ひねもす俳句:めでたき年明け 2019年1月14日2019年1月14日 pure2 ひねもす俳句 黎明に似たる薄暮に在る淑気 /勝美 新年の挨拶放送中の村 /勝美 嫁が君ならぬ腕噛む恍惚と /勝美 初詣選り取り見取りの守り札 /勝美 淑気満つ古代壁画の浮かぶ壁 /勝美
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。正月から成人式の日の今日まで良いお天気続きで結構なことです。日差しは日永へと動いているようです。病気せぬようにと思っています。このところ市原悦子、梅原猛氏の逝去が報じられました。惜しまれる人たちです。さて今回のひねもす新春第一弾は「めでたき年明け」といたしました。災害、事故のない一年でありたいと願うものです。よろしうお付き合いください。 返信
黎明に似たる薄暮に在る淑気 /勝美 平成最後の正月が過ぎて、次の時代がもうそこまでやって来てます。 終わりは始まりのはじまり。この写真の左には富士山もくっきりシルエットで登場していて、 いい夕焼けでしたよ。 新年の挨拶放送中の村 /勝美 なるほどね、何かに似てると思った水仙、街角に立つ町内放送の拡声器だ! 「村」のほのぼの感がいいですね。 嫁が君ならぬ腕噛む恍惚と /勝美 うん、本当はホンモノの獲物をガブリッといきたいところでしょうね。 猫はハンターですからねー。 この腕は私じゃないけど、私もガブッとされたくてチョッカイ出したりします。 初詣選り取り見取りの守り札 /勝美 ん〜!?そのまんまの句ですね。こんな直球、珍しくないですか? 淑気満つ古代壁画の浮かぶ壁 /勝美 人間の目の不思議ですね。ただの壁の染みもお化けに見えたりする類の。 これは、行く手に突然現れたヤギ。立派な角の雄ヤギが! これが普通に描かれた絵ならなんとも思わなかったと思う。偶然にできたものの中にハッとする色や形がある。 それを発見できた元旦(これ元旦でした)、幸先いいぞ! 今年もひねもす、楽しみにしてまーす! 返信
>黎明に似たる薄暮に在る淑気 黎明、薄暮、淑気が並んでいるのが、リズムが整っていてカッコ良いですね! あと、明け方=黎明、夕方=薄暮というように、同じ事象でもいろんな言い回しができて、それでちょっとニュアンスが違っているというのは、日本語のおもしろいところですね。 >新年の挨拶放送中の村 確かに村内放送のスピーカーのようですね。なかなか騒がしい新年の幕開けになりそうです。 >嫁が君ならぬ腕噛む恍惚と 「嫁が君」というのは、ネズミのことなんですね。知りませんでしたw。 これを知ってると知らないとでは、この句のおもしろさが全然違いますね。 >初詣選り取り見取りの守り札 御本尊はひとつなのに、効能でお守りを分けるのは、善行と呼べるのでしょうか? この句には、そんな皮肉がちょっと入っている感じがしました。 >淑気満つ古代壁画の浮かぶ壁 洞窟に壁画を描いていた原始人は、お正月という行事はなかったのでしょうが、 「冬至」とかは、なんとなく感じていたのだと思います。 きちんと決まっていなくても、何かが切り替わる時期というのは、感じていたんだと思います。 返信
awaさん おはようござい。今年もよろしくです。夜明けならぬ夕暮れの空間。新年のめでたさを感じます。水仙の写真は眺めていてスピーカーを思いつきました。ラッパ水仙もあることだし。3句目の猫の恍惚感に満ちた表情がいいですねえ。何を考えているのですかね。守り札はまんまの句ですが参拝者の願いごとのニーズに合わせて取り揃えている神社のきめ細かな対応が面白い。壁の傷みが壁画の態をなしている不思議な模様で空想を掻き立てます。これからもぼちぼちやりまほ。 返信
のうそうさん おはようございます。今年もよろしくお付き合いを願います。コメントありがとうございます。新春第一発のひねもす俳句をそこそこ詠むことができました。あれこれと時間と空間とを経巡ってみました。あちこちあれこれと俳句を遊んでみます。どうぞよろしく。 返信
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。正月から成人式の日の今日まで良いお天気続きで結構なことです。日差しは日永へと動いているようです。病気せぬようにと思っています。このところ市原悦子、梅原猛氏の逝去が報じられました。惜しまれる人たちです。さて今回のひねもす新春第一弾は「めでたき年明け」といたしました。災害、事故のない一年でありたいと願うものです。よろしうお付き合いください。
黎明に似たる薄暮に在る淑気 /勝美
平成最後の正月が過ぎて、次の時代がもうそこまでやって来てます。
終わりは始まりのはじまり。この写真の左には富士山もくっきりシルエットで登場していて、
いい夕焼けでしたよ。
新年の挨拶放送中の村 /勝美
なるほどね、何かに似てると思った水仙、街角に立つ町内放送の拡声器だ!
