ひねもす俳句:花は葉に 2016年4月25日2016年4月25日 ひねもす俳句 地震の地へ送る浄財花は葉に /勝美 ※ 地震は(ない)と読みます 竹皮を脱ぐ逞しきをのこたれ /勝美 干し物のやうに吊るされ鯉幟 /勝美 祗園会を待つ友禅の仕立上げ /勝美 クレマチス何に縋れば良いのだらう /勝美
>地震の地へ送る浄財花は葉に 今回は、時間を止めてしまう放射性物質が無いので、 天候さえよければ、復興は順調に活きそうですね。 >竹皮を脱ぐ逞しきをのこたれ 脱いだら、ガリガリだったというオチはいただけないですね。 >干し物のやうに吊るされ鯉幟 緋鯉も真鯉も自粛ムードでしょうか? >祗園会を待つ友禅の仕立上げ 着物文化を絶やさないためには、人種とかではなく、その文化に対して熱を上げている人々に受け継いでいくのが、得策だと思います。 >クレマチス何に縋れば良いのだらう 少なくともトランプ氏だけではないようです。 返信
おはようございます。先日は失礼しました。 今日は爽やかです。まさに夏近しです。 お誕生日おめでとうございます。 まだまだお若い、俳句を見れば分かります。 花は葉に、また美しく咲かせましょう。 今回のお気に入り二句です。 祗園会を待つ友禅の仕立上げ /勝美 クレマチス何に縋れば良いのだらう /勝美 返信
由人さん おはようございます。お蔭で5月の校正で6月号に載せるべく原稿仕上げました。7月の吟行時に持参しますね。 我が家の花水木はさっぱり駄目です。いまは街路樹にもなって綺麗 ですね。クレマチスは背後に不安感を覚えるのですが。 返信
ひねもす俳句:花は葉に うらわの俳人様 モバラ座の俳人渓春です。すっかり葉桜になっていよいよ夏になりますね。以下いただきです。 ✤地震の地へ送る浄財花は葉に /勝美 私の郷里熊本が大変なことになっています。浄財は被災者にとってありがたいものですが、援護物資と同じで集まってから被災者の許に果たして円滑に届くのか、という事になるといろいろ問題があるようですね。一日もはやく日常の生活に戻ることを祈るばかりです。 ✤竹皮を脱ぐ逞しきをのこたれ /勝美 一肌脱ぐ、の男気を連想しました。竹の皮は子供の頃おにぎりを包んで遠足に持って行った記憶がありますが、今、良く使われるのは中華ちまきですかね。一枚だけでなく何枚も脱げるのが良いです(笑) ✤干し物のやうに吊るされ鯉幟 /勝美 黄砂が降る日は鯉幟さんも辛いでしょうね、そんな日は干し物は屋内でも良いですが、屋外に吊るされる鯉幟となると対処のしようがありません。もろに吸い込むわけですから、マスクがほしいと訴えているかもしれません。 ✤クレマチス何に縋れば良いのだらう /勝美 鮮やかなピンクの花弁、魅力的な花です。鉄線とか風車という名前がありますね。花言葉は「精神の美」というのだそうですから、気丈夫とまではいかないようです。確かにこの世では縋るものは何だろうと、思ってしまいます。一日一日が無事に過ごせるように神仏に祈るしかありません。今回も含蓄のある俳句をたくさん有難うございました。明日の総会よろしくお願いします。 返信
こんにちは、 ひねもす俳句「花は葉に」のご紹介有難うございました。 お誕生日おめでとうございます。山で鍛えた勝美さん、寿命を気にせずひねもすを続けて継続は力なりをお示し下さい。 この程届いた俳壇年鑑でも勝美さんのお名と一句を拝見し、さすがと感心致しました。下記3句に、 ◆竹皮を脱ぐ逞しきをのこたれ /勝美 思わずくすっと笑ってしまいました。若さを想う俳諧味充分な句ですね。 ◆祗園会を待つ友禅の仕立上げ /勝美 我が家の近くには白の花水木並木がありますが、青空を背景に友禅流しを思わせる華やかさが伝わります。 ◆クレマチス何に縋れば良いのだらう /勝美 縋り立ちしながら鋭い花弁で存在をアピールする鉄線花、取合せでない花だけの句は難しいですね。花の気持が人間に通じる佳句ですね。 返信
