ひねもす俳句:夏終わる

納涼盆踊り
待宵の会場煌と灯しけり  /勝美

ひまわり

終戦日祈る頭上に日は燦と /勝美

ゴーヤの花

赤心を密かに育てゐる茘枝 /勝美

花火

華やかに倫敦五輪夏終る /勝美

意外にかわいいヘクソカズラ

へくそかづら己が世界に閉ぢ籠り /勝美

「ひねもす俳句:夏終わる」への12件のフィードバック

  1. >待宵の会場煌と灯しけり
    7月の終わりからお盆までの週末は、
    大概、近所のどこかで盆踊りが開催されています。
    これはもう、町内ごとに行われる夏フェスと言ってもいいでしょうw
    >終戦日祈る頭上に日は燦と
    夏の終わりが感じられるこの時期、
    戦争を終わらせるにはちょうどいい季節だったのかも知れません。
    >赤心を密かに育てゐる茘枝
    この前、図書館に行くと「日よけで育てたゴーヤです」と
    テーブルに赤くなった実が並べてあり、1人1本で持って帰ってもいいとありました。
    が、赤くなっているせいか、評判はイマイチのようで、沢山余っていました。
    >華やかに倫敦五輪夏終る
    このコメントを書いているときは、まだ閉会式は行われていません。
    ちょうど、夏本番と共に始まり、終わって行くという絶妙なタイミングの五輪でした。
    >へくそかづら己が世界に閉ぢ籠り
    ヘクソカズラの臭いをものともしないアブラムシがいるそうです。
    それどころか、その臭いを身にまとい、天敵のてんとう虫から
    身を守るというのだからたしたものです。

  2. のうそうさん おはようございます。そしてお暑うございます。
    埼玉県立の歴史と民俗博物館はこどもの広場や体験学習室などあり
    楽しめました。一度ゆっくり廻るとよいかもですよ。

  3. 「へくそかずら」 初めて知りました 画像、その他で検索するとどこかで、見たことはありそうだと思いました。
     どこにでもあるようですが今は家の周りにはありません。臭いがあるようです。「へくそかずら」に続き「己が世界に閉じこもり」 言い得て妙です。身は不浄でも閉じこもっていれば害がなくて済みましょう。そうありたいものです。いつも新しい知識をいただいています。毎回、楽しみにしています。今回の『夏終わる』には一日遅れで訪門できました。少し賢くなったようです。  

  4. 独尊さん お暑うございます。へくそかづらの句は私のお気に入りの
    一句です。ほんとは自分の殻に閉じこもりたくありませんが。
    今後ともよろしくです。

  5. こんばんは。オリンピックも楽しめましたね。
    へくそかずら~
    ふと私は貝になりたいを思い出しました。
    8月のせいかしら?
    また楽しみに参ります。何時もありがとうございます。

  6. ひつじさん こんにちは。何時までも暑いことですねー。
    ひねもす俳句をご覧いただき感謝です。相変わらずですけれど、どうかよしなに。

  7. 勝美さんへ
    「ひねもす俳句:夏終わる」のご案内有難うございました。
    例によって遅いレスとなりましたが、又勝手な書込みをさせて頂きます。
    ●待宵の会場煌と灯しけり  /勝美
     八月十四日の盆踊り会場、日が暮れる前から子供達の姿も、この空の様子なら小望月も楽しめそうですね。
    ●終戦日祈る頭上に日は燦と /勝美
     見上げる向日葵は太陽と云うより何か襲って来そうな雰囲気ですね。あの日も夏空が広がっていたような気がします。祈るが効いています。
    ●赤心を密かに育てゐる茘枝 /勝美
     茘枝から赤心は言い得て妙ですが茘枝の真心とは何でしょう。でも赤心を晒す最後まで緑を尽す茘枝は確かに密かに育てゐると言えますね。〇です。
    ●華やかに倫敦五輪夏終る /勝美
     正に五輪閉会式を思わせる華やかな夜景の写真ですね。ストレートな表現に好感が持てました。
     
    ●へくそかづら己が世界に閉ぢ籠り /勝美
     何時か佃島の佃小橋で見ました。灸花は可愛い花ですが名前を知ると誰でも一寸手を引っ込めます。己が世界に閉ぢ籠りは面白い表現、密かに咲く花の気持と理解します。〇です。
     

  8. 要介さん おはようございます。ご無沙汰です。ご健吟のことと推察しています。何時も変らずひねもす俳句へ励みになるコメントを感謝しています。今後ともどうぞよしなに。

  9. こんにちは
    残暑が厳しい毎日ですが、勝美さんは夏負けなどなく
    頑張っておられるようですね。なによりです。
    私は、旧盆で山梨の郷里に墓参りに出かけてのんびり
    してきました。
    今月の二句です。
    赤心を密かに育てゐる茘枝  /勝美
    へくそかづら己が世界に閉ぢ籠り  /勝美

  10. 由人さんへ 暑さをものともせずとは言いきれませんが、どうやらこうやら相変わらずです。
    今回は近くの植物へ目を注ぎました。

  11. 終戦日祈る頭上に日は燦と /勝美
    終戦日は、戦争体験が無くても心穏やかではありません。
    時代の変遷に悲喜交々ですが、ひまわりの明るさに
    救われます。
    へくそかづら己が世界に閉ぢ籠り /勝美
    名前は聞いていますが、実際には知りません。
    いろいろご存知の勝美さんです。
    句も然ることながら、一つ利口になりました。
    先日、戸隠古道や上高地を歩いてきました。途中山男に会いましたが、前日は槍ヶ岳、今日は車で来ているので下山して
    再び次の山に挑戦ということでしたが、楽しそうでした。

  12. 綾さんへ おはようございます。ひねもす俳句へようこそ。
    これからもどうぞご贔屓にねがいます。

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