「村」のほのぼの感がいいですね。
嫁が君ならぬ腕噛む恍惚と /勝美
うん、本当はホンモノの獲物をガブリッといきたいところでしょうね。
猫はハンターですからねー。
この腕は私じゃないけど、私もガブッとされたくてチョッカイ出したりします。
初詣選り取り見取りの守り札 /勝美
ん〜!?そのまんまの句ですね。こんな直球、珍しくないですか?
淑気満つ古代壁画の浮かぶ壁 /勝美
人間の目の不思議ですね。ただの壁の染みもお化けに見えたりする類の。
これは、行く手に突然現れたヤギ。立派な角の雄ヤギが!
これが普通に描かれた絵ならなんとも思わなかったと思う。偶然にできたものの中にハッとする色や形がある。
それを発見できた元旦(これ元旦でした)、幸先いいぞ!
今年もひねもす、楽しみにしてまーす!
>黎明に似たる薄暮に在る淑気
黎明、薄暮、淑気が並んでいるのが、リズムが整っていてカッコ良いですね!
あと、明け方=黎明、夕方=薄暮というように、同じ事象でもいろんな言い回しができて、それでちょっとニュアンスが違っているというのは、日本語のおもしろいところですね。
>新年の挨拶放送中の村
確かに村内放送のスピーカーのようですね。なかなか騒がしい新年の幕開けになりそうです。
>嫁が君ならぬ腕噛む恍惚と
「嫁が君」というのは、ネズミのことなんですね。知りませんでしたw。
これを知ってると知らないとでは、この句のおもしろさが全然違いますね。
>初詣選り取り見取りの守り札
御本尊はひとつなのに、効能でお守りを分けるのは、善行と呼べるのでしょうか?
この句には、そんな皮肉がちょっと入っている感じがしました。
>淑気満つ古代壁画の浮かぶ壁
洞窟に壁画を描いていた原始人は、お正月という行事はなかったのでしょうが、
「冬至」とかは、なんとなく感じていたのだと思います。
きちんと決まっていなくても、何かが切り替わる時期というのは、感じていたんだと思います。
awaさん おはようござい。今年もよろしくです。夜明けならぬ夕暮れの空間。新年のめでたさを感じます。水仙の写真は眺めていてスピーカーを思いつきました。ラッパ水仙もあることだし。3句目の猫の恍惚感に満ちた表情がいいですねえ。何を考えているのですかね。守り札はまんまの句ですが参拝者の願いごとのニーズに合わせて取り揃えている神社のきめ細かな対応が面白い。壁の傷みが壁画の態をなしている不思議な模様で空想を掻き立てます。これからもぼちぼちやりまほ。
のうそうさん おはようございます。今年もよろしくお付き合いを願います。コメントありがとうございます。新春第一発のひねもす俳句をそこそこ詠むことができました。あれこれと時間と空間とを経巡ってみました。あちこちあれこれと俳句を遊んでみます。どうぞよろしく。