溪春さん 首都圏同人会お疲れさまでした。毎年同じ場所で同じような句会で代わり映えしませんがその時その瞬間だけの句が出来ると思ってがんばってるのです。ひねもす俳句もその時々を切り取っているつもりです。 返信
勝美さんは、いつも私たちの周りの有りふれた素材から、突拍子もない発想で作句されますので、毎回、大いに勉強させられて居ます。今後共、宜しくお願い致します。 地震の地へ送る浄財花は葉に /勝美 地震という災害は、全く突然にやってきて、大変ですよね。 目下の処、日にちだけはドンドンと過ぎて行き、満開であった花も、既に葉桜になってしまいましたが、募金で集まったお金は、一体、どの様に有効に使われているのでしょうかね? 私も勝美さんと同様に、大変気になっています。 竹皮を脱ぐ逞しきをのこたれ /勝美 この竹は孟宗竹ですね。孟宗竹は伸び出すと、瞬く間に大きな皮を一杯落としながら、グングンと伸びて行きますが、人の子も、この竹の様に逞しく育って行って欲しいものですね。この竹の皮を見て、人の子に対する思いを託す勝美さんの心情に感銘を受けました。 干し物のやうに吊るされ鯉幟 /勝美 だらりとぶら下がっている鯉幟の姿はなんとなく惨めですね。何か、元気のない今の日本の様な感じがしますね。 鯉幟はやはり、風に吹かれて、ハタハタと元気に泳いでいる姿にこそ、鯉幟らしい力強さが感じられますが、その意味では、こんな垂れ下がった、元気のない鯉幟なんかは見たくありません。勝美さんに全く同感です。 祗園会を待つ友禅の仕立上げ /勝美 この樹木の花の色から、7月の祇園祭までに染め上げ、仕立て上げられる友禅の着物を連想されて、作句されたものと思いますが、この樹木の花の色からここまで連想される勝美さんの感性の鋭さには脱帽ですね。 クレマチス何に縋れば良いのだらう /勝美 クレマチスという花は、カザグルマやテッセンなどから改良された園芸品種が多い多年生の蔓草で、他のものに巻き付く性質があるのですが、その性質をを捉えて「何に縋れば良いのだろう」という、如何にも今の世相を比喩した勝美さんらしい表現の仕方に、感心致しました。 返信
地震の地へ送る浄財花は葉に /勝美 被災地に向ける思いは同じでも、どんな形にするかは色々ですね。 私は寄付を選びました。(申し訳程度ですが) 14日が前震だと気づいていた人は居なかったのかが悔やまれます。 竹皮を脱ぐ逞しきをのこたれ /勝美 竹の子は美味しいですが、竹になってしまうと食べられませんね。 うちの9歳はまだ竹の子かな。そのうちスラリとした竹になるのかな。 この竹の皮、本体は食べられちゃったんならちょっと悲しい。 干し物のやうに吊るされ鯉幟 /勝美 諸事情によりだらりと吊るされている保育園のこいのぼり。 風がふけば泳ぎますので大丈夫。 園児には大人気です。 鯉のぼりが終わってしばらくすると、この下に小さなプールが登場します。 祗園会を待つ友禅の仕立上げ /勝美 赤塚中央通りの街路樹は、この時期だけ賑やかなのです。 赤と白のハナミズキが今年は花が多く、通りがとても美しく見えました。 友禅の柄に見立てたのはさすが! クレマチス何に縋れば良いのだらう /勝美 面白い句ですね。 大きく咲いたものの、はて?と戸惑っているようにも見えてきます。 案外、何にもすがらなくて大丈夫かも知れませんよ。 返信
あわさん おはようさん。5月もはや2日目。時の歯車は刻々と着実に回転しています。否応無しに83歳!おじいさんというのは年を重ねればなるものだと確認しました。コメントありがと。5句目の句がお気に入りです。 返信
>地震の地へ送る浄財花は葉に
今回は、時間を止めてしまう放射性物質が無いので、
天候さえよければ、復興は順調に活きそうですね。
>竹皮を脱ぐ逞しきをのこたれ
脱いだら、ガリガリだったというオチはいただけないですね。
>干し物のやうに吊るされ鯉幟
緋鯉も真鯉も自粛ムードでしょうか?
