ひねもす俳句:日短のあれこれ

落書きと見へて作品秋の風
落書きと見えて作品秋の風 /勝美
爽やかや異国情緒の散歩道 /勝美
爽やかや異国情緒の散歩道
ハロウイン飾り怪しくあどけなく
ハロウイン飾り怪しくあどけなく /勝美
日短の天蛾(スズメガ)花を愛づるかに /勝美
日短の天蛾(スズメガ)花を愛づるかに
紫陽花の枯れて孤高の美を保つ
紫陽花の枯れて孤高の美を保つ /勝美

「ひねもす俳句:日短のあれこれ」への2件のフィードバック

  1. コメントが伸び伸びになってしまった。今日は各地に桜が開花したというニュース。異常気象で春夏秋冬の四季から夏と冬の二季に収斂するのだろうか。1句目は熊谷守一美術館の外壁。遊び心が嬉しいね。2句目は文明開花時代の街並みを彷彿させる。何か希望を感じさせる通り。向こうのほうに希望が見られるのかも。3句目はかぼちゃのハロウイン飾り。すっかり俳句の季語に収まったらしい。渋谷の交差点など乱痴気騒ぎで盛り上がる所。今年は区長が来ないでくれと声掛けしている。4句目は天蛾スズメガが花の間に蹲っている。好む人は多くないだろう。そういうことはお構いなしに蛾は生存のてだてを尽くしているのだろうね。最後の句は枯れ切った紫陽花。よくまあ萼がしっかり残っているものだなあと感心する。孤高の美だなんて高尚な言葉を口走ってしまった。

  2. え、桜開花したの?しらなかった。動植物で季節を感じるのが日本の四季なのに、狂っていくのかなぁ。

    例によって写真について。
    熊谷守一はヤマケイの表紙でよくみていた画家。
    美術館は前を何回か通ったものの、中に入ったのは先日が初めて。
    館主だった娘の榧さんも亡くなったそうです。いまは豊島区の管理。

    華やかな町並みはたったの数メートルのこと。
    しかもここ、私有地だから写真禁止。勝手に撮ってきちゃったけど。
    なので、あまり詳しいことは言えません。

    かぼちゃの飾りは高輪の高級住宅地のものなので、渋谷の乱痴気とは別格。

    アベリアの花に寄っているのはホウジャク(蜂雀)。蜂のような雀のような、蛾。
    長いストローを上手に使っています。

    枯れ紫陽花、美しいよね。枯れてもなお美しいって理想かも。

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