ひねもす俳句:夏身近

バラ祭り
味はへばバラの香りの氷菓子 /勝美

鴨の親子

 親は子に子は親に添ひ金玉糖 /勝美

鳥居と噴水

神域の静謐たれと水噴けり /勝美

浦和フランドル

フランドルの影と光や夏の雲 /勝美

ムラサキカタバミ

花柄の似合ふ娘の初浴衣 /勝美

15 thoughts on “ひねもす俳句:夏身近

  1. >味はへばバラの香りの氷菓子
    牛や馬も、花を食べるときは、その風味の違いを感じるのでしょうか。
    >親は子に子は親に添ひ金玉糖
    集って池を泳ぐ様はまさに金玉糖ですねw
    >神域の静謐たれと水噴けり
    神社の鈴といい、しめ縄といい、神様は演出好きなのかも知れないです。
    >フランドルの影と光や夏の雲
    ベルギーのフランドルという街に俳句協会があるようです。
    >花柄の似合ふ娘の初浴衣
    浴衣を着るのは年に一度か二度。その分、なかなか大きく
    その仕様が変化することはなかったようですね。
    今も昔も浴衣は浴衣のようです。

  2. のうそうさん おはようございます。相馬の仕事は如何でしたでしょうか。与野公園の薔薇祭でシャンソニエの薔薇のアイスを食しました。恒例のように薔薇祭では薔薇のアイスを食べてしまいます。

  3. うらわの俳人様
    今回も情緒豊かな俳句有難うございました。以下感想です。
    味はへばバラの香りの氷菓子 /勝美
    写真のバラ、毎年楽しみにしている我が家のバラとそっくりです。名前はニュードーンですが、真っ盛りはまさに今、5月の中旬から下旬です。優雅なピンク色、バラの香りの氷菓子も優雅ですねぇ…。
    親は子に子は親に添ひ金玉糖 /勝美
    微笑ましい親子の情がこの句にも感じられますね。金平糖は夏の季語にあったのですね、初めて知りました。カルガモの親子が風に飛ばされて、また必死に集まって歩き出す画像をユーチューブで観ました。10羽程のコガモが金平糖のようにコロコロと転がって…可愛いやら可笑しいやら…。
    フランドルの影と光や夏の雲 /勝美
    画面のほとんどを占める夏の雲が良いですね。爽快感を醸し出します。光と影の画家と言われた印象派の先駆者アルフレッド・シスレーの爽やかな風景画のようです。
    有難うございました。

  4. 渓春さん 早々とおいで下さってありがとうございます。渓春さんのお名前を谿春さんと誤変換していて失礼しました。そそつかしくて申し訳ありません。金玉糖若しくは金玉羹は夏のお菓子ですよね。京都の老舗の葵祭に食する羊羹は季節の楽しみでもあります。ゼリーのようにプルプルした食感。
    フランドルやバルビゾンの絵画はこころが休まります。

  5. 渓春さん おはようございます。京都の老舗の和菓子舗亀広永の「したたり」は祗園祭で食される琥珀羹です。葵祭は間違いでした。済みません。一度食してみるのも一興かと。

  6. 勝美さん
    無農薬で咲かせた薔薇でジャムを作った事を思い出しました。結構いけてましたけど。
    先日小さな庭園に行ったのですが、カルガモの赤ちゃんが生まれたばかりで、親から離れたかと思うと又慌てて寄り添ったり、力いっぱい泳いでいました。
    以下の二句を頂戴致します。
    味はへばバラの香りの氷菓子 
    親は子に子は親に添ひ金玉糖

  7. 綾さんへ 昭和記念公園の吟行から今帰りました。気持ちの良い吟行でした。次回はご参加下さいね。
    コメントありがとうございます。薔薇のジャムは食べてみたいなー。