>祗園会を待つ友禅の仕立上げ
着物文化を絶やさないためには、人種とかではなく、その文化に対して熱を上げている人々に受け継いでいくのが、得策だと思います。
>クレマチス何に縋れば良いのだらう
少なくともトランプ氏だけではないようです。
おはようございます。今日で83歳になりました。(信じられない)俳句が生き甲斐みたいな恰好の昨今。近々そちらは行かせていただきますね。
おはようございます。先日は失礼しました。
今日は爽やかです。まさに夏近しです。
お誕生日おめでとうございます。
まだまだお若い、俳句を見れば分かります。
花は葉に、また美しく咲かせましょう。
今回のお気に入り二句です。
祗園会を待つ友禅の仕立上げ /勝美
クレマチス何に縋れば良いのだらう /勝美
由人さん おはようございます。お蔭で5月の校正で6月号に載せるべく原稿仕上げました。7月の吟行時に持参しますね。
我が家の花水木はさっぱり駄目です。いまは街路樹にもなって綺麗
ですね。クレマチスは背後に不安感を覚えるのですが。
1日遅れのHAPPYbirthday♪
俳句のご縁を感じます。上野はお天気に恵まれ
何よりでした。おまけの珈琲タイムも楽しかったですね〜
来月も楽しみにしてます。
クレマチス〜頂きます。
ひつじさん おはようございます。上野は楽しかったです。5月もどうぞよろしく。足もとぐらつくなか何に縋ればいいのでしょうか。
ひねもす俳句:花は葉に うらわの俳人様 モバラ座の俳人渓春です。すっかり葉桜になっていよいよ夏になりますね。以下いただきです。
✤地震の地へ送る浄財花は葉に /勝美
私の郷里熊本が大変なことになっています。浄財は被災者にとってありがたいものですが、援護物資と同じで集まってから被災者の許に果たして円滑に届くのか、という事になるといろいろ問題があるようですね。一日もはやく日常の生活に戻ることを祈るばかりです。
✤竹皮を脱ぐ逞しきをのこたれ /勝美
一肌脱ぐ、の男気を連想しました。竹の皮は子供の頃おにぎりを包んで遠足に持って行った記憶がありますが、今、良く使われるのは中華ちまきですかね。一枚だけでなく何枚も脱げるのが良いです(笑)
✤干し物のやうに吊るされ鯉幟 /勝美
黄砂が降る日は鯉幟さんも辛いでしょうね、そんな日は干し物は屋内でも良いですが、屋外に吊るされる鯉幟となると対処のしようがありません。もろに吸い込むわけですから、マスクがほしいと訴えているかもしれません。
✤クレマチス何に縋れば良いのだらう /勝美
鮮やかなピンクの花弁、魅力的な花です。鉄線とか風車という名前がありますね。花言葉は「精神の美」というのだそうですから、気丈夫とまではいかないようです。確かにこの世では縋るものは何だろうと、思ってしまいます。一日一日が無事に過ごせるように神仏に祈るしかありません。今回も含蓄のある俳句をたくさん有難うございました。明日の総会よろしくお願いします。
こんにちは、
ひねもす俳句「花は葉に」のご紹介有難うございました。
お誕生日おめでとうございます。山で鍛えた勝美さん、寿命を気にせずひねもすを続けて継続は力なりをお示し下さい。
この程届いた俳壇年鑑でも勝美さんのお名と一句を拝見し、さすがと感心致しました。下記3句に、
◆竹皮を脱ぐ逞しきをのこたれ /勝美
思わずくすっと笑ってしまいました。若さを想う俳諧味充分な句ですね。
◆祗園会を待つ友禅の仕立上げ /勝美
我が家の近くには白の花水木並木がありますが、青空を背景に友禅流しを思わせる華やかさが伝わります。
◆クレマチス何に縋れば良いのだらう /勝美
縋り立ちしながら鋭い花弁で存在をアピールする鉄線花、取合せでない花だけの句は難しいですね。花の気持が人間に通じる佳句ですね。
溪春さん 首都圏同人会お疲れさまでした。毎年同じ場所で同じような句会で代わり映えしませんがその時その瞬間だけの句が出来ると思ってがんばってるのです。ひねもす俳句もその時々を切り取っているつもりです。
要介さん こんにちは。何時もコメントありがとうございます。編集長は大変な仕事です。一人相撲にならないようがんばります。
クレマチスではありませんが「何に縋ればいいのでしょう」(トホホ)
勝美さんは、いつも私たちの周りの有りふれた素材から、突拍子もない発想で作句されますので、毎回、大いに勉強させられて居ます。今後共、宜しくお願い致します。
地震の地へ送る浄財花は葉に /勝美
地震という災害は、全く突然にやってきて、大変ですよね。
目下の処、日にちだけはドンドンと過ぎて行き、満開であった花も、既に葉桜になってしまいましたが、募金で集まったお金は、一体、どの様に有効に使われているのでしょうかね?
