俳句:冬のはじまり 2008年11月21日2018年9月19日 pure2 ひねもす俳句 着膨れや今日は秘仏の公開日 /勝美 提灯や秩父夜祭待ち遠き /勝美 蟷螂の枯には広き天地かな /勝美 我が暮し楽にならざり冬霞む /勝美 うつ田姫もの食ふこともありぬべし /勝美
勝美さんおはようございます。 先日は新宿御苑ではお世話様でした。 楽しい吟行句会でしたね。 今度は、目黒界隈をご案内いただけるとか、 楽しみにしています。 「冬のはじまり」楽しく拝見しています。 こんな句が大好きです。 着膨れや今日は秘仏の公開日 /勝美 この句は楽しいです。みかんを剥いた写真でこんな素敵な 句ができるんですか、想像力抜群です。勉強になります。 蟷螂の枯には広き天地かな /勝美 本当に、枯蟷螂には地球は広いですね。広い天地を思い切り 行動すればいい。こんな風に俳句ができると嬉しくなります。 返信
着膨れや今日は秘仏の公開日 /勝美 まずは冬の季語の登場にハッとさせられました。 そうかあ、もう冬なんだなぁと、ひねもす俳句で季節の変化を実感。 この写真から着膨れ…なんで?と一瞬思いましたが、 なんとなくわかる気も。白いところが綿みたいですし。 みかん食べて、寒さ対策して、さあ出かけようってとこでしょうか。 提灯や秩父夜祭待ち遠き /勝美 この写真を撮った時は、まだまだ秋と思っていたので、 秋っぽい吊るし柿をメインにしたのですが、すでに冬。 柿は秩父夜祭の提灯になりました。 「今回は捻り過ぎか」とは作者の弁。いやいや、意外性が なにより楽しいです。 蟷螂の枯には広き天地かな /勝美 この写真の畑は埼玉県比企郡小川町。 高い建物が無い分、空が広い。土地もまだまだあります。 都心の住宅地でたまーに見かけるカマキリには哀しさを感じますが、 これだけ広い場所なら、ヘンな言い方ですが 生きるも死ぬも好きなようにできそうで安心です。 我が暮し楽にならざり冬霞む /勝美 この天気がパ〜ッと冬晴れなら、 また違った句になったんでしょうね。 右端の男女の心のつぶやきを現しちゃったようで、 もちろん当人達はそうではないかも知れないけど、 そう見えてしまうのが可笑しくもあり。 うつ田姫もの食ふこともありぬべし /勝美 >うつ田姫は冬の天文の季語。ちなみに春は佐保姫、夏はつつ姫、 >そして秋は龍田姫 へ〜!みんな姫(女神)なんですね。 竜田姫は染色と織物が得意だとか。 うつ田姫はどんな姫なのかなぁ。 雪を降らすのも氷柱をつくるのもこの姫の仕業だとしたら、 雪女みたいなクールビューティーでしょうか。 返信
>着膨れや今日は秘仏の公開日 みかんの実が秘仏なのでしょうか? そうだとしたら、えらい庶民的な仏さまです。 釈迦は飢えた虎に身を差し出しました。 このみかんのように人の身になってこそ仏なのかも知れません。 >提灯や秩父夜祭待ち遠き 言われて納得!確かに提灯行列ですね。 生まれてこの方、干し柿が提灯に思えたことはありませんでしたが、 この句を読んでからは、提灯にしか見えなくなりましたw。 >蟷螂の枯には広き天地かな 茶色になったカマキリを枯蟷螂と言うんですね。 こどもの頃、よくカマキリを捕まえてあそんでいました。 その時の空の高さと草むらの広さを思い出しました。 >我が暮し楽にならざり冬霞む 霞む空に向かって「増税すんな!」と言いたいです。 ヘの字口したおっさんにも聞こえるように。 >うつ田姫もの食ふこともありぬべし そりゃありますとも。というか食ってばっかりかも。 しかも、うつ田姫の季節は、何かと出不精になって運動不足になりがちなので、注意が必要です。デブ症注意報。 返信
