ひねもす俳句:梅雨の散歩道 2018年6月15日2018年6月15日 pure2 ひねもす俳句 球体の愛のかたまりさくらんぼ /勝美 明け易し胸に双子の嬰を抱き /勝美 巡回車来たり梅雨入りのアーケード /勝美 ベランダの避難通路は天国へ /勝美 火山爆発蛍袋のシェルターへ /勝美
ハートマークで表現される愛を球体というのは奇抜でしょうか。サクランボのような優しさにあるとすれば新鮮でよろしいかとも。2句目の花は撮影者が調べてくれました。ミッキーマウスの木と言われ、「オクナ・セルラタ」だそうです。アーケード街は善かれ悪しかれ人生の裏街道めいています。滑り台といえば航空機の非常出口もすべり降りる仕掛けですよね、助かればそれはもう天国。蛍袋は灯をともすというのは安直かなあとシェルターに見立てました。無理やりの句揃いかとは思いますけれど。 返信
球体の愛のかたまりさくらんぼ /勝美 愛?唐突に?…と思ったけれど、言われてみれば たしかに真っ赤なハート型。 おとなになると、見慣れてるので見落とすようなことを こどもは新発見する。 そんな感じの観察眼を作者は持ってるなぁ。 明け易し胸に双子の嬰を抱き /勝美 変わった花で、目を惹かれました。たまたま2つの実をつけてたけれど、 6つくらいぐるりと抱えるらしいです。 双子ならまだしも、六つ子の母さんは寝る間もないでしょうね。 巡回車来たり梅雨入りのアーケード /勝美 この句はあまりイメージわかなかった。 なんの巡回車だろう? パトロールかな? 私はアーケード商店街のごちゃっとした雰囲気は好きですよ。 ベランダの避難通路は天国へ /勝美 作者の解説を見る前、「ベランダ+避難+天国」のキーワードで ホテルニュージャパンの悲劇を思い出してしまいました。 作者のいうように良い方の天国ならいいですね! 火山爆発蛍袋のシェルターへ /勝美 ホタルブクロといえば、佐藤さとるのコロボックルの話に 出てきて(コロボックルの家じゃなかったかなぁ…)、 子どもの頃、探して歩いた記憶があります。 儚げな花なので、シェルターには不向きですけどね! 返信
愈々、梅雨入りとなりましたが、相変わらず、勝美さんはご健吟の由、何よりです。 相変わらず、独断でのコメントをさせて頂きました。 悪しからず。 球体の愛のかたまりさくらんぼ /勝美 良く熟れた、 如何にも美味しそうな「さくらんぼ」の写真ですね。 このお皿の上の「さくらんぼ」を、じっと眺めていまして、成程!と、合点がいきました。 農家の方たちが手塩にかけて、大切に育て上げた、この丸い形の「さくらんぼ」は、確かに『球体の愛のかたまり』ですね。 上手く表現しましたね。 この句はさくらんぼ農家の方たちの気持ちを慮った、素敵な俳句ですね。 明け易し胸に双子の嬰を抱き /勝美 この写真を見ますと、赤い花の中に、何故か?青い実が二つ付いています。 この二つの青い実を生まれたばかりの子供に見立てて、「胸に双子の嬰を抱き」と、上手く表現をされましたネ。 ここに夏の季語「明易し」を持ち込んで、見事に一句、仕上げられましたね。 お見事でした。 巡回車来たり梅雨入りのアーケード /勝美 写真は早朝の十条銀座の風景ですね。 何処の商店街でも同じだと思いますが、まだ朝の早い、この時間帯の街はまだ寝静まっていますが、何かの回収に回っている巡回車はもう走っているのですね。 このどんよりと曇った色調のアーケードの天井は、如何にも「梅雨入りのアーケード」ですね。 ポツポツと疎らに歩いている早朝の通行人も、印象的ですね。 ベランダの避難通路は天国へ /勝美 この歩道橋は何処に繋がっているのかしら? という疑問が真っ先に湧いて来ますが、この歩道橋の写真から「ベランダ」という夏の季語を引っ張り出して来て、「避難通路は天国へ」という言葉に結び付けた発想方法は、流石にお見事でしたネ。 この様な発想方法で句作に取り組めば、俳句なんて、幾らでも出来そうな気になって来るのが不思議ですね。 火山爆発蛍袋のシェルターへ /勝美 そう云えば、最近は国内・国外を問わず、「火山の爆発」と云う災害が後を絶たず、色々とマスコミを賑わしておりますが、この句は蛍袋の花の形から端を発して、釣鐘型のシエルター(=避難所)を連想して作られた俳句ですね。 日常の話題を取り入れながらも、見事に発想の転換が図られていて、素晴らしい一句を仕上げられましたね。 流石ですね。 横浜句会の後の食事会が段々と賑やかになって来ました。 楽しみにしています。 来月も宜しくお願い致します。 返信
