ひねもす俳句:更けゆく秋 2008年10月17日2018年9月19日 pure2 ひねもす俳句 杜鵑草保護といふ名の塚破壊 /勝美 扉死守枯蟷螂となるまでよ /勝美 天を衝く意気のデモ隊鶏頭花 /勝美 先生も自前の法被秋まつり /勝美 掌中の珠さてこそと栗のつや /勝美
杜鵑草保護といふ名の塚破壊 /勝美 「保護」では本当の「救い」にはならないということでしょうか。 本当の自由が求められることっていっぱいありそうです。「杜鵑草」のあの珍しい形と色を見るに、自然の不思議や妙を感じざるを得ませんね。 扉死守枯蟷螂となるまでよ /勝美 命というものを悟った静かな愛が感じられます。 天を衝く意気のデモ隊鶏頭花 /勝美 この「とんがり鶏頭」の写真、アップして観ました。「わあああ、凄い!!」なるほど、デモ隊が並んでました! 先生も自前の法被秋まつり /勝美 紫色の法被が「先生」ですか?地域の方に交わって一生懸命!!好感が持てました。 掌中の珠さてこそと栗のつや /勝美 掌の中に入ってきたものは、やはり「可愛い!!」幼子であれば幼子の庇護したいものがあるのですね。握っているうちに、さらに艶が出てくることでしょう。この「艶」に作者の・写真の幼子の気持が詰っています。 返信
イの一番にお越し下さってありがとうございます。 そして何時も変らぬ多恵さんらしいコメントもあわせて ありがとうございます。 「火」句会では、素敵な句を披露して下さって、共感を 新たにいたしました。 これからもよろしく。 返信
勝美さん「ふけゆく秋」早速覗かせてもらいました。 相変わらず達者な詠みっぷりに恐れ入りました。 扉死守枯蟷螂となるまでよ /勝美 「なるまでよ」と捨て鉢なもの言いは面白いですね。 こういう詠嘆の方法もあるんですね。勉強になります。 先生も自前の法被秋まつり /勝美 先生は勿論学校の先生ですよね。いまどき自前の法被 なんて珍しいんですが、先生だから自前がいいんですね。 みんなで作り上げた秋まつりで楽しそうです。 返信
杜鵑草保護といふ名の塚破壊 /勝美 我が家では今朝、庭へ水遣りに出たかみさんが、朝食のとき に6花咲いたと言ってました。花の蕾を沢山持っているので これから毎日咲き続けるでしょう。 縄文遺跡にある塚と思いますが、何時の世にも世の中や人の 心を踏みにじる行為が平然として行われています。摘みの意 識が稀薄と言って済ませる問題では無いのですが、法治国家 の誤った運用と解釈が罷り通る教育と社会があります。 扉死守枯蟷螂となるまでよ /勝美 昔から籠城をする相手を攻める手段は種々考案されました。 掲出句は兵糧攻めを思わせます。もののふとして刀剣や弓矢 を交えずに飢えによる最期を待つ姿は哀れ極まります。 天を衝く意気のデモ隊鶏頭花 /勝美 世界の最大の関心事は食糧難、現在デモが暴動に発展する国 が現実となって来ました。デモに至る世界的食料不足の要因 を今ここで述べるつもりはありませんが、写真の鶏頭花から 詠まれた句ですからこれはこれ。 僕のイメージの中では、 ●デモ隊の息や背高泡立草 先生も自前の法被秋まつり /勝美 滅多にあるとは思えませんが、祭半纏を貸し出す町内もある んでしょうね。祭半纏(法被)は大方は自前です。それはそ れとして先生(学校の先生なら上出来ですが、選挙区では地 方議員から国会議員まで)方が地元サービス?という手も有 り得ます。 掌中の珠さてこそと栗のつや /勝美 「掌中」→「掌」。「と」は無くても良いと思います。 手品を楽しんでいるようです。「どっちに入ってる」「何が 入ってる」と子どもの声まで聞こえてきます。 ●掌を開くさてこそ栗のつや 毎回失礼を顧みず、独断解釈で申し訳ございません。 返信
>杜鵑草保護といふ名の塚破壊 むむむ、ナゾ。そのように準えられる事件があったのでしょうか? >扉死守枯蟷螂となるまでよ 国会の議場へ続く扉でしょうか? 命を賭して守る扉の向こうには、古狸らが座っています。 >天を衝く意気のデモ隊鶏頭花 かつては地域に責任をもつ市民をプロ市民と言ったそうですが、このごろは活動で利権を得る人を“プロ市民”というそうです。 なんだかややこしい世の中で鶏頭も大変ですね。 >先生も自前の法被秋まつり この先生は代議士さんということでしょうか? 冬前に肥やし増量票の田 >掌中の珠さてこそと栗のつや 確かに、地面に落ちているものより、娘の手の中にあるクリの方がテカテカしてみえます。こういうのを親の欲目と言うのですねw。 返信
おはようございます のうそうさん 一句めは高松塚をイメージしたものです。 二句目のかまきりは一生懸命に開かないようにしているようで、 扉の向うには魑魅魍魎でもいるのか。 三句目の鶏頭は大抵火に喩えられますよね。 四句目の先生は代議士ピンポンです。 五句目の栗は子供には宝ですよね。 返信