楽しくて、素敵な句を見せて戴きました。 有難うございました。 着膨れや今日は秘仏の公開日 /勝美 この写真から、この句!!うなってしまいました。 そして、一句としてみても、面白いです。「今日」と「公開日」の日が重なったことがちょっと勿体無いかな? 我が暮し楽にならざり冬霞む /勝美 高い所から我が住む街を見る人。声が聞こえてくるような写真と俳句。啄木のあの頃の苦しさにはほど遠いものですが、ちょっと気取ってみたという面白い視点だと思いました。 うつ田姫もの食ふこともありぬべし /勝美 ほんと、伝説の姫ではありますが、こうして毎年お出ましになり私達俳人には身近な姫ですから・・・。楽しい句でした。勝美さんのうつ田姫はほっぺがふっくら!!可愛い!! 返信
須々さん ようこそ。今日は川崎稲毛の句会に出かけました。 欠席投句も入れて19人、2句出句7句選ですが、邦夫さんいや 文蔵さんが我が2句を選び、1句を特選にしてくれました。 なんと嬉しいことです。 次回の吟行がまた楽しみですね。 返信
こんばんは、「新宿御苑吟行句会」では大変お世話になり、思い出に残る楽しい、そして勉強させていただいた一日でした。有難うございました。 この所野暮用で出かけることが多く、ひねもす俳句:冬のはじまり篇、只今拝読しました。何時もながら見事な発想、展開ぶりに驚き、感服しております。 ・ 着膨れや今日は秘仏の公開日 /勝美 みかんの皮を剥きながら秘仏の公開をイメージですか…恐れ入りました。玉子でもじゃが芋でも皮を剥いて一句。勉強します。 ・ 提灯や秩父夜祭待ち遠き /勝美 もう十年近く前になりますが、秩父夜祭の見物に行きましたが生憎の雨、山車の巡行が五十年ぶりの中止となり、寒さに震えながら宿へ帰った思い出があります。私には秩父夜祭は寒夜につながります。 ・ 蟷螂の枯には広き天地かな /勝美 よく見かける冬の田畑の景に蟷螂の枯。大小、遠近、そして色彩の対比も感じさせる見事な句と読ませて頂きました。 ・ 我が暮し楽にならざり冬霞む /勝美 今日も人が並んでいるのは「宝くじ売り場」でした。民の竈が潤うのはいつのことでしょうか。 ・ うつ田姫もの食ふこともありぬべし /勝美 いや〜可愛いなー、寒い季節にこんなふっくら愛らしい姫神様が、…しっかり召し上がって風邪を引かれませんように。 今回も有難うございました。次回吟行でお会いできますことを楽しみに! 明日のミニ吟行でもご健吟のほど、…佳句のご披露をお待ちしております。 返信
昨日は稲毛句会へお疲れ様でした。 うらわの俳人さんはお元気ですね。僕は昨日から 元気がなくて今日も一日ぐずぐずしていました。 「冬のはじまり」へいつまでのお邪魔できず心苦しく 思っていました。 さて、こちらでは何時も失礼なコメントを申し上げて 来ましたが、今回「冬のはじまり」に至り、申し上げ ることが無くなりました。それは俳句が写真とのコラ ボに於いて、ほとんど完璧にまで仕上がっていること です。 僕の発言はお聴き難いものばかりでしたが、実は勝美 さんほどの俳句の力があれば、写俳においても、読者、 そして鑑賞者の感動を得るに余りある佳品が、コラボ レートされる日が必ずや、やってくることを信じてお りました。 今回の作品については、すでに先に訪問された方々が 絶賛の声を挙げているのを見ても、大変素晴らしい画 期的な「冬のはじまり」になりました。 本来なら、一句一句にコメントを差し上げるべきとこ ろ、皆さんのコメントに尽きるものと割愛させていた だきます。何とぞ悪しからずご承知ください。 返信
おはようございます。邦夫さんにはいつもお世話になりっぱなしで 恐縮しております。 これからもよいお付き合いをお願いいたします。 そしてこれからもご指導くださいませ。 ひつじさんへ 昨日のミニ吟行は面白かったですね。 またどこか適当な場所をみつくろって出かけましょう。 返信
うつ田姫は冬の天文の季語。ちなみに春は佐保姫、夏はつつ姫、
そして秋は龍田姫です。季語は面白いですね。
勝美さんおはようございます。
先日は新宿御苑ではお世話様でした。
楽しい吟行句会でしたね。
今度は、目黒界隈をご案内いただけるとか、