大阪に大きな地震が来ましたね。 阪神淡路大震災ほどではありませんが、被害はかなり出ています。 地震には気を付けようがありませんが、発生したら安全なところに 身を置くようにしましょう。 梅雨もそろそろ本番の様相です。 華やかに紫陽花が咲いています。楽しみましょう。 今月の二句です。 巡回車来たり梅雨入りのアーケード /勝美 火山爆発蛍袋のシェルターへ /勝美 返信
由人さんへ 梅雨本番となりましたね。紫陽花は武蔵浦和から別所沼への約1キロの散策路に咲いています。手入れしていても当初よりは小ぶりの花の毬ですけれど。コメントありがとうございます。このところこのひねもす俳句だけがパイプですねえ。これからもよろしくです。 返信
「梅雨の散歩道」のご案内有り難うございます。 ★球体の愛のかたまりさくらんぼ /勝美 愛のかたまり、まさにその通りに見えます。それぞれが可愛く はち切れんばかり、今度サクランボが手に入ったら、可愛くて食べられないかも。 ★ベランダの避難通路は天国へ /勝美 先日我が家の前の家が火事でした。朝方でしたが怖かったです。 消防車が来て大勢の人が来て、大惨事にならず良かった、火事の匂いはまだ残っています。 ★火山爆発蛍袋のシェルターへ /勝美 怖いことがあったら、シェルターに逃げたい、火山爆発、地震怖い怖い。 すっかり梅雨になりました。何時もの年より温暖差が大きく体調を崩す人が多いようです。 勝美さんの楽しい写真俳句にとても癒やされます。何時も楽しみにしています。 返信
美智子さん おはようございます。コメントありがとうございます。大阪の直下型地震は活断層のズレが原因とかですが凄まじいですねえ。関東圏も用心用心ですね。とはいえ俳句に精を出している自分はのんきなものですねえ。笑っちゃいます。城南句会よろしくね。 返信
>球体の愛のかたまりさくらんぼ 確かに、なんだか「愛」という感じがしますね。 そういう音楽が多いせいなのか、それともそういう形がそういう音楽をつくらせるのか? >明け易し胸に双子の嬰を抱き 娘が小さかったころ、夜中に仕事してよく朝焼けをみてました。 >巡回車来たり梅雨入りのアーケード 巡回車も雨をさけたいんでしょうかw >ベランダの避難通路は天国へ 滑るも天国、滑らぬも天国。 >火山爆発蛍袋のシェルターへ 近頃、地震や火山噴火など大きな天災が多いですね。 ホタルもおちおち光ってられないかも知れないですね。 返信
ハートマークで表現される愛を球体というのは奇抜でしょうか。サクランボのような優しさにあるとすれば新鮮でよろしいかとも。2句目の花は撮影者が調べてくれました。ミッキーマウスの木と言われ、「オクナ・セルラタ」だそうです。アーケード街は善かれ悪しかれ人生の裏街道めいています。滑り台といえば航空機の非常出口もすべり降りる仕掛けですよね、助かればそれはもう天国。蛍袋は灯をともすというのは安直かなあとシェルターに見立てました。無理やりの句揃いかとは思いますけれど。
球体の愛のかたまりさくらんぼ /勝美
愛?唐突に?…と思ったけれど、言われてみれば
たしかに真っ赤なハート型。
おとなになると、見慣れてるので見落とすようなことを
こどもは新発見する。
そんな感じの観察眼を作者は持ってるなぁ。
明け易し胸に双子の嬰を抱き /勝美
変わった花で、目を惹かれました。たまたま2つの実をつけてたけれど、
6つくらいぐるりと抱えるらしいです。
双子ならまだしも、六つ子の母さんは寝る間もないでしょうね。
巡回車来たり梅雨入りのアーケード /勝美
この句はあまりイメージわかなかった。
なんの巡回車だろう? パトロールかな?
私はアーケード商店街のごちゃっとした雰囲気は好きですよ。
ベランダの避難通路は天国へ /勝美
作者の解説を見る前、「ベランダ+避難+天国」のキーワードで
ホテルニュージャパンの悲劇を思い出してしまいました。
作者のいうように良い方の天国ならいいですね!
火山爆発蛍袋のシェルターへ /勝美
ホタルブクロといえば、佐藤さとるのコロボックルの話に
出てきて(コロボックルの家じゃなかったかなぁ…)、
子どもの頃、探して歩いた記憶があります。
儚げな花なので、シェルターには不向きですけどね!