  8. 勝美さんへ
    こんにちは
    万緑がいまほど似合うときはありません。
    机上で万緑の句をたくさん作って遊んででいます。
    今月もひねもす「夏身近」を拝見させていただき
    ました。
    今月の二句です。
    フランドルの影と光や夏の雲  /勝美
    花柄の似合ふ娘の初浴衣  /勝美

  9. 由人さんへ 先日はお疲れさまでした。次回は残りの部分での吟行が出来れば幸いですね。コメントありがとうございます。
    フランドルなどと言ってはおりますが頭の中での空想の産物です。
    初浴衣は孫の様子を空想してみました。

  10.  味はへばバラの香りの氷菓子 /勝美
    薔薇、毎年同じとは思いつつも咲くと観たくなるねぇ。
    バラアイスも、あると知れば食べたくなる。
    バラアイス、もう少し薔薇の香りが強くてもいいよね。
    ヨハネパウロ2世の香りには遠く及ばず。
     親は子に子は親に添ひ金玉糖 /勝美
    小ガモ達、かわいかった!
    時折ビューンと飛ばしたり楽しそうで、観られてラッキー。
    水面が面白い様子で撮れたので、どう料理するか期待してました。
    金玉糖は季節にもピッタリ!
     神域の静謐たれと水噴けり /勝美
    ふむふむ。この句はちょっと硬派だね。
    今回、他が柔らかタッチだから、これはこれでピシッとしてていいですね。
     フランドルの影と光や夏の雲 /勝美
    ただの見慣れた風景にハッとする時、あるね。
    この日の雲と太陽と木々のディテールはどこか意味ありげな
    フランドル絵画の背景のようでした。
     花柄の似合ふ娘の初浴衣 /勝美
    浴衣かー!写真は紫カタバミなので、もしかしたらこの花柄の模様があるかも、
    と思って検索したら、花はないけどカタバミ柄ならあるね。結構イカしてる。
    ちなみに、ウチの小2は植木鉢に生えて来た雑草のカタバミがお気に入りだそうで。

  11. ヨハネパウロ二世の白薔薇は敬虔で崇高な香りだったね。薔薇祭での随一の匂いではなかったかな。鴨の親子は可愛いかったね。水面の揺れが金玉羹のようで美味しそうに見えました。京都の亀広永の「したたり」が浮かびました。土産に買って帰ったことありましたネ。
    見慣れた弁天池(?)も神域に昇格です。
    フランドルは専ら空想の世界です。
    初孫の初浴衣など夏の夜の夢みたいです。

  12. こんばんは。遅くなりました。結婚式は喜ばれました。
    ありがとうございました。お世話になりました。
    吟行はどちらもОKですが後半が良いですね。
    花柄~頂きます。

  13. ひつじさんへ おはようございます。結婚式よかったですね。
    吟行後半が良いということですが、発送事務が入ることが予想されますので悩ましいです。浴衣の句はあれこれの連想です。
    またよろしくね。

  14. 夏身近のご紹介有難うございました。
    この数日真夏の陽気が続きそうです。ご自愛ください。
    例によって遅れ馳せながら、
    ●親は子に子は親に添ひ金玉糖 /勝美
     金玉羹はお中元などで戴きますが金玉糖は知りませんでした。
     水の透明さからお菓子に飛んだ所が面白いと思いました。
    ●フランドルの影と光や夏の雲 /勝美
     確かフェルメールがフランドル派だったと思いますが、現地で見た真珠の耳飾りの少女の印象は強烈でした。影と光から彼の絵を思い出しました。戴きます。
    ●花柄の似合ふ娘の初浴衣 /勝美
     うす紫の花柄が清楚な初浴衣にぴったりですね。写真との組合せ技が見事で戴きます。

  15. 要介さん こんにちは。奈良一泊にての獺祭役員会に出席しました。開化天皇陵の傍のホテル。修学旅行生で溢れていました。
    何時もコメントありがとうございます。夏が身近に感じられるこの頃です。涼風が感じられるような句が出来ればいいのですが。

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