ひねもす俳句:亀鳴く

晩白柚
啓蟄や眠りの覚めぬものひそむ  /勝美

猫二態

夜までは恋の戦闘待機猫 /勝美

ねこくじ

亀鳴くやねこくじといふ運試し /勝美

筑土八幡のイチョウ

桜咲くことのなかりき公孫樹 /勝美

梅と狛犬

狛犬の声なき声や枝垂れ梅   /勝美

18 thoughts on “ひねもす俳句:亀鳴く

  1. >啓蟄や眠りの覚めぬものひそむ
    貰い物のはっさくとかにいっぱい種が入っていると、野生の力を感じます。
    >夜までは恋の戦闘待機猫
    日向でじっとしてますね。日が暮れると
    まだまだ戦闘するには寒い日が続きますね。
    >亀鳴くやねこくじといふ運試し
    無料だったのがすごく良かったです。
    >桜咲くことのなかりき公孫樹
    秋の見せ場は、まだまだ先ですね。
    >狛犬の声なき声や枝垂れ梅
    狛犬がじっと春を待っている感じがしますね。

  2. のうそうさん こんにちは。コメントありがとうございます。今回皆さんに案内を配信したところ戻ってしまいました。どうしたんでしょうかね。

  3. こんにちは
    亀鳴くを拝見しました。
    少し早めの春の気配を感じるこの頃ですね。
    そうは言ってもまだ寒の戻りは何度か来るでしょう。
    そして、花粉症も悪さをしてくる季節です。
    お互いに健康第一で参りましょう。
    今月の二句です。
    啓蟄や眠りの覚めぬものひそむ  /勝美
    夜までは恋の戦闘待機猫    /勝美

  4. 由人さん おはようございます。コメントありがとうございます。もう啓蟄、恋猫の季語の季節です。今回の吟行は寒さの中での吟行となりますが体調万全で臨みたいですね。どうぞよろしく。

  5. こんにちは
    関東はカラカラ、インフルエンザも大分流行っているようですが、吾が家の梅はほぼ満開、いよいよ春ですね。
    ひねもす俳句「亀鳴く」を有難うございます。
    例によって勝手な感想を、
    ◆啓蟄や眠りの覚めぬものひそむ  /勝美
     この所土中に潜む虫も悩むような気温変化の激しさです。2月8日を前に土を輪切りにしたらきっと沢山の命が眠っているのでしょうね。種を虫に喩えた所が面白い。
    ◆夜までは恋の戦闘待機猫 /勝美
     写真を良く拝見すると塀の下で見張りをする三毛一匹が、恋敵が現れる夜まで彼女を見守るのでしょうか。
    ◆亀鳴くやねこくじといふ運試し /勝美
     今年の春は猫人気が凄いですね。猫の為のねこくじ、誰が引くのか面白いですね。過日、本屋でなんと「ねこ語レッスン帖」なる本を発見しました。これは人間用でした。

  6. 要介さん おはようございます。コメントありがとうございます。昨日は句会でした。毎日俳句に関われることが救いとなっているこの頃です。これからもどうぞよろしく。

  7. 亀鳴く
    うらわの俳人様 モバラ座の俳人渓春です。2月3日、今日は節分です。恵方巻を買ってきました。以下いただきです。
    ✥啓蟄や眠りの覚めぬものひそむ  /勝美
    眠りの覚めぬとはかわいそうですね。最近近所で見られるのはトラクターで掘り起こしたあとの畑に、シラサギ、カラスなどが群れを作って畑をつついている光景です。虫たちも眠りを妨げられたあげく食べられてしまって、大迷惑です。
    ✥夜までは恋の戦闘待機猫 /勝美
    恋の戦闘とは面白い、我が家にも猫がいますが、恋の季節が始まっているのはいろいろな近所の猫が訪問してくるのをみても分かります。写真の2匹の猫も微妙な距離ですね。
    ✥亀鳴くやねこくじといふ運試し /勝美
    鳴かない亀が鳴くような気がする、という事なのでしょうが、面白い季語ですね。猫くじがあるという事をはじめて知りました。猫があるなら犬くじというものもあるのでしょうか?ないでしょうね(笑)
    ✥桜咲くことのなかりき公孫樹 /勝美
    この字は孫の代に実がなる樹という意味からついた名前だそうですが、写真は堂々たる大木ですね。銀杏の花は純白の素敵な花です。桜の花のような華やかさはありませんが、樹そのものに存在感があります。
    ✥狛犬の声なき声や枝垂れ梅   /勝美
    狛犬の声なき声は・・・「春だなぁ!」
    私は今日天気が良いので袖ケ浦の公園に行ってきましたが、彼岸桜が咲いており、既に満開の梅もたくさんありました。そこでなんと狸が目の前を歩いていました。証城寺が近くにあるので山から下りて梅見にでもに出かけたのでしょうか(笑)富士山も良く見えました。
    春らしい句を有難うございました。