私も勝美さんと同様に、大変気になっています。
竹皮を脱ぐ逞しきをのこたれ /勝美
この竹は孟宗竹ですね。孟宗竹は伸び出すと、瞬く間に大きな皮を一杯落としながら、グングンと伸びて行きますが、人の子も、この竹の様に逞しく育って行って欲しいものですね。この竹の皮を見て、人の子に対する思いを託す勝美さんの心情に感銘を受けました。
干し物のやうに吊るされ鯉幟 /勝美
だらりとぶら下がっている鯉幟の姿はなんとなく惨めですね。何か、元気のない今の日本の様な感じがしますね。 鯉幟はやはり、風に吹かれて、ハタハタと元気に泳いでいる姿にこそ、鯉幟らしい力強さが感じられますが、その意味では、こんな垂れ下がった、元気のない鯉幟なんかは見たくありません。勝美さんに全く同感です。
祗園会を待つ友禅の仕立上げ /勝美
この樹木の花の色から、7月の祇園祭までに染め上げ、仕立て上げられる友禅の着物を連想されて、作句されたものと思いますが、この樹木の花の色からここまで連想される勝美さんの感性の鋭さには脱帽ですね。
クレマチス何に縋れば良いのだらう /勝美
クレマチスという花は、カザグルマやテッセンなどから改良された園芸品種が多い多年生の蔓草で、他のものに巻き付く性質があるのですが、その性質をを捉えて「何に縋れば良いのだろう」という、如何にも今の世相を比喩した勝美さんらしい表現の仕方に、感心致しました。
喜信さん おはようございます。さっそくコメント下さって感謝です。今日は横浜句会に出席させて頂きます。宜しくお願いします。
地震の地へ送る浄財花は葉に /勝美
被災地に向ける思いは同じでも、どんな形にするかは色々ですね。
私は寄付を選びました。(申し訳程度ですが)
14日が前震だと気づいていた人は居なかったのかが悔やまれます。
竹皮を脱ぐ逞しきをのこたれ /勝美
竹の子は美味しいですが、竹になってしまうと食べられませんね。
うちの9歳はまだ竹の子かな。そのうちスラリとした竹になるのかな。
この竹の皮、本体は食べられちゃったんならちょっと悲しい。
干し物のやうに吊るされ鯉幟 /勝美
諸事情によりだらりと吊るされている保育園のこいのぼり。
風がふけば泳ぎますので大丈夫。
園児には大人気です。
鯉のぼりが終わってしばらくすると、この下に小さなプールが登場します。
祗園会を待つ友禅の仕立上げ /勝美
赤塚中央通りの街路樹は、この時期だけ賑やかなのです。
赤と白のハナミズキが今年は花が多く、通りがとても美しく見えました。
友禅の柄に見立てたのはさすが!
クレマチス何に縋れば良いのだらう /勝美
面白い句ですね。
大きく咲いたものの、はて?と戸惑っているようにも見えてきます。
案外、何にもすがらなくて大丈夫かも知れませんよ。
あわさん おはようさん。5月もはや2日目。時の歯車は刻々と着実に回転しています。否応無しに83歳!おじいさんというのは年を重ねればなるものだと確認しました。コメントありがと。5句目の句がお気に入りです。