ひねもす俳句:おお忙しや 2019年6月15日2019年6月16日 pure2 ひねもす俳句 彩りは刻みパセリや召し上がれ /勝美 午後からの雨を気にして朝顔市 /勝美 水換へに執事持去る金魚玉 /勝美 一本は天へ向けけり大矢数 /勝美 裏街の壁煤けをり巴里祭 /勝美
彩りは刻みパセリや召し上がれ /勝美 パセリが季語とのこと。これ、俳句?? 「夏料理美味しそうだね頂きます」と返そうか。 午後からの雨を気にして朝顔市 /勝美 ここは鬼子母神でも雑司が谷。朝顔市のあるのは入谷。 雑司が谷でも朝顔市あるのかな?と調べちゃったじゃないですか! 雨を気にしているのは、露天商ですかね?売りきっちゃおうと声も大きくなりますね。 水換へに執事持去る金魚玉 /勝美 青淵文庫、初めて入りました。大正時代の建築物ですね。 渋沢栄一の80歳のお祝いで建てられたとか。 いかにも執事が出てきそうな空間ですね。 椅子に腰掛けて当時を思い浮かべようとしてみたけれど、何も浮かばず!でした。 一本は天へ向けけり大矢数 /勝美 これは...大矢数を使いたくて詠んだ句かな? なぜ天に向けて射ったかなぁ? 雨になったら中止になる?? ともあれ、雲の中に入らんばかりに伸びたクレーンが印象的な風景でした。 裏街の壁煤けをり巴里祭 /勝美 出たね、巴里祭。ひねもす俳句に巴里祭の出現率高し。 巴里祭は1933年の映画だから、壁も煤けますね。 パリの路地裏の小さなホテルに泊まりましたよ。100年くらいの建物はいっぱいありますね。 行ってみればいいのに。 返信
1句目のフライものの皿は食欲をそそります。パセリの刻んだのが散らしてありますのでつい刻みパセリを季語として扱いました。2句目の朝顔市は本当は入谷のそれで、写真は雑司が谷のそれです。朝顔市が詠みたかったので強引ですがね。3句目は青淵文庫の応接間のようですが、いかにも執事が出てくるようです。画面には無い金魚玉を詠んでみました。4句目のクレーンらしいのが一本突っ立っているのを大矢数の一本に見立てました。5句目の煤ぼけた建物の壁はパリの裏町と巴里祭へと思いが至りました。どれもいい加減な俳句ですがご鑑賞ください。 返信
あわさん コメントありがとさんです。写真を拡大しないとわからないような刻みパセリを季語のパセリに位置づけるのは強引かもね。上川隆也の執事ものの探偵ドラマを彷彿する室内で金魚玉などあろうはずは無いのですがねえ。天を衝くクレーンから江戸時代の通し矢の行事に繋ぐのはちょっと古すぎましたかねえ。巴里祭はひねもすに出現頻度が高いかも、安直の証明です。 返信
>彩りは刻みパセリや召し上がれ 確かにパセリ以外は、オフホワイトと茶色で彩りがいまいちですね。 ヨーロッパの街は、石ばっかりで、たま〜に街路樹があるとこのパセリみたいな感じです。 >午後からの雨を気にして朝顔市 鬼子母神の鬼に点がないのは、お釈迦様に帰依したからだそうです。 鬼子母神は、ヒンドゥー教の破壊神「カーリー」なんだとか。 逆にヒンドゥー教では、お釈迦様はヴィシュヌの化身なんだそうで、 ふたつの宗教が適当に折り合いをつけてるのって、なんかいい感じだと思います。 >水換へに執事持去る金魚玉 その姿を想像すると、ちょっと滑稽ですね。 >一本は天へ向けけり大矢数 これで建てられたビル郡も天に向けた矢みたいです。 >裏街の壁煤けをり巴里祭 やっぱり石造りの街並みというのは、日本とは随分雰囲気が違いますね。 たぶんですが、音の反射の仕方や臭いが違ってくるからなんじゃないかなと思います。 返信
彩りは刻みパセリや召し上がれ /勝美 ★パセリには新緑より濃い緑の色感があるようです。 この時期、無意識に葉緑素を求めているのか食欲をそそられますネ。 午後からの雨を気にして朝顔市 /勝美 ★朝の内に花開いた朝顔・・・気にしているのは朝顔かも? 水換へに執事持去る金魚玉 /勝美 ★「執事」・・・私は語呂が似ているので「羊」を連想して、穏やかな挙措ながら着実な振る舞いを思い浮かべました。 一本は天へ向けけり大矢数 /勝美 ★「矢数」の連想に驚きながら得心しました。 裏街の壁煤けをり巴里祭 /勝美 ★日本ではなかなか見られない古びた硬質の建造物・・・煤けた外面の内側にはさまざまな伝統が刻みつけられているんでしょう。まさに古色蒼然です。 足元にも及びませんが、お写真のご着眼に興趣を覚えて、写実のままの一句・・・ パリ祭の裏街しかと煤けをり 返信
手塚さん 早々にコメントありがとうございます。早く梅雨が明けないものかと思っています。今月は梅雨の晴れ間に吟行会を二つこなしました。楽しい句会でした。横浜でもまた秋か初冬にでも吟行しませんかねえ。貴君のパリ祭の句いただきました。 返信
まるで呼吸でもするように17音が湧いてくる勝美さん。
暫くご無沙汰しておりました。
またこれからときどき、寄らせていただきます。
寿さん おはようございます。ようこそお越しくださって感謝です。これからもどうぞよろしくです。
彩りは刻みパセリや召し上がれ /勝美
パセリが季語とのこと。これ、俳句??