・ 杜鵑草保護といふ名の塚破壊 /勝美 高松塚古墳の極彩色壁画の保護、人間が入り込んだ為にカビが発生した とか、しかし、過去の時代に盗掘の跡が…この文化財、後世に如何にして 伝えるか?難しい問題ですね。杜鵑草も首を傾げているような… ・ 扉死守枯蟷螂となるまでよ /勝美 初一念それとも行き掛かり上か?理由は兎も角、蟷螂は既に扉の色に同 化、やがてその影さえ残さず、死守した蟷螂の居たことも忘れられ… 入社から定年まで一つの会社で…いや、これは死守でなく、しがみ付きで した。 ・ 天を衝く意気のデモ隊鶏頭花 /勝美 激しいデモで思い出すのは、丁度40年前の10月21日、新宿駅での 「反戦デモ」、会社帰りに巻き込まれて催涙ガスの中を逃げたこと。近年 街で見かけるデモ行進はお義理で歩いているような…あの頃と鶏頭花の色 は変わらないが。 ・ 先生も自前の法被秋まつり /勝美 氏神様の秋祭り、神輿を担ぐのは町内会の人達でしょうか。先生と呼ば れる職業人の多いこと、学校の先生、医師、弁護士、会計士、etc。 代議士先生の法被は自前ではないでしょうね。各地で秋祭り酣、代議士 先生は大忙しでしょうね。 ・ 掌中の珠さてこそと栗のつや /勝美 見るからに柔らかな幼子の掌に硬質のつやのある栗、巧みなコラボレー ションに何時もながら感服します。さてこそ勝美さん俳句の真骨頂。 どのお句にも「人間味」の滲む佳句揃い、共感を覚えつつ読ませて頂きま した。有難うございました。 返信
杜鵑草保護といふ名の塚破壊 /勝美
「保護」では本当の「救い」にはならないということでしょうか。
本当の自由が求められることっていっぱいありそうです。「杜鵑草」のあの珍しい形と色を見るに、自然の不思議や妙を感じざるを得ませんね。
扉死守枯蟷螂となるまでよ /勝美
命というものを悟った静かな愛が感じられます。
天を衝く意気のデモ隊鶏頭花 /勝美
この「とんがり鶏頭」の写真、アップして観ました。「わあああ、凄い!!」なるほど、デモ隊が並んでました!
先生も自前の法被秋まつり /勝美
紫色の法被が「先生」ですか?地域の方に交わって一生懸命!!好感が持てました。
掌中の珠さてこそと栗のつや /勝美
掌の中に入ってきたものは、やはり「可愛い!!」幼子であれば幼子の庇護したいものがあるのですね。握っているうちに、さらに艶が出てくることでしょう。この「艶」に作者の・写真の幼子の気持が詰っています。
イの一番にお越し下さってありがとうございます。
そして何時も変らぬ多恵さんらしいコメントもあわせて
ありがとうございます。
「火」句会では、素敵な句を披露して下さって、共感を
新たにいたしました。
これからもよろしく。
勝美さん「ふけゆく秋」早速覗かせてもらいました。
相変わらず達者な詠みっぷりに恐れ入りました。
扉死守枯蟷螂となるまでよ /勝美
「なるまでよ」と捨て鉢なもの言いは面白いですね。
こういう詠嘆の方法もあるんですね。勉強になります。
先生も自前の法被秋まつり /勝美
先生は勿論学校の先生ですよね。いまどき自前の法被
なんて珍しいんですが、先生だから自前がいいんですね。
みんなで作り上げた秋まつりで楽しそうです。
由人さん ありがとうございました。
他愛ない句ばかりで恐縮です。
もっともっと掘り下げた句作りに励みたいとおもいます。
新宿御苑、楽しみです。
杜鵑草保護といふ名の塚破壊 /勝美
我が家では今朝、庭へ水遣りに出たかみさんが、朝食のとき
に6花咲いたと言ってました。花の蕾を沢山持っているので
これから毎日咲き続けるでしょう。
縄文遺跡にある塚と思いますが、何時の世にも世の中や人の
心を踏みにじる行為が平然として行われています。摘みの意
識が稀薄と言って済ませる問題では無いのですが、法治国家
の誤った運用と解釈が罷り通る教育と社会があります。
扉死守枯蟷螂となるまでよ /勝美
昔から籠城をする相手を攻める手段は種々考案されました。
掲出句は兵糧攻めを思わせます。もののふとして刀剣や弓矢
を交えずに飢えによる最期を待つ姿は哀れ極まります。
天を衝く意気のデモ隊鶏頭花 /勝美
世界の最大の関心事は食糧難、現在デモが暴動に発展する国
が現実となって来ました。デモに至る世界的食料不足の要因
を今ここで述べるつもりはありませんが、写真の鶏頭花から
詠まれた句ですからこれはこれ。
僕のイメージの中では、
●デモ隊の息や背高泡立草
先生も自前の法被秋まつり /勝美
滅多にあるとは思えませんが、祭半纏を貸し出す町内もある
んでしょうね。祭半纏(法被)は大方は自前です。それはそ
れとして先生(学校の先生なら上出来ですが、選挙区では地 方議員から国会議員まで)方が地元サービス?という手も有
り得ます。
掌中の珠さてこそと栗のつや /勝美
「掌中」→「掌」。「と」は無くても良いと思います。
手品を楽しんでいるようです。「どっちに入ってる」「何が
入ってる」と子どもの声まで聞こえてきます。
●掌を開くさてこそ栗のつや
毎回失礼を顧みず、独断解釈で申し訳ございません。
わざわざおいで下さって、適切なコメントまで
ありがとうございます。
栗の句はすごくよくなったと思います。
頂きます。
>杜鵑草保護といふ名の塚破壊
むむむ、ナゾ。そのように準えられる事件があったのでしょうか?