  8.  勝美さん!相変わらずお元気のご様子。何よりです。
     小生なりの思ったままの感想を率直に申し上げますので、悪しからず、ご了承ください。
    啓蟄や眠りの覚めぬものひそむ  /勝美
    写真の柑橘類はグレープフルーツかしら?半分に断ち切った処に、種がイッパイ入っていますね。この種のイッパイ詰まった状態を、まだ土の中に居る地虫たちと連想を広げて「眠りの覚めぬもの」として捉えて、これを季語の啓蟄に結びつけ、上手く一句に仕立て上げましたね。発想力の勝利ですね。
    夜までは恋の戦闘待機猫 /勝美
     写真はまだ夕方の街の風景ですね。よく見ますと、ブロック塀の下にも一匹、猫が居りますね。夜になると、恋の猫に変身して、大いに戦い出すのするのでしょうが、今はまだ、待機中という事ですね。恋猫の一瞬を切り取った、イキイキとした一句になりましたね。
    亀鳴くやねこくじといふ運試し /勝美
     「ねこくじ」なんて云うものが売られているのですね。初めて知りました。この「ねこくじ」での運試しと「亀鳴く」と言う空想的な季語を結びちけて、楽しい一句に仕上りましたね。
    桜咲くことのなかりき公孫樹 /勝美
     公孫樹とはイチョウの樹のことですから、銀杏とか黄葉にはなりますが、桜が咲くことはありませんね。でも、写真の大樹を眺めていますと、何らかの花が咲く樹の様な錯覚に陥ってしまうのが、何とも不思議ですね。面白い俳句ですね。
    狛犬の声なき声や枝垂れ梅   /勝美
     この写真の狛犬は口を開けた方の狛犬ですね。何を哭いているのか?その声は聞こえませんが、その背景にある枝垂れ梅は、丁度今満開ですね。狛犬とこの枝垂れ梅を組み合わせて、見事に一句出来上がりました。
     2月5日の横浜句会には出席させて頂き、楽しい食事会にも参加させて頂きます。宜しくお願い致します。

  9. 渓春さん おはようございます。コメントありがとうございます。ぱっとしない俳句もコメントのおかげで生気を戻したです。これからもよしなに。

  10. 喜信さんへ おはようございます。コメントありがとうございます。風邪はもう大丈夫ですか。明日の横浜句会を楽しみにしています。アフターの中華屋も楽しみです。(歯の治療中で固いものが食べられませんので柔らか系を注文してくださいね)

  11. こんばんわ。2日のほりどめ句会欠席ごめんなさい。社共の研修旅行で成田山と「恋する豚研究所」に行ってきました。成田山はあくる日の豆まきの準備で忙しそうでした。裏庭が俳句モード、「恋する豚」は餌の問題と社員に障害のある人を雇い自立の出来る賃金を出すことで今注目されているみたい。勉強になりました。今回の「亀なく」冴えてますね。5句全部戴きます。
    啓蟄や眠りの覚めぬものひそむ  勝美
    種、確かに眠っている。
    夜までは恋の戦闘待機猫     勝美
    恋猫夜になると本当にうるさい。写真も面白い
    亀鳴くやねこくじといふ運試し  勝美
    猫くじってはじめてみました。
    桜咲くことのなかりき公孫樹   勝美
    あたりまえの面白さ
    狛犬の声なき声や枝垂れ梅    勝美
    他の4句と比べると私にも考えられるかな
    俳句に夢中になれこと幸せですよね。今日もお天気がよかったので散歩に行きました。あしたの横浜、新人、70歳男性
    参加しますので指導、よろしくお願いします。

  12. おはようございます。ほりどめではあなたの翡翠の句が天でした。勝美の「如月の風烈風となることも」は人でした。ななりにけりだったら天だとのこと。どうでもいい話。人数が激減で魅力なしです。

  13.  啓蟄や眠りの覚めぬものひそむ  /勝美
    今朝は8時まで寝てました。
    私の啓蟄はおそらく暦通り、3月だろうなぁ。
     夜までは恋の戦闘待機猫 /勝美
    何年も猫といても、彼らの事わかるようでわからないですね。
    じっとつぐんでいる姿は、何かを待っているような、
    何かに耐えているような。
     亀鳴くやねこくじといふ運試し /勝美
    このくじは、原宿のデザインフェスタギャラリーで開かれていた
    にゃんこ展のもの。ちなみにウチの4年生の分ももらって帰ったら
    「凶」で憤慨されました。ねこくじごときに決められたくはないですね。
     桜咲くことのなかりき公孫樹 /勝美
    いま受験期だから、この神社にお参りした人がこの句みたらドキッとするよ。
    でもそりゃそうだ、イチョウに桜は咲かない。神頼みしてもだめってことか。
     狛犬の声なき声や枝垂れ梅   /勝美
    声なき声か…。狛犬にかぎらず、声なき声、言わずに飲み込む言葉、ありますね。
    まぁ、この狛犬は梅咲いてよろこんでるように見えるけどね。

  14. awaさん おはようさん。コメントありがとさん。昨日は朝早く電話してごめんね。昨日は横浜の句会へ出かけました。
    春雪は寺域を浄め大石忌/勝美 山鳩のつぶらな瞳春の雪/勝美 立春の風したたかに頰を刺す/勝美 鳥雲に少女は産毛光らせて/勝美 席題が豆まきだったので、豆まきや豆を噛めざる老二人/勝美 感想送って頂戴ね。

  15. 鳥雲のがいいなぁと思った。逆光だね。ルーズとアップの対比がいいんだと思う。
    豆まきも面白い。リアリズム。ただ、歯は治してくださいよ。
    春雪もいいね。が、これは季重ねじゃないの?

  16. 忌日が季語の時は別に季語があっても可とする決まりがあるので季重ねにはならない。大石忌は二月四日で泉岳寺とはちと付きすぎかもね。歯の治療、明日予約してある。歯が悪くなると顔が歪んじゃうのかもね。どの句も点が入って2位だったよ。

  17. なるへそ!そういうルールがあるのですね。
    噛み合わせは調整面倒でもやっといたほうがいいよ。お大事に!

  18. ありがとう。ひねもす写真楽しみに待ってます。頭の体操にはもってこいかもね。今月は布施高の同期会で大阪行き。
    来月の京都奈良も楽しみ。実現できるよねえ?

渓春 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です