
例によって思い付くままに勝手に記させて頂きました。
又楽しいお写真と俳句を楽しみにしております。
富田さん ありがとうございます。大震災のことがどうしても頭から
離れず転換を図らねばと思うのですが。
ひねもす俳句へ何時も励みになるコメントを感謝します。
これからもお越し下さいませ。
罹災者の胸に在る家鳥帰る /勝美
傾き具合がまだ存在感があって鳥も戻ってくるでしょう。
故郷へつながる道路つくづくし /勝美
土筆は美味しい。被災地の山菜もさぞ美味しかろうに。
春愁や目には見えねど放射能 /勝美
桜は早々と散ってしまいましたね。原発はこの先どうな
るのでしょう?。
お出かけの一歩はすでに陽炎へり /勝美
何時もの可愛い写真です。温かい一句ですね。
競漕や身を乗り出して声援す /勝美
なるほど!!愉快な一句ですね。
海苔子さんへ お越し下さってありがとうございます。
ズーラシア吟行に参加出来なくなりお会いできません。
何時かお目に掛かれるとよろしいのですが。