楽しみにしています。
「冬のはじまり」楽しく拝見しています。
こんな句が大好きです。
着膨れや今日は秘仏の公開日 /勝美
この句は楽しいです。みかんを剥いた写真でこんな素敵な
句ができるんですか、想像力抜群です。勉強になります。
蟷螂の枯には広き天地かな /勝美
本当に、枯蟷螂には地球は広いですね。広い天地を思い切り
行動すればいい。こんな風に俳句ができると嬉しくなります。
由人さん おはようございます。
新宿御苑そしてピアノバー、素敵でした。
次は早くも目黒界隈、雅叙園の豪華なトイレは是非使用しましょう。
又また楽しみ一杯。
着膨れや今日は秘仏の公開日 /勝美
まずは冬の季語の登場にハッとさせられました。
そうかあ、もう冬なんだなぁと、ひねもす俳句で季節の変化を実感。
この写真から着膨れ…なんで?と一瞬思いましたが、
なんとなくわかる気も。白いところが綿みたいですし。
みかん食べて、寒さ対策して、さあ出かけようってとこでしょうか。
提灯や秩父夜祭待ち遠き /勝美
この写真を撮った時は、まだまだ秋と思っていたので、
秋っぽい吊るし柿をメインにしたのですが、すでに冬。
柿は秩父夜祭の提灯になりました。
「今回は捻り過ぎか」とは作者の弁。いやいや、意外性が
なにより楽しいです。
蟷螂の枯には広き天地かな /勝美
この写真の畑は埼玉県比企郡小川町。
高い建物が無い分、空が広い。土地もまだまだあります。
都心の住宅地でたまーに見かけるカマキリには哀しさを感じますが、
これだけ広い場所なら、ヘンな言い方ですが
生きるも死ぬも好きなようにできそうで安心です。
我が暮し楽にならざり冬霞む /勝美
この天気がパ〜ッと冬晴れなら、
また違った句になったんでしょうね。
右端の男女の心のつぶやきを現しちゃったようで、
もちろん当人達はそうではないかも知れないけど、
そう見えてしまうのが可笑しくもあり。
うつ田姫もの食ふこともありぬべし /勝美
>うつ田姫は冬の天文の季語。ちなみに春は佐保姫、夏はつつ姫、
>そして秋は龍田姫
へ〜!みんな姫(女神)なんですね。
竜田姫は染色と織物が得意だとか。
うつ田姫はどんな姫なのかなぁ。
雪を降らすのも氷柱をつくるのもこの姫の仕業だとしたら、
雪女みたいなクールビューティーでしょうか。
イマジネーションが頼りのひねもす俳句なのですが、
どこまで想像の翼を拡げられるか、作者も判りません。
しこしこと続けていくまでです。
>着膨れや今日は秘仏の公開日
みかんの実が秘仏なのでしょうか?
そうだとしたら、えらい庶民的な仏さまです。
釈迦は飢えた虎に身を差し出しました。
このみかんのように人の身になってこそ仏なのかも知れません。
>提灯や秩父夜祭待ち遠き
言われて納得!確かに提灯行列ですね。
生まれてこの方、干し柿が提灯に思えたことはありませんでしたが、
この句を読んでからは、提灯にしか見えなくなりましたw。
>蟷螂の枯には広き天地かな
茶色になったカマキリを枯蟷螂と言うんですね。
こどもの頃、よくカマキリを捕まえてあそんでいました。
その時の空の高さと草むらの広さを思い出しました。
>我が暮し楽にならざり冬霞む
霞む空に向かって「増税すんな!」と言いたいです。
ヘの字口したおっさんにも聞こえるように。
>うつ田姫もの食ふこともありぬべし
そりゃありますとも。というか食ってばっかりかも。
しかも、うつ田姫の季節は、何かと出不精になって運動不足になりがちなので、注意が必要です。デブ症注意報。
おはようございます。
のうそうさんのコメントからまた新しい展開が見えそうです。
楽しくて、素敵な句を見せて戴きました。
有難うございました。
着膨れや今日は秘仏の公開日 /勝美
この写真から、この句!!うなってしまいました。
そして、一句としてみても、面白いです。「今日」と「公開日」の日が重なったことがちょっと勿体無いかな?