>扉死守枯蟷螂となるまでよ
国会の議場へ続く扉でしょうか?
命を賭して守る扉の向こうには、古狸らが座っています。
>天を衝く意気のデモ隊鶏頭花
かつては地域に責任をもつ市民をプロ市民と言ったそうですが、このごろは活動で利権を得る人を“プロ市民”というそうです。
なんだかややこしい世の中で鶏頭も大変ですね。
>先生も自前の法被秋まつり
この先生は代議士さんということでしょうか?
冬前に肥やし増量票の田
>掌中の珠さてこそと栗のつや
確かに、地面に落ちているものより、娘の手の中にあるクリの方がテカテカしてみえます。こういうのを親の欲目と言うのですねw。
おはようございます のうそうさん
一句めは高松塚をイメージしたものです。
二句目のかまきりは一生懸命に開かないようにしているようで、
扉の向うには魑魅魍魎でもいるのか。
三句目の鶏頭は大抵火に喩えられますよね。
四句目の先生は代議士ピンポンです。
五句目の栗は子供には宝ですよね。
・ 杜鵑草保護といふ名の塚破壊 /勝美
高松塚古墳の極彩色壁画の保護、人間が入り込んだ為にカビが発生した
とか、しかし、過去の時代に盗掘の跡が…この文化財、後世に如何にして
伝えるか?難しい問題ですね。杜鵑草も首を傾げているような…
・ 扉死守枯蟷螂となるまでよ /勝美
初一念それとも行き掛かり上か?理由は兎も角、蟷螂は既に扉の色に同
化、やがてその影さえ残さず、死守した蟷螂の居たことも忘れられ…
入社から定年まで一つの会社で…いや、これは死守でなく、しがみ付きで
した。
・ 天を衝く意気のデモ隊鶏頭花 /勝美
激しいデモで思い出すのは、丁度40年前の10月21日、新宿駅での
「反戦デモ」、会社帰りに巻き込まれて催涙ガスの中を逃げたこと。近年
街で見かけるデモ行進はお義理で歩いているような…あの頃と鶏頭花の色
は変わらないが。
・ 先生も自前の法被秋まつり /勝美
氏神様の秋祭り、神輿を担ぐのは町内会の人達でしょうか。先生と呼ば
れる職業人の多いこと、学校の先生、医師、弁護士、会計士、etc。
代議士先生の法被は自前ではないでしょうね。各地で秋祭り酣、代議士
先生は大忙しでしょうね。
・ 掌中の珠さてこそと栗のつや /勝美
見るからに柔らかな幼子の掌に硬質のつやのある栗、巧みなコラボレー
ションに何時もながら感服します。さてこそ勝美さん俳句の真骨頂。
どのお句にも「人間味」の滲む佳句揃い、共感を覚えつつ読ませて頂きま
した。有難うございました。
陽さん 今日は。
今日は午前中から袋回しの句会で、いま帰って来ました。
いつもご覧頂き感謝感謝です。
仲なか思うような句が生まれませんが、宜しくおつき合い下さい。
来月の新宿御苑楽しみです。
おはようございます。遅くなりました。
先生も法被〜私の観賞は違います。
僻地に関ることが多く掻い出される女先生、校長先生 ドクター皆 自前で参加と採りました。
掌中〜頂きます。かわいいのが好き!
元気なひつじさんの声が聞けてうれしいです。
来月の新宿御苑が楽しみです。
二次会の場所は決まったのでしょうかねー。