「ひねもす俳句:夏から秋へ」への4件のフィードバック

  1. 「梅干し」が夏の季語で、「敬老の日」が秋の季語だそうで。
    なので、今回は夏と秋が入り混じってしまいました。
    でも”皺深き”と”敬老の日の古道具”で、なんとなく
    じーさんばーさんなイメージで共通してるのは作者の意図?
    そういえば、「梅干し婆さん」っていい得て妙。
    goo辞書によると、<皺の多い顔のおばあさんをあざけって言う言葉>だと。
    でもきっと、味わいが増すと皺も寄るってことで納得したい。
    古道具のほう。なんで敬老の日に塵払うのか。
    売れないんで、埃が積もろうがほったらかしにしてた品も、
    敬老の日には思い出したように丁寧に扱う、店主の
    気持ちって何だろ?
    店主も敬老の日のターゲットに入ってるとしたら…。
    いろんなケースが想像できて、おもしろい。

  2. 今回は両方ともモダンというか、おしゃれな感じがしました。
    >皺深き〜
    干してるばーさんか、干されてる梅か、どっちがどっち?みたいな映像が目に浮かびます。でも、それでいて、今はスーパーで買う梅干しも、昔は自分で作るのが当たり前だった…というような、ちょっと真剣な感じもして、おもしろい空気です。
    >塵払ふ〜
    こちらも、店主のじいさんか、うられているものか、どっちが“古道具”だ?って感じです。古道具のじいさんが、敬老の日だからいつもはほったらかしの店先の古道具に敬意をはらって、ちょっとほこりをはらっている…といった感じでしょうかw

  3. 貌(ボウ)だったんですね。
    最初、高僧などの貎下の貎(ゲイ)かと思って、
    梅干の種の中の物を観音様っていうくらいだから、
    お坊さんが修行を重ねて年齢を重ねて
    皺が深くなって悟りを開くというか・・・
    一般の人でもおばあちゃんの知恵袋じゃないけど、
    年を重ねて経験を重ねて皺が深くなるにつけ、
    味わいが深くなるというかたくさんの宝物を身の内にお持ちだし。
    で、敬老に結び付くのかなって想像してたんですが・・・
    想像し過ぎでした(^^;

  4. 俳句にルビを、あまり振りたくはないのですが、『貌』は、『かお』と読んでください。でも、はなさんの想像力は、ただものではありませんね。これからもどうか御贔屓にねがいます。(勝美)

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