「夏料理美味しそうだね頂きます」と返そうか。
午後からの雨を気にして朝顔市 /勝美
ここは鬼子母神でも雑司が谷。朝顔市のあるのは入谷。
雑司が谷でも朝顔市あるのかな?と調べちゃったじゃないですか!
雨を気にしているのは、露天商ですかね?売りきっちゃおうと声も大きくなりますね。
水換へに執事持去る金魚玉 /勝美
青淵文庫、初めて入りました。大正時代の建築物ですね。
渋沢栄一の80歳のお祝いで建てられたとか。
いかにも執事が出てきそうな空間ですね。
椅子に腰掛けて当時を思い浮かべようとしてみたけれど、何も浮かばず!でした。
一本は天へ向けけり大矢数 /勝美
これは...大矢数を使いたくて詠んだ句かな?
なぜ天に向けて射ったかなぁ? 雨になったら中止になる??
ともあれ、雲の中に入らんばかりに伸びたクレーンが印象的な風景でした。
裏街の壁煤けをり巴里祭 /勝美
出たね、巴里祭。ひねもす俳句に巴里祭の出現率高し。
巴里祭は1933年の映画だから、壁も煤けますね。
パリの路地裏の小さなホテルに泊まりましたよ。100年くらいの建物はいっぱいありますね。
行ってみればいいのに。
1句目のフライものの皿は食欲をそそります。パセリの刻んだのが散らしてありますのでつい刻みパセリを季語として扱いました。2句目の朝顔市は本当は入谷のそれで、写真は雑司が谷のそれです。朝顔市が詠みたかったので強引ですがね。3句目は青淵文庫の応接間のようですが、いかにも執事が出てくるようです。画面には無い金魚玉を詠んでみました。4句目のクレーンらしいのが一本突っ立っているのを大矢数の一本に見立てました。5句目の煤ぼけた建物の壁はパリの裏町と巴里祭へと思いが至りました。どれもいい加減な俳句ですがご鑑賞ください。
あわさん コメントありがとさんです。写真を拡大しないとわからないような刻みパセリを季語のパセリに位置づけるのは強引かもね。上川隆也の執事ものの探偵ドラマを彷彿する室内で金魚玉などあろうはずは無いのですがねえ。天を衝くクレーンから江戸時代の通し矢の行事に繋ぐのはちょっと古すぎましたかねえ。巴里祭はひねもすに出現頻度が高いかも、安直の証明です。
>彩りは刻みパセリや召し上がれ
確かにパセリ以外は、オフホワイトと茶色で彩りがいまいちですね。
ヨーロッパの街は、石ばっかりで、たま〜に街路樹があるとこのパセリみたいな感じです。
>午後からの雨を気にして朝顔市
鬼子母神の鬼に点がないのは、お釈迦様に帰依したからだそうです。
鬼子母神は、ヒンドゥー教の破壊神「カーリー」なんだとか。
逆にヒンドゥー教では、お釈迦様はヴィシュヌの化身なんだそうで、
ふたつの宗教が適当に折り合いをつけてるのって、なんかいい感じだと思います。
>水換へに執事持去る金魚玉
その姿を想像すると、ちょっと滑稽ですね。
>一本は天へ向けけり大矢数
これで建てられたビル郡も天に向けた矢みたいです。
>裏街の壁煤けをり巴里祭
やっぱり石造りの街並みというのは、日本とは随分雰囲気が違いますね。
たぶんですが、音の反射の仕方や臭いが違ってくるからなんじゃないかなと思います。
のうそうさん コメントありがとうございます。ひねもすからのいろいろなイメージで世界が広がりますねえ。ご鑑賞くださって感謝です。
彩りは刻みパセリや召し上がれ /勝美
★パセリには新緑より濃い緑の色感があるようです。
この時期、無意識に葉緑素を求めているのか食欲をそそられますネ。
午後からの雨を気にして朝顔市 /勝美
★朝の内に花開いた朝顔・・・気にしているのは朝顔かも?
水換へに執事持去る金魚玉 /勝美
★「執事」・・・私は語呂が似ているので「羊」を連想して、穏やかな挙措ながら着実な振る舞いを思い浮かべました。
一本は天へ向けけり大矢数 /勝美
★「矢数」の連想に驚きながら得心しました。
裏街の壁煤けをり巴里祭 /勝美
★日本ではなかなか見られない古びた硬質の建造物・・・煤けた外面の内側にはさまざまな伝統が刻みつけられているんでしょう。まさに古色蒼然です。
足元にも及びませんが、お写真のご着眼に興趣を覚えて、写実のままの一句・・・
パリ祭の裏街しかと煤けをり
手塚さん 早々にコメントありがとうございます。早く梅雨が明けないものかと思っています。今月は梅雨の晴れ間に吟行会を二つこなしました。楽しい句会でした。横浜でもまた秋か初冬にでも吟行しませんかねえ。貴君のパリ祭の句いただきました。