我が暮し楽にならざり冬霞む /勝美
高い所から我が住む街を見る人。声が聞こえてくるような写真と俳句。啄木のあの頃の苦しさにはほど遠いものですが、ちょっと気取ってみたという面白い視点だと思いました。
うつ田姫もの食ふこともありぬべし /勝美
ほんと、伝説の姫ではありますが、こうして毎年お出ましになり私達俳人には身近な姫ですから・・・。楽しい句でした。勝美さんのうつ田姫はほっぺがふっくら!!可愛い!!
須々さん ようこそ。今日は川崎稲毛の句会に出かけました。
欠席投句も入れて19人、2句出句7句選ですが、邦夫さんいや
文蔵さんが我が2句を選び、1句を特選にしてくれました。
なんと嬉しいことです。
次回の吟行がまた楽しみですね。
こんばんは、「新宿御苑吟行句会」では大変お世話になり、思い出に残る楽しい、そして勉強させていただいた一日でした。有難うございました。
この所野暮用で出かけることが多く、ひねもす俳句:冬のはじまり篇、只今拝読しました。何時もながら見事な発想、展開ぶりに驚き、感服しております。
・ 着膨れや今日は秘仏の公開日 /勝美
みかんの皮を剥きながら秘仏の公開をイメージですか…恐れ入りました。玉子でもじゃが芋でも皮を剥いて一句。勉強します。
・ 提灯や秩父夜祭待ち遠き /勝美
もう十年近く前になりますが、秩父夜祭の見物に行きましたが生憎の雨、山車の巡行が五十年ぶりの中止となり、寒さに震えながら宿へ帰った思い出があります。私には秩父夜祭は寒夜につながります。
・ 蟷螂の枯には広き天地かな /勝美
よく見かける冬の田畑の景に蟷螂の枯。大小、遠近、そして色彩の対比も感じさせる見事な句と読ませて頂きました。
・ 我が暮し楽にならざり冬霞む /勝美
今日も人が並んでいるのは「宝くじ売り場」でした。民の竈が潤うのはいつのことでしょうか。
・ うつ田姫もの食ふこともありぬべし /勝美
いや〜可愛いなー、寒い季節にこんなふっくら愛らしい姫神様が、…しっかり召し上がって風邪を引かれませんように。
今回も有難うございました。次回吟行でお会いできますことを楽しみに!
明日のミニ吟行でもご健吟のほど、…佳句のご披露をお待ちしております。
こんにちは!
素敵な俳句ばかりですね〜
季節の移り変わりを感じます♪
陽さん おはようございます。
いつもよいおつきあいを頂いて感謝しています。
玄鳥のよき同志として、これからもどうぞよろしく。
昨日は稲毛句会へお疲れ様でした。
うらわの俳人さんはお元気ですね。僕は昨日から
元気がなくて今日も一日ぐずぐずしていました。
「冬のはじまり」へいつまでのお邪魔できず心苦しく
思っていました。
さて、こちらでは何時も失礼なコメントを申し上げて
来ましたが、今回「冬のはじまり」に至り、申し上げ
ることが無くなりました。それは俳句が写真とのコラ
ボに於いて、ほとんど完璧にまで仕上がっていること
です。
僕の発言はお聴き難いものばかりでしたが、実は勝美
さんほどの俳句の力があれば、写俳においても、読者、
そして鑑賞者の感動を得るに余りある佳品が、コラボ
レートされる日が必ずや、やってくることを信じてお
りました。
今回の作品については、すでに先に訪問された方々が
絶賛の声を挙げているのを見ても、大変素晴らしい画
期的な「冬のはじまり」になりました。
本来なら、一句一句にコメントを差し上げるべきとこ
ろ、皆さんのコメントに尽きるものと割愛させていた
だきます。何とぞ悪しからずご承知ください。
おはようございます。目黒ありがとうございました。
楽しかったです。公開日なんていいですね。
おはようございます。邦夫さんにはいつもお世話になりっぱなしで
恐縮しております。
これからもよいお付き合いをお願いいたします。
そしてこれからもご指導くださいませ。
ひつじさんへ 昨日のミニ吟行は面白かったですね。
またどこか適当な場所をみつくろって出かけましょう。