ひねもす俳句:伊太利亜紀行 その1 2014年8月23日2014年8月23日 pure2 ひねもす俳句 信仰の眼見開く今朝の秋 /勝美 天蓋のやうな日覆して異国 /勝美 夕立の気配の迫る街暗し /勝美 熟成の刻を得たりし長き夜 /勝美 ひと舐めに癒す残暑の身でありし /勝美
うらわの俳人様 モバラ座の俳人渓春です。そうですか、伊太利亜編ですね。以下の句の感想を…。 信仰の眼見開く今朝の秋 /勝美 信仰の開眼は、悟りの境地ですね。ひんやりとした朝の空気は身も心も冴えわたっているという感じが伝わってきます。空海が洞窟の中から空と海をみて悟りを開いたと言われていますが、その時もこの句のような朝の空気だったのではないでしょうか。 夕立の気配の迫る街暗し /勝美 生暖かい湿った風が肌を撫ぜる、あたりは光も失せて薄暗い…そんなとき、五感が告げます、雨だよ…、そんな句ですね。 秋光や堂を響動もすカンタータ /勝美 響動もす、と言う表現は粋な言葉ですね。確かに荘厳なカンカータには相応しい言葉のように思いました。秋の光が天井から淡く差し込む光景が目に浮かびます。 他に良い句がたくさんあります。他の句もじっくり鑑賞させて いただきました。 返信
>信仰の眼見開く今朝の秋 いくつか教会を見ましたが、とにかくどこもデカイ! 天井が高い。派手ではあるけど、下品じゃないという印象でした。 しかし、これほど立派な教会が数えきれないほど建てられる宗教なったことを キリスト本人はどう思っているのか聞いてみたいです。 >天蓋のやうな日覆して異国 とにかく屋根、天井が高い!それがヨーロッパの感想です。 >夕立の気配の迫る街暗し 突然降ってきたかた思うと、嘘のように晴れ上がったりと 冗談のような気候の移り変わりに「ここは外国なんだな」と 感じておりました。 あと、羽田に降りた瞬間に、ものすごい湿気に「日本に返ってきたんだな」とも。 >熟成の刻を得たりし長き夜 下戸なので、こういうところにくると、ワインを楽しむということができないことで 人生の結構な部分を損してるなぁと感じます。 >ひと舐めに癒す残暑の身でありし 今回、まずいジェラートにあたって、ちゃんと違いがあるんだと感心しました。 写真のは、美味しいジェラートです。 返信
信仰の眼見開く今朝の秋 /勝美 ★苦しいときの神頼みの私だからなのか、荘厳な寺院、 仏閣、教会の前に立つと、神妙な気持ちになります。 夕立の気配の迫る街暗し /勝美 ★最近は異常気象のせいか、天象に無気味さを覚えることが 多くなりました。今の時期の夕立は、涼をもたらしてくれ る慈雨なんでしょうが、ザーッと来る前には、ついつい身 構えてしまいます。 熟成の刻を得たりし長き夜 /勝美 ★収穫された葡萄が樽に収められて、これから長き夜を・・ こう詠まれて、季語は、新たな面目を得たのではないかと 思います。 ひと舐めに癒す残暑の身でありし /勝美 ★小田急鵠沼海岸の駅から海側へ向かう途中に、かき氷屋さ んがあります。私は、和風でしたが、ひと舐めに癒されま した。 以上、勝手に楽しませていただきました。 返信
伊太利亜紀行 のご案内有り難うございます。 ■天蓋のやうな日覆して異国 /勝美 確かに異国、スケールが違ったのを思い出しました。 ■夕立の気配の迫る街暗し /勝美 すごい雨になりそうな雲です。今年は雨が多すぎました。 不気味な感じの雲です。 ■ひと舐めに癒す残暑の身でありし /勝美 確かにこの夏の暑さは異常でした。何度かコンビニで、 アイスを買いました。 このところ町会の祭りなどで、せわしくしていました。 あと少しで片付きます。ゆっくりしたくなっています。 返信
信仰の眼見開く今朝の秋 /勝美 もうすっかり秋ですね〜。 ドゥォモの前の広場では、強引なミサンガ売りが複数でやってきて こどもをカモにするから困ります。「信仰の眼」にはほど遠い…。 天蓋のやうな日覆して異国 /勝美 このガレリアもドゥォモと同様にミラノのシンボルなんだそう。 1860〜70年頃に建てられたってことは、結構新しめ? 日本なら明治維新あたりか〜。 夕立の気配の迫る街暗し /勝美 場所はボローニャに移って、サン・ペトローニオ聖堂。 写真はなぜかこんなコントラストに。 見直してみるとまさに「迫り来る」感じがします。 熟成の刻を得たりし長き夜 /勝美 いや〜、ほんとに長い夜でした。待たされること1時間。 熟成ならぬ熟睡しそうな7才を横目に、どうしたものかと。 この苦々しい記憶も、いつかはいい思い出になるのでしょ〜か。 ひと舐めに癒す残暑の身でありし /勝美 ジェラートはいい! イタリアの乾いた暑さには無くてはならないモノですよ。 写真はピスタッキオとチョッコラート。ちょと重めでした。 返信
うらわの俳人様 モバラ座の俳人渓春です。そうですか、伊太利亜編ですね。以下の句の感想を…。
信仰の眼見開く今朝の秋 /勝美
信仰の開眼は、悟りの境地ですね。ひんやりとした朝の空気は身も心も冴えわたっているという感じが伝わってきます。空海が洞窟の中から空と海をみて悟りを開いたと言われていますが、その時もこの句のような朝の空気だったのではないでしょうか。
夕立の気配の迫る街暗し /勝美
生暖かい湿った風が肌を撫ぜる、あたりは光も失せて薄暗い…そんなとき、五感が告げます、雨だよ…、そんな句ですね。
秋光や堂を響動もすカンタータ /勝美
響動もす、と言う表現は粋な言葉ですね。確かに荘厳なカンカータには相応しい言葉のように思いました。秋の光が天井から淡く差し込む光景が目に浮かびます。
他に良い句がたくさんあります。他の句もじっくり鑑賞させて
いただきました。
古澤さん こんにちは。さっそくコメントありがとうございます。
外国の宗教的な建物は日本とは違った趣がありますよね。
町並みも石造りのせいか明るくて素敵です。
>信仰の眼見開く今朝の秋
いくつか教会を見ましたが、とにかくどこもデカイ!