あわさん コメントありがとう。写真のそれぞれが句を内在させているいるのですねえ。どのように詠んだら良いのかなあと考えるだけで十分満足しますね。飛んだ見立て違いもありますけれどねえ。
愈々、梅雨入りとなりましたが、相変わらず、勝美さんはご健吟の由、何よりです。
相変わらず、独断でのコメントをさせて頂きました。 悪しからず。
球体の愛のかたまりさくらんぼ /勝美
良く熟れた、 如何にも美味しそうな「さくらんぼ」の写真ですね。 このお皿の上の「さくらんぼ」を、じっと眺めていまして、成程!と、合点がいきました。 農家の方たちが手塩にかけて、大切に育て上げた、この丸い形の「さくらんぼ」は、確かに『球体の愛のかたまり』ですね。 上手く表現しましたね。 この句はさくらんぼ農家の方たちの気持ちを慮った、素敵な俳句ですね。
明け易し胸に双子の嬰を抱き /勝美
この写真を見ますと、赤い花の中に、何故か?青い実が二つ付いています。 この二つの青い実を生まれたばかりの子供に見立てて、「胸に双子の嬰を抱き」と、上手く表現をされましたネ。 ここに夏の季語「明易し」を持ち込んで、見事に一句、仕上げられましたね。 お見事でした。
巡回車来たり梅雨入りのアーケード /勝美
写真は早朝の十条銀座の風景ですね。 何処の商店街でも同じだと思いますが、まだ朝の早い、この時間帯の街はまだ寝静まっていますが、何かの回収に回っている巡回車はもう走っているのですね。 このどんよりと曇った色調のアーケードの天井は、如何にも「梅雨入りのアーケード」ですね。 ポツポツと疎らに歩いている早朝の通行人も、印象的ですね。
ベランダの避難通路は天国へ /勝美
この歩道橋は何処に繋がっているのかしら? という疑問が真っ先に湧いて来ますが、この歩道橋の写真から「ベランダ」という夏の季語を引っ張り出して来て、「避難通路は天国へ」という言葉に結び付けた発想方法は、流石にお見事でしたネ。 この様な発想方法で句作に取り組めば、俳句なんて、幾らでも出来そうな気になって来るのが不思議ですね。
火山爆発蛍袋のシェルターへ /勝美
そう云えば、最近は国内・国外を問わず、「火山の爆発」と云う災害が後を絶たず、色々とマスコミを賑わしておりますが、この句は蛍袋の花の形から端を発して、釣鐘型のシエルター(=避難所)を連想して作られた俳句ですね。 日常の話題を取り入れながらも、見事に発想の転換が図られていて、素晴らしい一句を仕上げられましたね。 流石ですね。
横浜句会の後の食事会が段々と賑やかになって来ました。 楽しみにしています。 来月も宜しくお願い致します。
田中喜信さん おはようございます。呼びかけに早速お応えくださって感謝です。コメントありがとうございます。楽しく読ませていただきました。横浜句会ではお世話様でした。来月の句会もよろしくです。
大阪に大きな地震が来ましたね。
阪神淡路大震災ほどではありませんが、被害はかなり出ています。
地震には気を付けようがありませんが、発生したら安全なところに
身を置くようにしましょう。
梅雨もそろそろ本番の様相です。
華やかに紫陽花が咲いています。楽しみましょう。
今月の二句です。
巡回車来たり梅雨入りのアーケード /勝美
火山爆発蛍袋のシェルターへ /勝美
由人さんへ 梅雨本番となりましたね。紫陽花は武蔵浦和から別所沼への約1キロの散策路に咲いています。手入れしていても当初よりは小ぶりの花の毬ですけれど。コメントありがとうございます。このところこのひねもす俳句だけがパイプですねえ。これからもよろしくです。
「梅雨の散歩道」のご案内有り難うございます。
★球体の愛のかたまりさくらんぼ /勝美
愛のかたまり、まさにその通りに見えます。それぞれが可愛く
はち切れんばかり、今度サクランボが手に入ったら、可愛くて食べられないかも。
★ベランダの避難通路は天国へ /勝美
先日我が家の前の家が火事でした。朝方でしたが怖かったです。
消防車が来て大勢の人が来て、大惨事にならず良かった、火事の匂いはまだ残っています。
★火山爆発蛍袋のシェルターへ /勝美
怖いことがあったら、シェルターに逃げたい、火山爆発、地震怖い怖い。
すっかり梅雨になりました。何時もの年より温暖差が大きく体調を崩す人が多いようです。
勝美さんの楽しい写真俳句にとても癒やされます。何時も楽しみにしています。
美智子さん おはようございます。コメントありがとうございます。大阪の直下型地震は活断層のズレが原因とかですが凄まじいですねえ。関東圏も用心用心ですね。とはいえ俳句に精を出している自分はのんきなものですねえ。笑っちゃいます。城南句会よろしくね。
>球体の愛のかたまりさくらんぼ
確かに、なんだか「愛」という感じがしますね。
そういう音楽が多いせいなのか、それともそういう形がそういう音楽をつくらせるのか?
>明け易し胸に双子の嬰を抱き
娘が小さかったころ、夜中に仕事してよく朝焼けをみてました。
>巡回車来たり梅雨入りのアーケード
巡回車も雨をさけたいんでしょうかw
>ベランダの避難通路は天国へ
滑るも天国、滑らぬも天国。
>火山爆発蛍袋のシェルターへ
近頃、地震や火山噴火など大きな天災が多いですね。
ホタルもおちおち光ってられないかも知れないですね。
のうそうさん こんにちは。暑くなりましたねえ。梅雨はまだ明けないのにねえ。コメントありがとうございます。お付き合いいただいて感謝です。暑気払いにお出かけくださいね。