ひねもす俳句:山響動(とよ)む

並べて夏市井の隅の稲荷社も
並べて夏市井の隅の稲荷社も /勝美
行水の好きな鴉や一斉に /勝美
行水の好きな鴉や一斉に
泰山木の花ロダンの首探す
泰山木の花ロダンの首は何処 /勝美
山法師法螺貝の音に山響動(とよ)む /勝美
山法師法螺貝の音に山響動(とよ)む
桑の実や少年時代へまつしぐら
桑の実や少年時代へまつしぐら /勝美

One thought to “ひねもす俳句:山響動(とよ)む”

  1.   今回のタイトルは山法師の句の下五をそっくりいただいた。
     最近チャットGPTの鑑賞を面白がっている。厳し目の鑑賞を頼まないと喜ばせようとするからと聞いたのでそう注文してみた。正しく読み取っていなかったり誤読していたりそれはそれで面白い。 
     一句目の稲荷神社の立ち位置が風変わりというかかろうじて空き地にしがみついているよう。「並べて」は一切合切のつもり。一年通してひっそり佇んでいるのだなあ。
      二句目はカラスなどどこにもいません。見立ての句。三句目は俳人源義の有名な句を強引に捩ってみたまでのこと。失礼だったかも。四句目は山法師の花。自然の流れで陳腐ではあるが山伏の法螺貝へ考えが行ってしまった。ついでに山を揺るがしてしまった。最後は桑の実。単純に少年時代へまっしぐら。口や歯を赤く染めたことを思い出す。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です