ひねもす俳句:わかば風

高尾山の天狗
高きゆゑ特に日焼の目立つ鼻 /勝美

ハイキング

遅れじと行く麦笛を鳴らしつつ /勝美

ハルジオン

いざ行かん旅の別れの春紫苑 /勝美

樹の下で寛ぐ

緑蔭に青シート敷く避難民 /勝美

風車小屋

麦秋や風集まれば羽根廻る /勝美

「ひねもす俳句:わかば風」への12件のフィードバック

  1. >高きゆゑ特に日焼の目立つ鼻
    天狗も焼けると皮がむけてくるのでしょうか?
    こどものころ、日焼けにアロエをのせてくれたおばあちゃんを思い出しました。
    >遅れじと行く麦笛を鳴らしつつ
    いや〜よく歩いたものだと思います。
    自分がこれくらいのころとは比べ物になりません。
    >いざ行かん旅の別れの春紫苑
    旅人が旅先で万感の思いを抱くのは、そこを去ることが解っているから。
    そういう時は、そこに留まり生きる人たちの気持ちはあまり感じていないと思います。
    しかし、そういう時間は本当に必要なのでしょう。
    それだからこそ、人は旅をするのかも知れません。
    >緑蔭に青シート敷く避難民
    正に、暑い日差しからの避難所のようです。
    ただ、深刻な気持ちではないのが救いでしょう。
    >麦秋や風集まれば羽根廻る
    回る姿勢でない風車を見ると、なんだか物悲しくなってしまいます。
    風車でないのに、風車のような格好をさせらているようで。

  2. のうそうさん こんにちは。これからの季節は暑さとの戦いですよね。
    哲学的コメントありがとうございます。
    高尾山はミシュランの三ツ星からか何時も大層な人出のようですね。
    今度は埼玉のハイキングをお楽しみ下さいな。

  3. ご案内ありがとうございます。
    避難民の青シートは痛みます。親子遠足や家族連れの
    おにぎりをイメージします。
    吟行でお会いしましょう。

  4. こんばんは、『わかば風』ご案内ありがとうございます。
    高きゆゑ特に日焼の目立つ鼻 /勝美
     高い鼻は羨ましいのですが、高すぎても・・・。
    遅れじと行く麦笛を鳴らしつつ /勝美
     遅れまいと一生懸命の様子、脇の木の根も見事ですが
     目もくれず、おいしいジュースでもご馳走したくなりまし  た。
    緑蔭に青シート敷く避難民 /勝美
     よく見かける光景ですが、本当に避難民の方々も同じように
     していました。ここでは寛いでいる感じがいいです。
    麦秋や風集まれば羽根廻る /勝美
     やっぱり自然のエネルギーのほうがいいと思います。
     原発はいろいろ問題ありすぎです。
    勝手な感想ですがいつも楽しませていただいています。 

  5. ひつじさん、みちこさん、おはようございます。
    ひねもす俳句をご覧頂きありがとうございます。
    これからの吟行は緑蔭とか水辺とかを考えているのですが、
    何処か適当な候補地があればご一報下さいな。

  6. こんばんは
    わかば風、さっそく拝見しました。
    いつも軽快なフットワークで、俳句までのびのびと
    楽しい句ばかりです。
    今月は次の二句が気に入りました。
    遅れじと行く麦笛を鳴らしつつ /勝美
    麦秋や風集まれば羽根廻る  /勝美

  7. 由人さん こんにちは。何時もひねもす俳句をご覧頂き感謝です。
    これからもよしなにお願いいたします。

  8. こんばんは
    遅くなりましたが、「わかば風」拝見致しました。
    いつもご案内頂き有難うございます。
    初夏の明るい光線に満ちたお写真と添えられた句を
    楽しませて頂きました。以下3作品に勝手な落書きを、
    いざ行かん旅の別れの春紫苑 /勝美
     色々な旅立ち、項垂れた蕾が開くと上を向く春紫苑は
     元気があって別れに良いですね。将来の女流俳人も一
     句考えておられるようです。
    緑蔭に青シート敷く避難民 /勝美
     お写真はずいぶん寛いでいますが、近頃緑蔭の宴会は
     珍しいですが、本当に避難民への慰労宴でしょうか。
     気持良さそうですね。
    麦秋や風集まれば羽根廻る /勝美
     何の風車でしょう、モダンな形から拝見すると発電の
     デモ風車のようですが、勝美さんにしては素直な?お
     句ですね。その内に何か飛び出して来るのでしょうか。
    失礼致しました。

  9. ひねもす俳句:わかば風へのご案内、有難うございます。
    「女句会」ではお声が聞けず、相変わらずお忙しいことと
    拝察しておりました。
    今回は勝手な好みで次の三作品を頂戴します。
    高きゆゑ特に日焼の目立つ鼻 /勝美
     成る程、天狗さんのお面が赤いのも日焼けに依るものかと
     妙に納得。その中でもあの鼻は日焼けするでしょうね。
     日焼け止めでも塗ってあげたいような・・
     天狗の像から日焼けの発想、恐れ入ります。
    遅れじと行く麦笛を鳴らしつつ /勝美
     何やら鞍馬の山中を思わす木の根、ひたむきに歩くお子さん
     、SFの世界に誘われるような幻想的な景に思えます。
     麦笛よりもっと不思議な笛の音が聞こえてくるような・・・
    麦秋や風集まれば羽根廻る /勝美
     これからは太陽光や風力への依存が今まで以上に高まるので
     しょうね。そうですね、「風集れば羽根回る」、この自然の
     恩恵を大切に、人のありようも考えなければなりませんね。
    勝手な鑑賞をさせて頂きました。失礼の段お許し願います。

  10. 要介さん 陽さん おはようございます。
    ひねもす俳句「わかば風」へようこそお出で下さいました。
    そしていつも作者に今一度考えさせるコメントを寄せて頂きありがとう
    ございます。これからもどうぞご贔屓に。

  11. ご案内ありがとうございます。
    高きゆゑ特に日焼の目立つ鼻 /勝美
    夏は鼻の天辺から焼けていたものですね。
    遅れじと行く麦笛を鳴らしつつ /勝美
    何時も可愛い写真と句に感心しております。
    いざ行かん旅の別れの春紫苑 /勝美
    ハルジオンの茎の中はスッポンポンで空っぽ
    ですね。摘めばハラハラ散ってしまう。別れ
    がピッタリかも。
    緑蔭に青シート敷く避難民 /勝美
    なんか楽しい事が始まりそうに私には見えます。
    麦秋や風集まれば羽根廻る /勝美
    羽田から風力発電そして火力発電らしきものが見
    えましたね。風景に溶け込んでいました。

  12. 海苔子さんへ おはようございます。ひねもす俳句へお出で下さってありがとうございます。羽田空港吟行はお世話さまでした。
    楽しい俳句が45句も勢揃いしましたね。
    これからもどうぞよろしく。

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