天井が高い。派手ではあるけど、下品じゃないという印象でした。
しかし、これほど立派な教会が数えきれないほど建てられる宗教なったことを
キリスト本人はどう思っているのか聞いてみたいです。
>天蓋のやうな日覆して異国
とにかく屋根、天井が高い!それがヨーロッパの感想です。
>夕立の気配の迫る街暗し
突然降ってきたかた思うと、嘘のように晴れ上がったりと
冗談のような気候の移り変わりに「ここは外国なんだな」と
感じておりました。
あと、羽田に降りた瞬間に、ものすごい湿気に「日本に返ってきたんだな」とも。
>熟成の刻を得たりし長き夜
下戸なので、こういうところにくると、ワインを楽しむということができないことで
人生の結構な部分を損してるなぁと感じます。
>ひと舐めに癒す残暑の身でありし
今回、まずいジェラートにあたって、ちゃんと違いがあるんだと感心しました。
写真のは、美味しいジェラートです。
のうそうさん おはようございます。今回のイタリアの写真はどれも素敵です。下手な俳句をつけて申し訳ないです。
信仰の眼見開く今朝の秋 /勝美
★苦しいときの神頼みの私だからなのか、荘厳な寺院、
仏閣、教会の前に立つと、神妙な気持ちになります。
夕立の気配の迫る街暗し /勝美
★最近は異常気象のせいか、天象に無気味さを覚えることが
多くなりました。今の時期の夕立は、涼をもたらしてくれ
る慈雨なんでしょうが、ザーッと来る前には、ついつい身
構えてしまいます。
熟成の刻を得たりし長き夜 /勝美
★収穫された葡萄が樽に収められて、これから長き夜を・・
こう詠まれて、季語は、新たな面目を得たのではないかと
思います。
ひと舐めに癒す残暑の身でありし /勝美
★小田急鵠沼海岸の駅から海側へ向かう途中に、かき氷屋さ
んがあります。私は、和風でしたが、ひと舐めに癒されま
した。
以上、勝手に楽しませていただきました。
俊孝さん おはようございます。横浜句会ではお世話さまです。何時もコメントありがとうございます。来月も横浜へお邪魔しますのでどうぞよしなに。
伊太利亜紀行 のご案内有り難うございます。
■天蓋のやうな日覆して異国 /勝美
確かに異国、スケールが違ったのを思い出しました。
■夕立の気配の迫る街暗し /勝美
すごい雨になりそうな雲です。今年は雨が多すぎました。
不気味な感じの雲です。
■ひと舐めに癒す残暑の身でありし /勝美
確かにこの夏の暑さは異常でした。何度かコンビニで、
アイスを買いました。
このところ町会の祭りなどで、せわしくしていました。
あと少しで片付きます。ゆっくりしたくなっています。
急に涼しくなり寂しくもありの今日この頃です。
イタリア懐かしむ景があります。
初めてのイタリアは
建物観てるだけでも楽しかったです。
熟成の刻を得たりし長き夜 /勝美
しっとりして頂きます。
みちこさん ひつじさん おはようございます。久々にコメントうれしく拝見しました。何時もお付き合いありがとうございます。
信仰の眼見開く今朝の秋 /勝美
もうすっかり秋ですね〜。
ドゥォモの前の広場では、強引なミサンガ売りが複数でやってきて
こどもをカモにするから困ります。「信仰の眼」にはほど遠い…。
天蓋のやうな日覆して異国 /勝美
このガレリアもドゥォモと同様にミラノのシンボルなんだそう。
1860〜70年頃に建てられたってことは、結構新しめ?
日本なら明治維新あたりか〜。
夕立の気配の迫る街暗し /勝美
場所はボローニャに移って、サン・ペトローニオ聖堂。
写真はなぜかこんなコントラストに。
見直してみるとまさに「迫り来る」感じがします。
熟成の刻を得たりし長き夜 /勝美
いや〜、ほんとに長い夜でした。待たされること1時間。
熟成ならぬ熟睡しそうな7才を横目に、どうしたものかと。
この苦々しい記憶も、いつかはいい思い出になるのでしょ〜か。
ひと舐めに癒す残暑の身でありし /勝美
ジェラートはいい!
イタリアの乾いた暑さには無くてはならないモノですよ。
写真はピスタッキオとチョッコラート。ちょと重めでした。
awaさん 実際に見るのと写真の映像ではスケール感が違うでしょうね。中世の景物に手を触れての感触は写真では得られませんしね。
でも行きたい訳ではありません。