ひねもす俳句:春を待つ

塩の結晶
天狼や少年瞳かがやかす /勝美

葉牡丹

葉牡丹にうづまく恋の色もやう /勝美

バスを待つ

バス停に並びて思ふ炬燵酒 /勝美

冬の夜道

寒燈や求むる道の果知らず /勝美

師走の街

大寒の街目覚めんと蠢動す /勝美

「ひねもす俳句:春を待つ」への11件のフィードバック

  1. >天狼や少年瞳かがやかす
    空気の綺麗な田舎に行った時、夜空に見える星が多くて
    ビックリすることがあります。星の多さだけではなくて、
    それを忘れてしまっていた自分にもです。
    >葉牡丹にうづまく恋の色もやう
    葉牡丹の花言葉に「愛を包む」というのと「利益」と
    いうものがあります。この2つを併せ持つ葉牡丹、なかなか曲者です。
    >バス停に並びて思ふ炬燵酒
    久しくこたつにあたっていません。
    しかし、こたつで眠る気持ちよさは今でもおぼえています。
    その気持ちよさと引き換えに風邪をひいてしまいますが。
    >寒燈や求むる道の果知らず
    夏と冬。昼間の明るさには違いを感じますが、
    夜の暗さに違いはあるのでしょうか?
    自分としては、冬の方が暗くて見通しが悪いような感じがします。
    >大寒の街目覚めんと蠢動す
    冬至も過ぎて、後は日が長くなる一方!と喜びたいところですが、
    寒さはこれからが本番なんですよね。

  2. のうそうさん 今年もいろいろとありがとうございました。
    来年もよろしくおつきあい下さいませませ。
    天狼は冬の季語シリウスのことです。狼少年でしょうか(笑)
    葉牡丹の渦は混沌へつながるのでしょうか。
    炬燵酒なんて嗜んだことはありません。
    寒燈は沈鬱という連想へはたらきます。
    大寒の街は寒さに呻吟しているのかも。

  3. 天狼や少年瞳かがやかす /勝美
     写真は塩の結晶の顕微鏡写真ですが、食塩じゃなかった為か
     綺麗な立方体にならず残念。
     天体望遠鏡でシリウス見てみたいなぁ。
    葉牡丹にうづまく恋の色もやう /勝美
     葉牡丹から恋が出るとは!おもしろい。
    バス停に並びて思ふ炬燵酒 /勝美
     写真があってもなくてもイケる句ですね。
     冬らしくていいね。
     コタツもいいけど、今年の冬は電気毛布を買いました。
     椅子で仕事するには最適、かな?
    寒燈や求むる道の果知らず /勝美
     寒いとひたすら「さむ〜さむ〜」で何も考えられないけど、 
     この人は違うらしい。バス停の句の卑近さと対極ですかね。
    大寒の街目覚めんと蠢動す /勝美
     寒いけど、今頃の時期の明け方もいいよね。
     玄関ドアを開けて冷たい空気が一気に入ってくるのが気持ちいい。
     句はスケール感があってカッコいいじゃないかい?

  4. awaさん こんにちは。平成25年もあと僅かとなりました。
    いろいろありがとさんさん。カッコいい句を作りたいと頑張りました。出来は今ひとつだったかもね。
    来年も変らずお付き合いくだしゃれまし。

  5. 勝美さんへ
    こんばんは
    今年もあとわずかとなってしまいました。
    よい一年だったことと思います。
    来年はさらに発展的なよい年にして下さい。
    そしてますますお元気で俳句を楽しんで下さい。
    一月の吟行は失礼します。
    今月のお気に入りの二句です。
    寒燈や求むる道の果知らず  /勝美
    大寒の街目覚めんと蠢動す  /勝美

  6. 由人さんへ 今年もお世話さまでした。お互いに趣味の俳句に忙しい日々を過ごしていますが、来年も健康第一でがんばりましょう。
    1月の吟行は残念ですが、2月はご参加を期待しています。
    ではどうぞ良いお年を。

  7. 勝美さん
    今月はついうっかりと風邪を引いてしまいましたが、早いもので今年もあとわずかお世話になりました。一月の吟行は其の為にキャンセルした旅行が復活しお休みさせて下さい。次回を楽しみにしております。
    勝美さんらしい句として又私の目標として頂きます。
    寒燈や求むる道の果知らず /勝美

  8. 勝美さん
    今年も明日を残すのみとなりました。
    1月の吟行は残念ですが次回楽しみにしてます。
    俳句三昧で良い年でしたね。
    来年も宜しくお願い致します。
    寒燈や求むる道の果知らず  頂きます。

  9. あつこさん ひつじさん おはようございます。今年は吟行へもご参加下さって感謝です。1月の吟行はあつこさんもひつじさんも残念です。2月には是非いらして下さいね。
    求める道は果てが見えませんがこつこつ歩くだけでしょうかね。
    では、良いお年を。

  10. 勝美さんへ
    小晦日も午後になりました。
    今年は色々病院にもお世話になりましたが、兎も角元気で年を送る事が出来、ご同慶の至りです。今年残した句の反故は
    1,800余、兎も角句を楽しんだのは確かです。
    今年も時々のひねもす俳句を楽しませて頂き有難うございました。今年最後の「春を待つ」5句も拝読いたしました。
    葉牡丹にうづまく恋の色もやう  /勝美
     人間色恋を忘れてはお終い、来年もこの若さを発揮してくだ去るのを楽しみにしています。
    寒燈や求むる道の果知らず  /勝美
     年暮れぬ笠きて草鞋はきながら(芭蕉)を思い出しました。求道者の道は常に厳しいですね。
    大寒の街目覚めんと蠢動す  /勝美
     凍てついた街に蠢動を感じた勝美さん、生真面目さが出ていてこれも魅力の一つですね。 
    どうぞ良いお年をお迎えください。

  11. 要介さん こんにちは。押し詰まって忙しいうちに年が明けるのですね。今年もお世話になりました。来年もどうぞよしなにお願いします。

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