ひねもす俳句:師走

池を見る子
十二月八日を知らず子は育つ /勝美

鳩たち

陰日向なく働いてはや師走 /勝美

大根ほり

今頃は京都にあれば大根焚 /勝美

芋がら

曝さるる皺の隅々日向ぼこ /勝美

おろし蕎麦

冬夕焼心尽くしの皿の数 /勝美

6 thoughts on “ひねもす俳句:師走

  1. 勝美さんへ
    早速師走の句、拝見させていただきました。
    今回の私の好きな句は次の二句です。
     十二月八日を知らず子は育つ /勝美
     冬夕焼心尽くしの皿の数 /勝美
    本当に今年も押し迫ってきましたね。
    今度会えるのは新年会でしょうか、ご健吟をお祈りして
    います。

  2. こんばんは、由人さん、早速ありがとうございました。
    よしなしごとの繰り返しで一年あっという間でした。
    でも着実に肉体年齢は1歳を重ねました。
    これからもいいおつき合いを願います。

  3. >十二月八日を知らず子は育つ
    討ち入りの日とボケようと思ったのですが、調べてみたら12月14日でした。しかもそれは旧暦なので今だと1月の30日。
    なるほど、その季節ならドカ雪もうなづけます。
    >陰日向なく働いてはや師走
    日陰で甘い汁を吸っているエラい人たちは来年の悪巧みを
    あっという間に自分の居場所を失った人たちは来年の辛さを
    考えているのでしょう。
    >今頃は京都にあれば大根焚
    京都でなくても、あったかい大根を食べると
    なんだか風邪をひかないような気持ちになれます。
    季節の野菜を季節に合った食べ方をするのが、
    一番健康に良いのかも知れません。
    >曝さるる皺の隅々日向ぼこ
    干されているのがイモガラというのがまた
    皺と相まっていますね。こういうのが干されているのを
    見かけると、まだまだ良心の残った人がいると勝手に思ってしまいます。

  4. いたばしJIN☆JINテレビが順調のようでなにより。
    朝市のレポートは雰囲気がよく伝わりました。
    この調子で積み上がっていけば固定客もつくでしょう。
    ひねもすにもどうぞ良い写真を提供して下さい。

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